これはGpsDriveのFAQ(よくある質問の想定問答集)です
このファイルはSven Fichtnerがメンテナンスしています
(訳注:日本語訳はHitoshi Guutara Maruyamaが担当しました)
Q: どうしてこのファイルはこんなに短いの?
A: それはね、まだ作ってる最中だからだよ。
Q: どうして曲がり角ごとに方向を教えてくれる、カーナビの道路案内機能
がないの?
A: 曲がり角ごとに方向を教えるのは、現在のGpsDriveには不可能です。
そういう目的に使える形式の、道路座標を表現するオープンソースの
データがこの世にないからです。GpsDriveは現在ベクターデータではなく、
ビットマップイメージを対象に処理を行っています。
曲がり角ごとに方向を教えることに興味のある方は、オープンな形式で
描かれたフリーのベクターデータを探す必要があります。そのデータは、
通りの名前、街の名前、各道路の緯度/経度の座標をもったものでなければ
なりません。
(provided by Darrick Hartman)
Q: GpsDriveってなんですか?
A: GpsDriveはオープンソフトのナビゲーションシステムです。NMEA互換
GPS受信機で提供された現在位置を、縮尺変更できる地図の上に表示します
Q: GpsDriveをLinuxパソコンにインストールするには?
A: ソースのtarファイルを使うことをお勧めします。どこかのミラーサイトから
(http://gpsdrive.spoiledmeat.net/ヨーロッパならここが最速)ダウンロード
して、`tar xvzf gpsdrive-X.XX.tar.gz`で解凍します、X.XXはバージョン番号。
ディレクトリgpsdrive-X.XXへ行って`./configure`を実行します。
Garminプロトコルが好きじゃない人は(私Svenもですが)、`--disable-garmin`
オプションで簡単に無効にできます。そして`make`を実行します。
CPUパワーにもよりますが、4秒から3分の間にmakeは終わります。
Intel Celeron 1000では大体50秒でバージョン1.28pre1をコンパイルできました。
次に`su`して、rootのパスワードを入力し、最後に`make install`すれば完成
Q: FreeBSDを使ってるんだけど、私もGpsDrive使える?
A: 勿論。詳しい情報はREADME.FreeBSDファイルを見てください
Q: iPAQでGpsDriveを動かそうとしてるんだけど、/dev/ttyS0がないの
A: 貴方が使いたいのは/dev/tts/0ですね。gpsdを使う時、/etc/gpsd.confの
パラメータをいくつか変える必要があります。
-p /dev/tts/0 と、 -s4800 を設定して下さい。
Q: ぐうたらだけど、起きるの面倒だけど、GARMIN GPS IIIでテストしたいけど?
A: GARMINには組み込みシミュレータがあります。"satellite screen"画面から、
シミュレータをスタートして、setupへ行って、シミュレーションメニューから
速度を入力してください。そして、保存してあるウェイポイントまで"goto"して、
GpsDriveがどんなに素敵な働きをするか見ましょう。
地図を最初にダウンロードしておくのを忘れないように。
Q: どうやって地図をダウンロードするの?
A: "Download map"ボタンがあります。それを押すと、新しいウィンドウが開きます
Q: 広い地域をカバーするのに何枚も地図をダウンロードできる?
A: "gpsfetchmap.pl"というスクリプトが提供されています。 Use the "-h" option
"-h"オプション付きで実行して、ヘルプ画面を見てください
Q: 自分の地図(カスタム地図)は使えるの?
A: 勿論、自分の地図(貴方が描いたとか、スキャナで読んだとか)も使えます。
地図はgif、jpeg、pngその他の共通ファイルフォーマットである事が必要です
(gdk-pixbufライブラリが認識できる必要があります)。"map_koord.txt"に
地図の真中の点の緯度経度を指定しなければなりません。地図のサイズは、
1280x1024ピクセルです。重要!地図は、市街地図なら、map_*と言う名前、
地形図ならtop_*と言う名前にしなければなりません。そうしないと、
GpsDriveは地図を表示しません。GpsDriveにはインポートアシスタントがあります。
"import"ボタンを押して、説明に従って操作してください。
Q: どのGPS受信機がGpsDriveで使えるの?
A: シリアルポートかUSBへNMEAデータを出力できる受信機なら何でも使える筈です。
確認できた受信機のリストが、GPS-receiversファイルにあります。
Q: どの受信機が一番いいの?
A: それはエディタやメールクライアントソフトが何がいいかと言う類の
宗教上の質問ですね、(もちろん vi と muttが一番).
Fritz: いや、もちろん emacs と evolutionに決まってるさ
Q: Holux GM-200 USB を GpsDriveで使うにはどうしたらいいんですか?
A: このデバイスには、USB => Serial変換に、Prolific PL-2303チップが使われて
います。USB => Serial の "pl2303.c"ドライバがうまく対応しているようです!
Quick Start:
GPSDrive をコンパイルします (GTK 2が必要です)
新しいkernel (又は module)をコンパイルします。
"USB Prolific 2303 Single Port Serial Driver (EXPERIMENTAL)"を
新しいカーネル又はmoduleにロードします
実行: `mknod /dev/ttyUSB0 c 180 0` (デバイスがまだ存在していなければ)
実行: `chmod 666 /dev/ttyUSB0`
実行: `gpsd -serial /dev/ttyUSB0`
実行: `gpsdrive`
(provided by Todd E. Johnson)
ヒント: kernel のバージョンは 2.4.18以降がいいでしょう ;)
Q: gpsdriveではどうしてこんな変な英語を使ってるの?
A: Fritz は Austria 出身だから、 Arnold Schwarzenegger と同じ類の
"english"を話すから
Q: GpsDrive は GPS 受信機無しでも使える?
A: はい。地図ダウンロードなんかのために速いインターネットに接続した時とか、
便利かもしれませんね。また、保存した移動軌跡をあとで見る時にも使えます
(下記参照)。
Q: GpsDriveはGPS受信機に保存してある「軌跡」を扱えますか?
A: はい。軌跡を .gpsdrive ディレクトリに('garble'とか'gpspoint'とかで)
セーブして - それから、それを、GUIを使ってGpsDriveへロードできます。
Q: GpsDriveは「航空ナビゲーション用に」使うものではないって事は知ってます -
でも (練習中の) 飛行士にとってなんか使いみちあるの?
A: 勿論 - GPSユニットをフライトバッグに入れてください (勿論電源入れてね!)、
後で家に帰って、その軌跡をGpsDriveにダウンロードします。こうすると、
なんと貴方のナビゲーション技術が素晴らしいか - またはどこで空域を逸脱したか
が分かります! 航空学校はこれを生徒のソロフライトのナビゲーションの解析に
使うこともできます。
