5月30日(日)
この週末、従姉の結婚式のため三沢に行って来た。前回三沢に行ったのは、過去の日記によると…97年の3月だな。学部の4年生だった頃で、病気の事をいろいろと聞かれても勉強不足だからわかんねぇ、って書いてあるな(^^; 今回もやっぱりいろいろと聞かれたけど流石に前回よりは答えられたぞ。勉強不足なのは変わってないけどな。ハッタリが上手くなっただけとか言うなそこー!

で、前回は披露宴が4時間もあっていい加減疲れたんだけど、今回もやっぱり4時間あって、しかも出席者400人強!どこのVIPの結婚式ですかこれは。しかも姉の子供や従姉妹達の子供が全員集合して3〜8歳の子供が10数人いてもう大変なことに。前回は8年前だから殆ど子供って居なかったので、今回更に疲れたのはこの所為かも。

三沢→千歳の飛行機って1日1便しかないんだけど、帰りの便が欠航してしまって、羽田経由で乗り継ぎして帰る羽目に。ついでに羽田のお土産まで買って帰っちゃったよ。

5月19日(水)
[BOOK]ライトノベル☆めった斬り!(大森望・三村美依):可。大森望と三村美依の対談形式で話は進むんだけど、この手の対談形式って二人だけがひたすらマニアックな話題で盛り上がって納得して、そこまで深くない読者は置いてけぼりというパターンに陥りがちで、この本は正にそれ。ちゃんと著者が読者のことを考えていてくれたり、マニアじゃない人も含めた対談だったりするとまだ分かり易くなるんだけどね。しかもライトノベルの歴史、つまりライトノベルが現れる以前から話は始まるので、ラノベもラノベ以外も読むって人じゃないとまず楽しめない。オレもソノラマ・コバルトに始まり電撃・MFまで、かれこれ20年以上はラノベを読んでる人間だけど、それでもさっぱり付いて行けなくて全然楽しめない。妙に田中哲弥を絶賛してるので、そこだけ評価して「可」。

[DVD]スウィングガールズ:優。関口萌え。いや、そういう映画じゃなくて。基本的にはギャグ+ちょっと感動って映画だと思うので、いっぱいあるツッコミどころはむしろ笑うところってことで。ちょっとヒマな時とかに気軽に見るには良い映画じゃないかと。見たらジャズ聞きたくなること請け合い。あと、出てくる女の子はみんな揃いも揃って垢抜けない鄙つ女なんだけど、メイキングみたらみんなちゃんと可愛いし(ドラムの女の子とか)。やっぱ化粧ってすげぇなぁ。大学の同級生達が入学時と卒業時で(化粧が上手になって)全然顔が違ってたのを思い出すよ。この映画見るなら本編だけじゃなくて是非メイキングもセットで。

[DVD]がんばっていきまっしょい:可。どうやらドラマ化されるらしく、タイムリーな時期に観たのか?ま、どうせドラマは観ないけど。世間では「ほのぼのする」「心が安らぐ」という評価が大勢を占めているようだけど、オレは「なんか不完全燃焼」という印象だった。別に主人公たちが最後に負けて終わるとか、その後どうなったのか気になるとか、そんなことが不完全燃焼の原因じゃなくて、登場人物の苦悩とか心情とかの描き方があっさりし過ぎてるというのが一番の理由だと思う。恋愛とか、成績とか、怪我とか、色んな事を描き過ぎて、却ってどれも表面を撫でるだけの様な描写に終わってるのが勿体ない。もう少し余計な贅肉を削ぎ落として掘り下げてくれれば良かったのに。

[COMIC]のだめカンタービレ vol.12(二ノ宮知子):優。ぅわ、びっくり。なんか千秋が千秋じゃないみたい。逆ツンデレ。のだめも成長しだしたし、それに引っ張られて千秋も成長すると良いねぇ。

[CD]Bestwishes(Nightwish):優。NightwishのBest Album。4th Album「Century Child」までのBestだけど、「Stargazers」「The Kinslayer」「She Is My Sin」「Crownless」「Sacrament Of Wilderness」「Walking In The Air」など、名曲はちゃんと押さえていて素晴らしい。「Wanderlust」「The Pharaoh Sails To Orion」の2曲が無いのは残念だが、Nightwishは名曲が多いから、それを言い出すときりが無いからな。

[NOVEL]リリアとトレイズ vol.2(時雨沢恵一):可。やはり補い切れなかった様だ。主役2人の印象が非常に薄い、むしろアリソンとヴィルの方が印象に残っている。結局読んだ後、何も心に残らなかった気がする。あなたのハートには何が残りましたか?(木村奈保子)

5月11日(水)
>>芝村ってツンデレとはちょっと違うよな
>芝村は芝村だろ

の一言にすごく感動した。同じようなツンデレもどきでも
 ラフィールはラフィールだろ
 青葉は青葉だろ
ではいまいちピンと来ない。やはり芝村だからこそ、なのか。

[NOVEL]神様家族 vol.6(桑島由一):良。珍しい、次回に続く引き。佐間太郎とかテンコとかメメとか、次回で急展開しそうな雰囲気。ていうか今までも、くだらない寄り道のような話ばっかり書いてるようで、実はしっかり着実に先に進んでるところが意外にすごいなぁ、とか思ったり。今回もテンコ話でメメ出番少なかったけど、次回こそは!

[NOVEL]くじびきアンバランス vol.1&2(横手美智子):可。どっちも発売直後に買ってるんだけど、ようやく読んだ。とりあえず、かいちょーお願いしますっ、てことで。あと連載では小牧のキャラがいまいちつかめてなかったんだけど、これ読んだら意外に萌えるな。山田も。ヘルナンデスもな(藁

[BOOK]問題な日本語(北原保雄 編):良。日本語の乱れについて、その用法はおかしいと指摘する本はいくらでもあるけど、この本の良い所はそのような誤用に至った経緯についても考察しているところで、何事も深い理解を得るには歴史的背景ってものを知る必要があると思う。そして何より、そのような用法を乱れではなく変化として捉えていて、「不自然に感じる人も居るかもしれないが文法的には誤りでない」「○○な点に注意して使う必要がある」「改まった席では使うべきでない」「現時点では誤用だが、今後定着する可能性が無いとは言えない」等々、肯定的な見方をしているところが好感が持てる。

[COMIC]プラネテス vol.1〜4(幸村誠):優。ずっと前から読みたいとは思ってたんだけど、なかなかきっかけが無くて購入に踏み切れなかったもの。マガジンで始まったVINLAND SAGAが面白かったので勢いがついた。アニメ化?いやそれは全然関係無い。アニメ化なんかしてたんだ、って感じ。デブリ屋の話だと思ってたら必ずしもそうでもなくて、いろんな人にスポットを当ててみたり、いろんな場所に行ってみたり。それが最後にはきれいに収束して終わったのでちょっと感動した。ハチマキの成長も、現実に生きる→悟りを啓いて俗世から離れる→悟りを啓いたまま現実に生きる、と非常に納得の行く形だったので大満足。これはお勧め。

[DVD]ハリー・ポッターとアズカバンの囚人:良。なんかそろそろ飽きて来たっぽいので「可」でもいい所だが、今回はハーマイオニーの出番が多かったのでおまけして「良」に。大人になったと評判のハーマイオニーだけど、オレとしては思った程は違和感を感じなかった。むしろマルフォイ一味の方が成長しまくりで誰だかわかんなかった。

5月10日(火)
まだ感想書いてないCDがいっぱいあるんだが、そろそろ飽きて来たしCDの感想はなかなか進まなくて効率が悪いので、ここらで目先を変えて(現実逃避とも言う)本の感想を書くとしよう。

[NOVEL]群青神殿(小川一水):良。小川一水って初期は比較的萌え寄りな軽めの小説を書いてたんだけど、現在はむしろ重げな、萌えよりは職人的な漢・親父が中心な小説を書いていて、この群青神殿はその過渡期くらいかな。萌えは全然無いんだけど、今と比べるとSF色は若干薄め、ソノラマ文庫っていう所為もあるかもしれなけど。いやぁホントこの著明な変化って面白いなぁ。

[NOVEL]侵略会社の新戦艦(笹本祐一):良。このARIEL外伝ってどのくらい続けるつもりなんだろうか。宇宙人側の話は好きだからたくさん続けて欲しいけど、外伝があまりにも長いのもどうかと思うしね。だけどとりあえずハウザーとシモーヌの行く末だけはきっちり書いて欲しい所。

[NOVEL]気象精霊記 vol.8(清水文化):良。どうも最近たくさん出る新キャラに押されてユメミの影が薄いように感じられてならない。ミリィは当然としてもユメミだって主役なんだから、もう少し出番を増やして欲しいなぁ。

[NOVEL]リリアとトレイズ vol.1(時雨沢恵一):良。[NOVEL]アリソン の続編。最初表紙見たとき黒星紅白の絵だとすぐには分からなかった。なんとなく絵に魅かれて手に取ったら、著者名が目に入って気がついた次第。リリアとトレイズは、アリソンとヴィル程にはキャラが立ってない気がするので、そこをどうやって補っていくのか見もの。

[NOVEL]ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス(上遠野浩平):良。ブギーポップってずいぶん昔に出てきた人物が突然また出てきたり、実は裏で暗躍してて名前がちょこちょこ出てきたりで、名前は聞き覚えがあるけどどんな人だったか忘れちゃったってことが多い。もう一回最初から読み直すべきなのかなぁ。面倒臭いなぁ(^^; なんか何度読み返しても面白い、って程には面白くないんだよなぁ。

[NOVEL]新フォーチュン・クエスト vol.10(深沢美潮):良。ようやく寄り道じゃないクエストが一つ進んだって感じ。いっつもいっつもなんか変な事件に巻き込まれてみたり、どうでも良いクエストを引き受けてみたりで、さっぱり話が進んでいなかったので。まぁ、[WIN]Lunatic Dawn とか一般的なTRPGとかやってみると、冒険者稼業ってのはそんなもんなのかも知れないなぁとか思う訳だけども。

[NOVEL]とある魔術の禁書目録 vol.5(鎌池和馬):良。いやなんか、不自然な語尾とか奇妙な口癖とか、安易な(且つ奇形な)萌えに迎合出来ないってのは、やっぱり年を取った証拠なのか。

[NOVEL]新本格魔法少女りすか vol.2(西尾維新):優。りすか出番少Neeeeeeeeeeeeeeeeeeee! あと折口しのぶきずながgoo。連載分のストックは使い切ってしまったので、そろそろ出る[MAG]ファウスト vol.5がちょうどこの続きになる筈だな。楽しみだ。

5月9日(月)
[CD/同人]anima I 東方(Diverse System):良。アコギな東方。元のあの曲が、どうやったらこんなバラードになるのか不思議なくらい。曲は非常に良いのだけど、アコギってのがオレの心にはそれ程は響かないので、これがヴァイオリンとかだったらきっと「優」になったに違いない。

[CD/同人]花帰葬サウンドトラック(Vagrancy):良。[WIN/同人]花帰葬 のサントラ。このゲームのことは全然知らんけど、絵柄から想像するに志方あきこさんの曲とはイメージ違うような気がするんだけどなぁ。曲単独では文句無いんだが。

[CD/同人]phantasmagoria(Whisper Records):良。東方アレンジ。これと↑の[CD/同人]anima I 東方 を続けて聞くと非常にまったりするな。霜月はるかさんが参加してるのにコーラスのみってのはちと勿体無いが。

[CD]Theatrical Madness(Evil Masquerade):良。デンマークのネオクラシカルパワーメタルバンドEVIL MASQUERADEの2nd Album。んー、こういうSAN値が減りそうな雰囲気も嫌いではないけど、オレがヘンリック・ブロックマンに求めてるものは違うんだよなぁ。前作はご祝儀ってことで「優」をあげたけど、今作は「良」ってことに。

5月2日(月)
[CD]ICOサントラ:優。[PS2]ICO のサントラをようやくGet。ゲーム中にはBGMなんか殆ど無いかと思ってたけど、こうやって纏められてみると意外にあるもんだなぁ。それでも16曲ってのはサントラにしては少ない方なのか。作曲の大島ミチルって人は全然知らなかったんだけど、ゲームよりは寧ろ映画・TV・CM等で活躍してる人なんだね。Ethnicなサウンドが持ち味らしい。うむ、正にオレ向き。大島ミチル以外の曲(Pentagon作曲)も透明感のあるambientなサウンドがICOの雰囲気に合っていて素晴らしい。特にCMにも使われた16曲目「ICO -You were there-」は両方の雰囲気を併せ持って、尚且つボーイソプラノ。もう素晴らし過ぎっ!

[CD/輸入版]Salvation By Fire(Burning Point):良。フィンランドのジャーマンメタルバンドBurning Pointの1st Album。ジャーマン+メロスピってのはこの頃から変わってないけど、2ndと比べると、Manowarにも通ずるようなむやみやたらな力強さってのが足りないな。まぁ2ndで良くなっているので全然問題無いが。

[CD/同人]饗旺の烈火(Buddiez.inc):良。Ancient Colors Infinity vol.3の今作は片霧烈火。なんか非常にnoisyなんだけど、もし盤面の傷とかじゃなく(少なくとも目に見えるような傷は無いし)仕様であるならば、bermeiさんもそろそろアジアンテイストに飽きてきたのかなぁ、という感じ。

[CD/同人]ゆめわたりの夜(kukui):良。refioのmyuさんとMaple Leafの霜月はるかさんのユニットによるコンセプトマキシシングル。かにとくまのひろせたくろうさんのイラストからインスピレーションを受けたとのことで、まさにイラスト通りのイメージ。ほのぼの。はふぅ。


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