戦争の悲惨さ、愚かさ

                             The Miseries and  the Stupidity of war
 
 

戦争の記憶語り継ぐ70年 長崎原爆の日 (2015/8/9)  ***

原爆投下は>必要なかったと米軍幹部も指摘 (2015/8/13)  ***

「こんな馬鹿な戦争始めやがって!」日本海軍巡洋艦艦長が叫んだ言葉 (2023/12/13)  

「原爆投下は必要なかった」歴史家らが米紙に投稿 (東京新聞/2020/8/9)  ***

過ちを認められない日本がドイツの謝罪に学ぶこと (Diamond on line 2015/8)  **

村山元首相、戦後70年談話に苦言 (2015/8/14)  ***

長崎被爆者代表 平和への誓い (2018/8/9 朝日新聞)  ***

南西防衛 最前線で不安の声 2015/1/4  

美輪明宏さん 「夏になると10歳で目にした長崎の地獄の光景を思い出す」(婦人公論)    

美輪明宏さんが衆院選を語る 世間が第2次大戦前の空気に似てきた (2014/12/13)    

「特攻を美化してはだめ」元隊員ら戦争を知らない若者に警鐘(AFP)   ******

元特攻隊員の男性「今の日本の状況は開戦前と似ている」と警鐘  ***

零戦9回出撃で9回生きて帰った特攻兵の秘密  ***

9回出撃して9回生還 隠された特攻隊の真実(AERA DOT)  ***

本音言えば半殺しに遭う 特攻隊志願事実上の強制 (神戸新聞 NEXT)  

証言「特攻死した同期たち」零戦・搭乗員笠井智一さん (NHK)  

特攻志願 お前たちは大馬鹿だ 若者よ何も言わずこれを読め!  ******

真珠湾攻撃の「唯一の生き残りが語った「攻撃直前、死への覚悟」(現代新書)  ***New

撃墜されたB29の生存者 元特攻隊員と握手(YOMIURI)  

戦争体験者の俳優が戦後生まれで改憲主義者の宰相を批判  

生き残った兵士たちを監禁 ミッドウェー海戦大惨敗隠すために国がしたこと(AERA)  

インパール(ビルマ〜印)作戦70年遺体の山、絶望の敗走「地獄だった」(産経)  **

サイパン玉砕と沖縄戦の真実  ***** The battle of Saipan

    戦時中はアメリカ兵は日本兵のみならず、民間人(官民一体)も人間として見てはならない「近
 所の狂犬か狂った猿=Lunatic dogs or apes」として見よ!と洗脳し、捕虜として出てきてもす
 ぐに射殺 したというのが現実であった。ドイツ兵=ナチスは白人だが、日本兵はアジア人=
   Yellow is BAD and BASTARD !.という差別意識があったのも確かである。アメリカ兵には上
   層部からアラモ砦」の二の舞になってはならないと鼓舞されていた。アングロサクソンが幅を利
   かせていたのは戦時においても事実である。日本の軍部はアメリカ人のフロンティア(開拓者)
   魂とアラモ砦の教訓を無知で理解していなかったのは最大の失策であると言える。大和魂では、
 とてもではないが、Pioneer Spirit には太刀打ちできなかったと言える。
  Americans learned the lesson of "Remember (the fortress of) Alamo". 
  James Bowie, William Travis, Davy Crockett, brave Tennesseeans and Texans who
  dedicated their lives to the Republic of Texas.    

サイパンで見た戦争の悲劇 書き残す戦争の真実 戦後77年読者体験手記(婦人公論)

「何か変だ」銃剣に無言ずぶ濡れの下半身どす黒い顔 精鋭部隊の怪異譚(週刊文春)

14歳少女が読み上げた「平和の詩」反響広がる 著名人も絶賛(東洋経済)  

沖縄戦「鉄の暴風」死者20万人 (毎日新聞)  **

おじい、おばあが見た沖縄戦「無抵抗の民の皆殺しだった」占領目的 (長周新聞)  **

     武器、弾薬、食料も十分でなく、日本軍に駆りだされた住民は「竹やりと手榴弾」で米軍に
  体当たりしていった。「皇国バイザイ!」と唱えながら。ガダルカナル、硫黄島、サイパン、
  インパールと同様に。  

樺太地上戦 終戦後の7日間(NHK)  **

慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式(2019/6/23 於・平和祈念公園 (YOUTUBE)  **

終戦73年 陛下「深い反省」平成最後の戦没者追悼式(2018/8  MIXTV)  **

映画「ローマの休日」と原爆の意外なつながり映画のモデルが伝えた被爆者(テレ朝ニュース)  

    A British journalist Peter Townsend passed on the cruelty of A-bombs to future
    generations.

終戦73年 陛下「深い反省」平成最後の戦没者追悼式(2018/8  MIXTV)  **

「死にゆく子どもの姿を撮って」半狂乱で親が戦場写真家に頼むワケ「幸せとは何ですか」(MSN〜イスラエル・ハマス戦争)  


日露戦争の風刺画に見る現代につながる教訓 ウクライナ問題考える材料に
(長周新聞/2023/12/20)

   第一次大戦、第二次大戦、そして現在の中東、東欧、アフリカ紛争の対戦相手:
   (1)第一次大戦=ロシア、中国 VS 日本、イギリス、アメリカ
   (2)第二次大戦=ドイツ・日本・イタリア(枢軸国=独裁国)VS イギリス・アメリカ・西欧・
   ロシア・中国(連合国)
   (3)現在の紛争地域(ウクライナ、パレスチナ)=イスラエル、ウクライナ、アメリカ、西欧(NATO=民主主義国家)VS パレスチナ(ハマス、IS、ヒズボラ)、イラン、ロシア、中国、
   北〇〇等独裁国家)の2極間の紛争と要約できる。

  最近、イランの大使館員が日本政府にイスラエル軍によるガザ地区への攻撃をやめ、停戦の働き
   かけをするようにとの要請があったが、日本は一貫性がなく「あっち向いてホイ、こっち向いてホ
   イ」のふらふら状態であると足元を見られたのではあるまいか。

...........................................................................................................................

戦争・・・二度と過ちを犯してはならない。国のためにならず、国民のためにならず、自分
     のためにならず無意味でこれほど愚かなことはない。日本国民310万人、全世界
     で5000万人以上が戦争で無駄死にしたという事実をすべての人が心の中に刻ま
     なければならない。

第二次世界大戦のそもそもの起こりは、ナチスドイツがポーランドに侵攻したことである。
以後、ドイツはチェコ、東欧諸国、フランスを手中におさめ領土を拡大していった。ロシア
に侵攻する際、冬将軍には勝てず、撤退を余儀なくされてから軍の統率力が衰え始める。
連合軍(イギリス、アメリカ、フランス)がノルマンディー上陸作戦に成功し、西側から連合
軍、東側からロシア軍の挟み打ちに遭い、ついに降伏する。

ナチスドイツは600万人以上のユダヤ人と戦争捕虜、政治犯を虐殺したと言われている。
ユダヤ系ドイツ人の科学者の中にはアメリカへ逃れた者もいる。相対性理論を確立した
物理学者アインシュタイン(Einstein)はその一人である。イギリスに渡ったマックスボルン
(Max Born)も著名な物理学者。

大戦は連合国(イギリス、フランス、ロシア、アメリカ、中国)VS 枢軸国(ドイツ、イタリア、
日本)の戦いであった。眠れる巨人と言われていたアメリカは1930年代は中立の立場を
とり、大戦に参加することを躊躇していた。なかなか腰を上げなかったのである。イギリス
ではドイツ軍によるロンドン空襲(BLITZ)が激しさを増し、多くの都市が被害を受けた。食料
と生活用品が不足し、国民の生活が困窮していた。このままではドイツにイギリスも占領さ
れるとチャーチルは危惧していた。物量を誇るアメリカに応援を頼むのだが、なかなかアメ
リカ政府は腰を上げない。アメリカ国内にはドイツ系市民の数が多かったというのが大きな
理由である。ドイツ系が多いとはいえ、大戦当時も現在もアメリカ社会の源流はWASP(イギ
リス系)であり、イギリスとは”血縁関係”にある。親族を見て見ぬふりをするわけにはいか
ないだろう。アメリカが参戦した二つの理由は、イギリスとアメリカは”血縁関係”にあり、こ
のままではイギリスもナチにやられる、無視することができない”ということと、ヨーロッパで
多くのユダヤ人がナチに残虐非道なことが行われているのを黙って見ていることができな
かったからである。ルーズベルトもユダヤ系と言われている。

1941年12月日本軍が真珠湾攻撃をした後、ついにルーズベルトは「日本軍の奇襲により
パールハーバーが攻撃された。我が国の歴史においてこれほど屈辱的なことはない」と国
民向けにスピーチをした。

日本とアメリカの接点は日本軍の真珠湾攻撃以前に、満州国の領土を両国が獲得すると
いう思惑があったことである。結果的には日本軍が先行して満州国を領土の一部とした。

時代を遡り、明治時代に勃発した日清戦争、日露戦争で日本が有利だったのは、1902年
に日本とイギリスの間に締結された日英軍事同盟後、イギリスという強力なサポーター(後
ろ盾)があったからである。江戸時代末期から明治時代にかけて日本はイギリスから多くの
武器や軍艦を購入し、海軍力を保持するに至った。1900年頃、世界最強の海軍力を誇り、
覇権主義国家だったイギリスはアジアへの進出を図っていたが、ロシアの南下を警戒して
おり、イギリスにとってロシアは「目の上のたんこぶ」であった。中国と朝鮮半島への進出を
図っていた日本にとってもロシアの南下を防ぐ必要があった。これが日露戦争が勃発した
原因である。イギリスがバックアップし、しかけた可能性が考えられる。

日本は明治から昭和の初めにかけて中国、ロシアという大国を相手に戦った日清、日露
戦争で名目上(イギリスのバックアップによる)、調子よく勝ち進んだが、1945年にアメリカ
が参戦した太平洋戦争ではミッドウェー海戦、レイテ沖海戦、サイパン島、硫黄島戦、ビル
マ戦、沖縄戦と次々に敗北し、底なしの泥沼にはまる運命を辿ることになる。これはかつて
の強力な後ろ盾だったイギリスが連合国として第2次大戦に参戦し、敵国にまわったから
である。強力な後ろ盾がいなくなった時点でなぜ手を引かなかったのか。始めから勝てる
戦(いくさ)ではないということを軍部(大本営)は十分認識していなかったのだろうか。愚の
骨頂(How stupid!)としか言いようがない。

ちょうど源平合戦の最後の戦いであった壇ノ浦の戦いで平宗盛率いる平家軍が源義経率
いる源氏軍に完敗したのと似ている。義経は平家軍の弱点を知り尽くしており、情報戦術
と心理作戦に長けていたので圧倒的に義経軍が有利であった。始めから宗盛率いる平家
軍の負け戦であるということを参謀役の平時忠が忠告したにもかかわらず、宗盛は聞く耳
を持たなかった。平家軍の将兵の大部分が海の藻屑となったのは史実である。なぜ、失
敗の歴史(=「おごる者は久しからずや」という格言)から学べないだろうか。

さて、話を元に戻すことにする。
日本の軍部が狂信的集団であるナチスと同盟を結んだ時点で日本の破滅は決定的であ
った。枢軸国と連合国の違いは何か。民主的であるか、ないかの違いではなかろうか。
ドイツ(ナチ)と手を組んで侵略戦争を先にしかけた方が明らかに悪い。先にしかけた方が
負けである。

奇襲というより、無知でお人好しの日本軍が「魚のえさに食いついた!」という表現が適切
である。アメリカという眠れる巨人が目を覚まし、1942年にヨーロッパ戦線にようやく加わっ
たのである。背後で多くのブレインたちが動いていたことが想像できる。情報戦術において
も連合軍の方がはるかに長けていたと言えよう。

私の知人のアメリカ人(=WASP)が「私たちは”テキサスのアラモ砦”と”パールハーバー”
で屈辱的な敗北をしたことを決して忘れない」と話したことを覚えている。自分たちの国に
相当な誇りを持っていることがうかがえる。日本の軍部が”テキサスのアラモ砦”でアメリカ
兵のデイビークロケット”や”トラビス大尉”が戦死したことを知っていたら、アメリカ軍はテ
キサスをメキシコから奪還したのと同様に、必ず巻き返し戦術を練ってくるので無駄な戦い
をやめ、身を引いたかも知れない。”パールハーバー”は誰もが知っている地名であるが、
”アラモ砦”はあまり知られていない。戦術を練る場合、日本軍の当たってくだけろ方式は
無茶苦茶な論法である。実際はアメリカが”屈辱的な敗北”をしたのは、パールハーバー
ではなく、”アラモ砦”である。

WASPは英国系アングロサクソン系プロテスタントの白人の略称だが、必ずしも純血とは
限らない。一部でも英国人の血が混じっている混血もWASPの範疇に入る。例えば母親
がイタリア系でも父親が英国系で思考形態と言動がWASPの人物もいる。両親の片方が
アジア系、アフリカ系でも片方の親が英国系ならWASPである。肌の色はあまり関係ない
アメリカの上流社会では教育レベルが高く、知識、経験、教養のある人物を重用する。

オバマ大統領は父親はアフリカ系(ハーバード大卒)だが、母親は英国系とアイルランド系
の白人で大学で文化人類学の研究者だった。クリントン前大統領はアイルランド系と英国
系、ブッシュは英国系(王室の血を引く名門)とスコッチアイリッシュ。トランプ大統領はドイ
ツ系とスコットランド系、余談だが、カントリーミュージックグループ歌手のメイベルカーター
は英国の歴代首相ヘンリー・アディントンの血を引いている。教育レベルが高い人は肌の
色で差別をしない。白人至上主義のKKK(クークラックスクラン)やネオナチ(Nazis & Neo
Nazisは無教養・無教育集団=ゴロツキの集まり(=
uneducated rascals)と言われている。
高い教育を受けていて、教養のある人は多様性を認め、多文化に対する理解度が高い。

Highly educated people are concerned about multi-culture whereas
uneducated
rascals are
ignorant of it. What shameless guys they are !

多民族国家とはいえ、未だにアメリカ社会で幅をきかせているのはWASP(アングロサク
ソン系=英国系アメリカ人)である。彼らはアメリカという世界最強の国を建設したのは自
分 たちであるというプライドを持っている。私の友人だったB・S氏から直接、聞いた文言で
あるからまちがいないと確信している。私にはWASP(アングロサクソン系・アイルランド系)
だけでなく、ユダヤ人の友人・知人もいる。直接経験ほど有力な情報源はない。

日本は初めからアメリカ軍の物量だけでなく、アメリカ人のFrontier Spirit, Pioneer Spirit
という開拓者精神の強靱さについて無知だったのだろう。大和魂だけでは到底、勝てるは
ずはない。アメリカはもともとイギリス本国(階級社会)から弾圧を逃れ、清教徒たちが
新大陸に渡り、本国から独立を勝ち取った国である。18世紀には、イギリス人(主に中産
階級、労働者階級)、スコットランド系アイルランド人、ドイツ人が東部に移住してきた。先
頭に立って山岳地帯や西部の荒野を開拓していったのは、スコットランド系アイルランド人
である。WASPは狭義ではイギリス系(イングランド系)、スコットランド低地地方と北アイル
ランドのプロテスタントのアングロサクソン系(スコッチアイリッシュ)を指すが、広義では北
欧系、ドイツ系も含まれる。

そして、20世紀に入って第二次大戦中と戦後、ドイツから多くのユダヤ系移民が入ってき
た。科学、金融、経済、芸能、音楽などの分野でユダヤ系が活躍しているのは否定できな
い。こういう強靱なパワーをもった国と愚かな戦争をしたのか。第二次大戦後、真にアメリ
カの舵取りをしているのは大統領や国務長官ではなくCFRのメンバー=令外官であると言
われている。彼らのほとんどはユダヤ系である。

余談だが、かつては大英帝国(The British Empire)と呼ばれ、7つの海を支配し、多くの
植民地を保有し、現在でもThe Commonwealth Realm(英連邦)を形成しているUK=United
Kingdomですら、真の「舵取り役」はユダヤ系のRothschild=ロスチャイルド一家であった。
立憲君主国のトップは女王か国王である。共和国のトップは大統領である。いずれのトップ
も国家の土台として「縁の下の力持ち」存在でサポートしていたのはユダヤ系であるといって
も過言ではない。9/8/2022に逝去されたエリザベス女王は英国史上最長70年間、英連邦
の君主として公務をこなしてきたのは偉業である。いささか語弊があるかも知れないが、トッ
プの人間は「華やかな存在」ほどインパクトがある。トップ=「飾り物」でしゃしゃりでず、常に
大衆の前ではニコニコ笑顔を絶やさなかったという印象が強かった。女王がその典型である。
しっかりした国家体制には真の舵取り役=ブレーン=軍師が必要で彼らは表だっては行動
しない。トップは舵取り役のブレーンの指示に従うのは鉄則である。独裁国家や軍国主義国
家が敗北するのは、トップが勝手にしゃしゃりでて動くからである

要は国王、女王、大統領、首相の国家元首は、賢すぎてはならない、アホ(愚鈍)すぎてもだ
めである。ほどほどに賢く(7割賢く)、ほどほどにアホであること(3割心を空けておく)=適
度のさじ加減ができなければ務まらない。ASD系が勇み足で1人で10割の仕事をするのは
愚の骨頂である。複数の部下で分業するのが賢明と言える。

ケネディと安倍ビンゾー氏は超優秀と超アホ(無敵のアホ)の両極端の典型で秀才と無敵の
アホのビンゾー氏がしゃりでた感が強い。無敵のアホの根拠=プーチンに経済協力を依頼
され、北方領土を譲渡したのは大失態である。どうしようもない超アホ。
ヒトラーと日本の旧軍部(大本営)も超天才=狂人とアホ(無知の極地)のより良き見本であ
る。


大戦当時の日本の軍部がいかに無知で世情に疎く、愚かだったかが想像できる。諸悪の
根源は”無知”
である。
(1)情報、世情に疎(うと)い。
(2)人の話、国民(市民)の意見を聞かない。今もさほど変わらない。

戦前の社会と現在の社会が共通している点は、人間関係が希薄になっていること、指導
者たちが戦争の経験がなく、戦争の悲惨さ、人の心の痛みが理解できない人が増えてい
ると戦争体験者である長老達は指摘している。皮肉なことに
戦友同士の横の絆ほど固い
ものはなかった。敵に立ち向かうには兵隊の士気がばらばらではやられてしまう。心を一
つにして団結しなければならないという状況の中にあった。悲惨な戦争という状況ではなく、
平和な現代社会の中で相手の立場が思いやれる人間関係を築いていかなければならな
だろう。誰かが再び、”魚のえさに食いつく”言動をとろうとしている。

憲法9条を改正して集団的自衛権を認める=同盟国がやられたら、相手国をやっつける
(攻撃する)ために共同で軍事行動をとるという考え方は危険であると思う。アメリカさんに
「あんたとこは何で我々と共に参加しないのか」と言われても迎合する必要はない。個別
的自衛権とは異なる。

大戦中の日本の戦闘機零戦(三菱重工)は性能が大変優れており、現在の自衛隊の航空
機や海上自衛隊が所有する艦艇、潜水艦はハイテク装備において世界一流であると言わ
れている。国の防衛に役立てていただきたい。

”魚のえさに食いつく”=真珠湾(パールハーバー)攻撃の二の舞になってはならない。パ
ールハーバー=どこかの国(連合国=チャー○ルとルー○ベ○ト)に見事にはめられた?

(1)ミッドウェー(2)レイテ沖(3)サイパン(4)グアム(5)ガダルカナル(6沖縄戦(7)ビルマ戦で
惨敗した上、(8)原爆まで落とされるという悲惨な目に遭いながら、未だに気づいていない
”猿”がいるのは嘆かわしい。(1)〜(7)で大敗を喫して降伏していれば(8)は避けられたで
あろう。

戦争勃発の原因はもう一つある。一民族が他の民族よりも優位に立つという差別意識に
起因する。枢軸国の共通点は民主主義が浸透しておらず、他の民族よりも自分たちの方
が優秀であるというおごりがあったことである。そのおごりがついには他国を侵略するとい
う犯罪行為にエスカレートしていった。

背景には株が大暴落し、世界的に経済活動が破綻、世界恐慌が始まった結果、ファシズ
ム(独裁政権)が台頭したことも要因の一つである。民主主義国家においては二つの政党
(二院制)が存在し、力のバランスが保たれている国が多い。

1940年から敗戦の1945年まで対アジア政策構想として「大東亜共栄圏」が唱えられた。
現在、アジア諸国の中で日本に好意的な国=インド、ミャンマー(ビルマ)、インドネシア、
インドシナ(ベトナム)などはかつてヨーロッパ列強(フランス、イギリス、オランダ)の植民
地だった。同じアジア民族である日本が白人の支配からこれらの国々を独立させるきっか
けを作ったという意味では大きな意義があると言えよう。八紘一宇(はっこういちう)の考え
が必ずしも悪い意味ではなかったようである。欧米人には理解できていなかったのは残念
だが。異文化の相互理解=Mutual understanding が欠落していた点である。

上記の枠の中の「サイパン戦の真実」を見てもおわかりのように、戦争した相手(=アメリ
カ)が悪かった。日本はよほど”無知”で”お人好し”で”愚か”であった(現在も同じ)ことが
理解できる。ヨーロッパ系白人の残虐行為は中世のヨーロッパの紛争(例えばイングランド
とスコットランド間で行われたカロデンの戦いやドイツのポーランドとフランスへの侵攻)に
おいても行われていて殺戮の歴史は繰り返されている。アメリカ兵は日本軍の捕虜を取ら
ず、日本兵が手を挙げて降伏してきても即、全員射殺というのが事実であった。

真実は日本兵の方が”赤い血”が流れていて人間的で人道の精神を失っていなかったの
ではないか。アメリカ兵は日本兵と日本の民間人を”狂犬”か”猿か豚”同様に見ていた=
非人道的な扱いをしていたのは確かである。まさしく”鬼畜米英というスローガン”の通り
である。このような相手と戦争をしたのは大失策であった。高教育を受けたアメリカ兵も
無教育のアメリカ兵関係なくごっちゃまぜの殺戮集団に化した。相手をやらなければ自分
がやられるという悲惨な戦争の状況で残酷極まりなかったことが想像できる。英語の差別
用語(bad language)の"bitch" "son of a bitch" "fucking japs"を頻繁に発していた。

身の毛がよだつ話だが、ちょうどナチ(ドイツ兵)がユダヤ人を”害虫”扱いし、600万のユ
ダヤ人を殺戮したのと同じようにアメリカ人は日本兵を”狂犬”か”猿か豚”のように見てい
た。アメリカ兵の中にはドイツ系が多かったのも確かである。白人の中でゲルマン系が特
にヨーロッパの歴史の中で殺戮を繰り返している。殺戮集団=ナチ(ドイツ)と同盟を結ん
だ日本の破滅は時間の問題だったと言えよう。日本兵=ナチ=同レベル。しかし、残虐非
道をしたドイツ兵=ナチは白人、日本兵はアジア人(有色人種)でナチ以下という人種差別
差別があったのは許し難い。

ヨーロッパ大陸では古代から現代にいたるまでユダヤ人に対する偏見が強く、ユダヤ人は
金に汚いとか、けちが多いとか、流行病(はやりやまい)が発生するとユダヤ人が井戸に
毒物を混入したのではないかという根も葉もないうわさが欧州各地に流布された。ナチス
の時代にユダヤ民族に対する偏見は頂点に達した。いわれのない理由でナチスはユダヤ
民族を毛嫌いし、迫害するようになった。東欧のジプシーも迫害の対象になった。

ナチスドイツは自らをアーリア人の子孫と称し、ゲルマン民族の優秀性をプロパギャンダ
で宣伝していた。日本の場合は「八紘一宇(はっこういちう)=世界を一つの家にし、日本
民族が支配するというスローガン」が掲げられた。

日本軍は英米兵を”鬼畜米英”、連合軍はドイツ兵=ナチを”狂人集団”、アメリカ軍は
日本兵を近所の”狂犬”と思え、と洗脳していった。味方の軍の士気を高めるのが狙いで
あったのだろう。相手をやらなければ自分がやられてしまう・・・これが戦争の残酷さ、非
情さである。相手=兵隊だけでなく一般住民も含む。日本兵の中には住民に偽装した者
もいるという情報を得ていたアメリカ兵は無差別に住民をも殺戮していた。

複数の国同士が相互理解というプロセスを怠り、相互の利益に関して十分な話し合いをせ
ず、
(Regardless of Mutual Understanding and Mutual Advantage)、自国の利益のみを
求め、自国の言い分を正当化し、一方的に他国を侵略することにより、何の罪もない人々
が傷つく、というまちがった歴史を繰り返してはならないのである。


日本には杉原千畝(すぎはらちうね=Chiune Sugihara))のように命のビザを発行し、6000
人以上のユダヤ人を救った博愛主義者がいたにもかかわらず、
言語道断な残虐行為を行
ったナチと同盟関係を結んだ当時の軍部はユダヤ人に「ピンボケ=Irrelevant, Out of focus」
と言われても仕方がない。


→6000人以上のユダヤ人を救いながら600万人のユダヤ人の間接的な虐殺者?
   イスラエル建国以前に国を持たなかったユダヤ民族にとってドイツや日本のような国家
  主義(ナショナリズム)への傾倒は反ユダヤ主義の温床になるのだろう。

しかしながら、ドイツと同盟関係を結んでいたとはいえ、杉原だけではなく、日本政府もユ
ダヤ人救済政策をとっていたのは史実である。杉原ストーリーの中では、勝手にヴィザを
発行した杉原を日本政府は罰しようとしたと書かれているが、実際はユダヤ人の入国を
許可し、日本経由でアメリカや中国に彼らを脱出させた。政府がユダヤ人に好意的だった
のは、ドイツに滞在していた日本人がドイツ人から人種差別を受けていたときに、唯一、
ユダヤ系ドイツ人だけは差別せず、日本人を厚遇していたからである。そのときの返礼
をしなければならないと政府は考えていた。日本とイスラエルはイスラエル建国以前から、
切っても切れない縁と言えよう。東日本大震災発生時に震災支援に一番乗りした国はイ
スラエルであった。”スギハラ”の恩義に報いるためである、というのが主な理由である。

歴史をさらに遡ると日本とイスラエルは切っても切れない関係=古代イスラエル王国(ヘ
ブライ王国=The Ancient Israeli Kingdom))の時代から兄弟の関係にある。古代イスラ
エル王国には12支族の人々が暮らしていて北イスラエル王国にはエフライム(Ephraim)
が治める10支族(Ten Hebrew Tribes)、南イスラエル王国は2支族が暮らしていてエフラ
イムの兄のユダ(Juda)が治めていた。エフライムはヨセフの息子(Ephraim was Joseph's
son)であった。後に北イスラエル(エフライム族)はアッシリアに滅ぼされ、南イスラエル(ユ
ダ族=現在のユダヤ民族の祖先)はバビロニアに滅ぼされ、両方の部族は世界各地へ離
散する(Diaspora=ディアスポラ)運命を辿る。北イスラエルの失われた10支族(Ten Lost
Tribes)の1つであるエフライム族は日本に渡来し、日本国を建国したと言われている。堺
市にある前方後円墳の形は、ユダヤの神器=マナの壺と酷似している。そして、天皇家の
御紋である十六花弁菊花紋と同じものがエルサレムの城壁に刻まれているという事実から
信憑性が高い。神道とユダヤ教は驚くほど共通点が多い。神道の神=天照大神とユダヤ
の神=ヤーウェ(Yahweh)は同一神である可能性が高い。天皇家の祖先であり、日本国の
建国者は失われた10支族の1つであるエフライム(ガド)族である可能性が高いのである。

もう1つ興味深いことは、古代ヘブライ語と日本語の発音が非常によく似ている点である。
日本語の方言の中で特に九州の南、鹿児島県奄美群島と沖縄県の方言とヘブライ語は
共通点が多い。母音の5音のa,i,u,e,oの中で両者はoの音がなく、a,i,u.eの4音である点。
例えば、いも(imo)→うむ(umu)、夜(yoru)→ゆる(yuru)、物(mono)→むん(mun)など。
You'll learn four vowels with no sound "o" are common between the Ancient Hebrew
and Japanese dialect. (Restricted to southern Japanese dialect).

他にも古代ヘブライ語と日本語の共通語はある。全く発音が同じものもある。
ヘブライ語のTaira(タイラ=鳥),Tora(トーラ)      →日本語の平(たいら=平家)、鳥居
         Moriah(モリヤ山)           →守屋山
         sufa(スファ=嵐)            →諏訪(すわ)
          yam suph(ヤムスフ=葦の湖)           →諏訪湖
              
         yam(湖、海)               →umi(海)に音韻が変化
                    dokhekish(ドッコイショ)      →押す人
          solan(ソーラン)                                   →歌い手
          teuda(テウダ、ティダ)          →証、太陽
          naha(ナハ)                →川、那覇(市)   
          heykhal(ヒカル)            →神殿
          mishmar(ミシマ)           →守護神、小生の姓(Mishima)
          motse(モチ)              →見いだすもの
          yasaka(ヤサカ)            →「神様を見る」の意味、八坂神社
          yahod ! (ヤッホー)          →栄光の神      
          tsefon(ツエフォン), zeppon,           →ニッポン(日本)
          jippon, nippon     
          mi gado(ミ・ガド)10氏族の1つ
          ガド(エフライム)族          →ガド族の出身=ミカド(帝、天皇) 
                       yah-mato(ヤウマト=神の民)          →ヤマト(大和) 
                       zion(ザイオン、シオン)          →gion(祇園、ぎおん) gionの語源は
                                                                                   zion         
 
                                                          (知的好奇心の扉TOCANA 他 参照)       

第二次大戦中にヨーロッパに住んでいたユダヤ人は日本人が失われた10支族の1部族
=エフライム族であることを周知していて親近感を持っていたのは確かである。

日本の軍部がなぜナチと同盟関係を結んだのか、”兄弟国”を裏切ったのか彼らには理解
できなかったのだろう。原爆投下とも関係があるのかも知れない。複雑な内容なのでこれ
以上記述するのは割愛したい。

杉原をはじめ、多くのユダヤ人は個々の日本人を尊敬している。しかし、
右寄りに集団化し
た日本人はただの”(軍官民一体)猿集団”=Japs lunatic apes とみなしている外国人は多
い。

当時も今もさほど変わらない。人間ではなく、動物の猿でもない、人間の姿をしたこざかし
い官民一体の”猿”がまん延しているのが実態である。人間ではなく右寄りの”猿”集団と
みなされているわけである。

アイゼンハワーをはじめ、米軍の幹部の多くは「こんな恐ろしい爆弾(原爆)の投下は必要
なかった」と主張したのは事実である。

アメリカ合衆国の最高司令官であり、絶対権限を有しているのは大統領である。トルーマン
大統領ですら原爆投下の禁止の指令を出したにもかかわらず、(アメリカの)軍が暴走して
いたことが想像できる。戦争を早く終わらせるために投下したというのは真の理由ではない。
軍需工場が多い都市として指定し、原爆の威力がどれほどのものであるかを試すために軍
の幹部の誰かが指示を出していたと考えられる。人道上断じて許せない行為である。

アメリカの歴代大統領にはWASP(アングロサクソン系とアイルランド系)が多いが、ルー
ズベルトだけは唯一、ユダヤ系である。アメリカに渡った著名な科学者アインシュタインや
オッペンハイマーもユダヤ人である。正当な理由もなく600万以上の同胞であるユダヤ人
がナチに虐殺されたドイツと軍事同盟を結んだ日本は同レベルとみなしていたと考えても
不思議ではないだろう。

アメリカはソ連と”冷戦”の状況下にあり、軍事力を誇示するためという説があるが、
もとも
と原爆はドイツに投下させ、ナチスを壊滅させる目的で科学者たちが開発したものである。
始めから日本に投下するものではなかったことは確かである。ドイツ(ナチ)の降伏が早か
ったのでそれを使用しなかった。

しかしながら、ドイツ軍と日本軍は「命の捉え方」に大きな違いがあった。共通点は侵攻先
の住民虐殺などの戦争犯罪に多く関わっていることで、軍組織としての自国民の命の捉え
方が違っていた。日本軍の場合、大本営の命令には絶対服従で戦闘員は戦況が不利に
なると、敵艦、敵機に体当たりするいわゆる特攻作戦に転じたこと、軍人も民間人も総玉
砕するという思考体系だったが、ドイツ軍はそうではなかった。ヒットラーが戦況が不利に
なったら玉砕しろ、と命令を出しても、将校たちはヒットラーの許可を得ず、部下を生き延
びさせることを優先させ、部隊を撤退・脱出させることが多かった。敵艦・敵機に体当たり
するという無謀なことはしなかった。ドイツの軍人は個々が独立した思考で判断し、軍人
を含む国民の命を守ることを優先したという点が日本の軍部と大きく違っていた。
日本の軍部=大本営は軍人の命のみならず国民の命すら粗末にしていたことが想像で
きる。      → http://togetter.com/li/796545  (一部参照) 

<違い>ドイツ→自国民の命を優先させる。
      日本→軍人も民間人も総玉砕。 原爆投下と関連があるのではないか。

日本の軍部はアメリカとイギリスを「鬼畜米英」と呼び、国民を言葉巧みに洗脳していった
そして、お隣の韓国と中国に対する差別意識は昔も今もさほど変わっていないのではない
か。同じアジア民族でありながら、低いランクに見ている点は反省しなければならないだろ
う。

戦争をした当事国の国民=ドイツ人、日本人、アングロサクソン系のイギリス人、アメリカ
人、そしてドイツで迫害されたユダヤ人・・・・偶然にも頭脳が優秀であるという点で共通し
ている。特にユダヤ系は卓越している。ヒットラーがユダヤ人を毛嫌いした理由はユダヤ
人の優秀性に嫉妬(ジェラシー)したからではないかということも言われている。これらの
国民の中で唯一、日本人はアジア系であり、白人ではない。白人の国にはない独特の伝
統とアイデンティティ(identity)を維持してきているという点で誇りにすべきであろう。

→ 安保法案の内容

→ 
元最高裁判事が安保法案を違憲と指摘

→ 元最高裁判事が一刀両断! 違憲の証明

→ 
三重・松阪市長「安保法案は違憲」議決差し止めへ提訴

→ 安保デモ「民主主義社会では当然」 小泉元首相

→ 
「理解なく時期尚早」自衛官、家族に不安

→ タレント&映画監督語る 安保法案成立で懸念「そううまくはいかない」

→ 寂聴さん、法話で「民意聞かない」と批判

→ 安保法成立 沖縄への影響 訓練増加 尖閣緊張も

→ 真実をさがすブログ(安保法案)

→ 安保法案賛成反対芸能人著名人一(1)

→ 安保法案反対著名人一(2)

→ ジャーナリスト田原総一朗氏 自民党は旧ソ連や中国と似てきた

   戦争と平和を考える絵本 「猫は生きている」 早乙女勝元作 

   安○9条改憲はここが危険だ◎◎◎ 

 

   圧倒的に反対派が多い。国民の声に耳を傾けないで手順を踏まず、プ
     ロセスを間違えていたのではなかろうか.。

第二次大戦中はドイツと同盟国、今は○メ○○と同盟国。まだわからないのか。第二次大
戦中、ドイツと軍事同盟を結んだために原爆を投下されたという説もある。○メ○○と軍事
同盟を結ぶとどうなる?○メ○○と同様にターゲットにされることが懸念される。同一チーム
の○メ○○が一軍選手、日本は二軍選手。力づくだけでは紛争は解決しないだろう。もぐら
たたき(Attacking moles underground)と同様と考えた方がよい。Aのもぐらを上からたた
いてもBが頭をひょっこり出す。Bをたたけば今度はCが頭を出す。地下のすべてのもぐらを
たたくのは不可能だが、どうすれば多くのもぐらをたたくか、知恵を出し合わなければならな
いだろう。

原点に戻って考えてみよう。枢軸国であったドイツや日本が力づくで他国を侵略しようとした
→連合国(WASP=イギリスとアメリカ)に敗れる(上には上がいる)→アングロサクソン系は
単純に力で国を制しようとするが今はそれが100%通用しなくなっている。真の民主主義と
は? グローバライゼーション(Globalization)とは何かを考えなければならないだろう。

沖縄には米軍が駐留しているから中国は手出しができないが、自衛隊がイニシャティブをと
るようになると緊張が高まることは目に見えている。はじめのうちは米軍の後方支援という
建前だが、じきに米軍が撤退することが懸念される。司令官曰く、「あなたがたに任せます」。
戦後、尖閣諸島は一時的に米軍が管理していたが、沖縄復帰後、日本政府に「尖閣諸島
の管理はあなたがたに委ねます」と言って身を引いたといういきさつがある。誰しもややこ
しいことには関わりたくないというのが本音である。日本は昔も今も無知でお人好しで単純
であることに変わりない。米軍が撤退するとどうなる? 現代は力のバランスで平和が保た
れているのは否定できない。方向性としては国内の米軍基地を縮小するのが望ましい。
米軍に助けてもらっている以上、日本側も米国や国連平和維持活動に協力しないわけには
いかない。

日本に駐留する米軍基地は米ソの冷戦時代はソ連、朝鮮半島(南北朝鮮)、ベトナム(北
と南)、台湾(中国と中華民国)の動向を監視するための拠点であり、燃料の補給地及び
米兵(GI)の休息の場所として使用されてきた。現在は、ロシア、朝鮮半島、中東、アフガ
ニスタン、東シナ海、南シナ海の動向を探知し、艦隊の補給基地として使われている。
韓国、日本、フィリピンとアメリカは弟と兄貴(同盟国)の関係にあるなら、兄貴は弟が困
っているのを見て見ぬふりをするわけにはいかないだろう。

<キーワードは何か><金で買えないものは何か>
(1)国民一人一人の幸福 (2)世界の平和。誰もが安心して暮らせる国。

私は個人的には政治(政党)には中立(中庸)の立場である。国民の多くは本心で自公を
支持しているのではないと思う。他にこれぞと思う政党と人材がいない=選択肢がないの
で仕方なく票を入れているというのが現状かと思う。革新政党は一貫性をもって政策に取
り組み、もっとしっかりしなければならないだろう。昔の自民党を支持するつもりはないが、
個人的には田中角栄首相が好きだった。人間的な魅力と器の大きさで人々を引きつけ、
行動力、実行力において抜群に秀でており、彼ほど存在感のある人物はいないだろう。

並々ならぬ苦労を経験しているからこそ魅力的で器が大きく、存在感があるというのは否
定できない事実である。ぼんぼんやお嬢さん育ちは見かけは立派だが存在感に乏しい。

彼が提唱した「日本列島改造論」のおかげで今の日本があるといっても過言ではない。全
国都市部農村部のすみずみまで道路網が整備され、高速道路、新幹線、国土開発、団地
の建設、テレビ放送網、インターネットの普及など彼が残した功績は数え切れないほどあ
る。そして、何と言っても演説がうまくインパクトがあり、独特の言い回しが魅力的だった。
酒席で私はよく彼の声帯模写をさせていただいたことがある。

衆議院議長「内閣総理大臣田中角栄く〜ん」
田中角栄元首相「ま’、わたくしが国民の皆さんに申し上げることは、ま’そのね、日本
           という国はね、200年や300年でね、そう簡単に滅びるような国じゃ
           ありませ〜ん。ま’たとえば輸送力においてもそうでしょう・・・・・」

戦時中と今の日本は様相が酷似している。
ポピュリズム(権威に盲従し迎合>リアリズム(目の前の現実を受容し、本気で取り組むこと)
反知性主義(理念、信念、哲学を持たない)>知性主義(理念、信念、哲学を有する)
民主主義(横のつながりを重視)<ファシズム(縦割り、親分と子分の関係作り)
何時も金で動く(猿)、かっこうにこだわる>愛情、気配り、かっこうよりも実質と中身

  令和版「インパール作戦」現政権のコロナ対策 (asyura2)

大戦中、ノモハン、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ沖、インパール、
サイパンで日本軍が大敗を喫した理由は、


1.あいまいな目的、さらに失敗を方向転換できず破綻する組織。
   A(人材確保)→B(武器、武器の資材、食料、燃料の補充)→C(スペアカードの用意、
   情報戦の行使)という系統立てた作戦、思考法が確立されておらず、プロセスを軽視
   し、白か黒の結論を性急に出そうとする飛び級方式=C→G→Z(化学兵器と核で威嚇)    
  いきあたりばったり(場当たり)。しまいにはやけくそになる。
2.上から下へと「一方通行」の権威主義。(=ポピュリズム)
3.リスク管理ができず、人災として被害を拡大させる。
4.現実を直視せず、正しい情報が組織全体に伝達されず悲劇を拡大する。
  情報収集能力の欠如と情報の規制。大本営によるフェイクの拡散。
5.指導部が問題の枠組みを新しい視点から理解できない。
  スイッチの切り替えが遅い。目先のことしか見えずビジョンがない。
  →部下と国民が犠牲を強いられる。→まさにGROUPTHINKの金縛り状態に陥る。
  第二次大戦中に日本軍の司令官が敵軍の位置を知るのに使用したのは双眼鏡(今で
  言えば情報戦術ではなく、戦車に固執するロシ○軍)、相当の時間を要したが、大戦中
  アメリカ軍はレーダー(今日の偵察衛星、情報戦術)を駆使し、寸時に情報を獲得する
  ことができた。そして、敵機を落とすのにVT信管を弾丸に装着していたのは画期的で
  ある。 

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