AV環境

(Ver.04.12.21)

◎メインシステム

 賃貸マンションの居間で、12畳なんですがL字になっているのでたぶんオーディオに使ってるスペースは8畳弱くらい。前後の距離が短いのでスクリーン全体に映像を投射できないし、下の写真を撮るときも全部入りませんでした。フローリングなので普段は音響対策として絨毯を敷いているんですが、下の写真を撮るときは諸事情により外しています。
 ちなみにPHEIは機器による音の変化は聞き分けられるけど、ケーブル・インシュレーターによる音の変化は聞き分けられない程度の耳の持ち主です。だけどアクセサリーにも金を掛けるのはその方が良い気がするから・その方が良いと言われているから、まぁ、道楽と見栄ですね(^^;

○フロント側
  • スクリーン:KIKUCHI シアターグレイアドバンス 100インチ(4:3) UPRISE式
     下に押し下げれば箱の中に巻き取られてすっぽりとしまえるタイプです。引越しに便利。カラーボックス2個を横にして、その上に置いてます。文字通りグレイの生地なので部屋を完全に真っ暗にしなくても黒がかなり沈みます。かと言って白まで暗くなってしまうこともありません。うちはDLPプロジェクターなので黒沈みの点では液晶より有利ですが、やはり昼間など遮光が完全ではないので、これで補っています。ビーズスクリーンなので正面からずれると見難くなってしまうはずですが、殆ど気にならないレベルです。

  • AVラック:QUADRASPIRE Q4DBGS
     棚・ポール・足を自分の好みで選択して組み立てられるのがQUADRASPIREの魅力です。うちではスリガラス・シルバーポール・スパイクの組み合わせで、本当は4段のものを3段にして、その代わり2つ並べて使ってます。一見華奢なようですが独自の制震構造で意外にもしっかりしています。軽いので引越しにも便利ですが、引越しはかなり緊張します。デザイン重視でガラスの棚板にしたのは失敗だったかもしれません(^^;

  • AVラックのスパイクプレート:TAOC PTS-F
     そこそこ厚みと直径があって安定するし、底にフェルトがついてるので、板床ではスベリが良くて移動するときに楽で良いです。
 DVDプレーヤー:ESOTERIC DV-50
 アナログプレーヤー:THORENS TD850
 AVセンター:YAMAHA DSP-AZ1
 パワーアンプ:Accuphase PX-600
 ビデオデッキ:TOSHIBA A-F99
 LDプレーヤー:Pioneer CLD-R6G
 メインスピーカー:KEF Reference model 205
 ヘッドフォンアンプ:audio-technica AT-HA2002
 ヘッドフォン:audio-technica ATH-AD10
 (詳細は後述)

○リア側
  • プロジェクタースタンド:ニッシャ技研 DREAM/SQUARE
     DREAM/SQUAREは、いろいろなパーツを組み合わせていろんな使い方ができるようになっていて、とりあえず組み合わせ例にある通り、DST-109・DST-107・DST-115SSSの組み合わせで使っています。手軽に移動できて、且つ強固に固定される、なかなか得難いアイテムだと思います。

 プロジェクター:SHARP XV-Z90S
 リアスピーカー:LINN NINKA
 (詳細は後述)

○プロジェクター
  • DLPプロジェクター:SHARP XV-Z90S
     液晶プロジェクターが嫌いなので(使ったことないので食わず嫌いですが)DLPを選びました。そもそもはXV-Z90Sのワイヤレス転送機能に魅かれて買ったのですが、ワイヤレス転送できるのは480iのみで、結局その画質に満足できなくて、ケーブルを長く引き回して有線で繋いでいます。ワイヤレスだと若干のタイムラグが発生するので、ゲームをやるには致命的だったのも理由の一つです。

    使用ケーブル
     コンポーネント:Ortofon DVD-5000SILVER/3
     RGB(D-sub15pin):無銘
     S:使用していません
     コンポジット:無銘

     RGBケーブルでPCとも繋いでいますが、ケーブルの名前は覚えていません。コンポジットは滅多に使用しないので、必要なときに逐一接続しています。今度AVアンプを買い替えるときにはコンポジット→コンポーネントやS→コンポーネントのアップコンバート機能の付いたアンプにしようと思います。

○コンポーネント(左)
  • アナログターンテーブル:THORENS TD850BC
     アナログはまだズブの素人なので、いろいろと勉強中です。アナログプレーヤーはトーンアーム・シェル・カートリッジを組み替えて使えるのが魅力です(トーンアームを替えるのは簡単ではないですが)。せっかくユニバーサル型のアームを買ったんだから、色々付け替えて遊んでみたいです。
     写真でTD850の左にあるのは電源ボックス&コントロールユニット。左手前にあるのはスタビライザーです。

     トーンアーム:SME 3009-R
     シェル:3009-Rに付属のもの
     カートリッジ:SHURE V15VxMR
     スタビライザー:audio-technica AT618
     ラインケーブル:3009-Rに付属のもの(Van Den Hul)
TD850BCセッティング過程
  • DVDプレーヤー:ESOTERIC DV-50
     厳密にはDVDプレーヤーでなくユニバーサルプレーヤーですが。プレーヤーにしては重厚な造りがデザイン的にもお気に入りです。ESOTERICらしい高解像度・高精細な音を鳴らします。デジタルフィルターがFIR / RDOT / FIR+RDOTの3種類から選択できるんですが、PHEIの耳には違いが聞き分けられません(^^; 常にFIR+RDOTで使用しています。

    使用ケーブル(DV-50→DSP-AZ1):
     映像(コンポーネント):Ortofon DVD-5000SILVER/3
     音声(メイン2ch):Ortofon SILVER Reference
     音声(他4ch):SONY RK-DVD10DS
     音声(デジタル同軸):SAEC DB-a/6n
  • AVセンター:YAMAHA DSP-AZ1
     これまでYAMAHAのDigital Sound Programが好きでDSPシリーズに拘って使ってきたんですが、最近はソースの音になるべく手を加えないで聞く方が良いと考えるようになってきたので、DSPは全然使用していません。もし次に買い替えるとしたらYAMAHA以外のメーカーのAVプリアンプを買うことになると思います。メイン2chはプリアウトからPX-600経由でスピーカーへ送っていて、リア2chはAZ1が駆動しています。

○コンポーネント(右)
  • パワーアンプ:Accuphase PX-600
     100W(8Ω)×6chのアンプとしても使えるし、2chずつブリッジ接続して300W(8Ω)×3chのアンプとしても使える汎用性の高いアンプです。ただアナログのレベルメータだけはあまり好きではありません。100W×6でメイン2chをトライアンプ駆動しています。PX-600を2台使用して前後4ch全てトライアンプ駆動するのが夢なのですが、そこまでする必要があるか?という気もするし、そうなるとチャンネルデバイダも2台買ってしまいそうなので、あくまで夢で終わらせるのが良いだろうと思ってます。

    使用ケーブル(DSP-AZ1→PX-600):
     高域:Ortofon SILVER Reference
     中低域:Ortofon Reference7NX
  • LDプレーヤー(下段):Pioneer CLD-R6G
     今や骨董品となったLDプレーヤーですが、LDで持っていてDVDに買い換えていないソフトがいくつかあります。理由は「DVDが出ていない」「LDよりDVDの方が画質が悪い」「更に金出して買い換える程好きな訳じゃない」など様々ですが。

  • ビデオデッキ(上段下):TOSHIBA A-F99
     ビデオデッキなんてどうでも良いので割愛します。テレビすら滅多に見ない上に、基本的に映画ソフトはDVDで買って見ることにしているので、極稀に仕事で使うビデオを再生するくらいです。
     デッキの左上にあるのはAVセレクター。ゲーム機の繋ぎ換えの手間を省くために使ってます。

  • ヘッドフォンアンプ(上段右上):audio-technica AT-HA2002
     自宅でヘッドフォンを使用することはあまり無いのですが、1〜数週間の出張の時などオーディオシステムを持って行けない時にヘッドフォンアンプ+ヘッドフォンを持って行く事があります。へッドフォンは同じくaudio-technicaのATH-AD10を使用しています。オープンエアなので音漏れが多いという欠点はあるものの、音のダイナミックさではやはり密閉型よりかなり有利です。密閉型だと耳の圧迫感もさることながら、特に低音などで(気圧が変化したときのような)鼓膜が圧迫される感じがあって、それが嫌でヘッドフォンが嫌いだったのですが、オープンエアではそんなストレスを感じません。エクセーヌのイヤーパッドも肌触りサイコーです。

○メインスピーカー
  • メインスピーカー:KEF Reference model 205
     以前にメインとして使っていたNINKA(後述)と比べると格段に表現力の豊かなスピーカー。正に圧倒的です。高域から低域までどこも強調され過ぎずバランスよく鳴って、情報量も非常に多いです。低音にもいろんな表情があることがこのスピーカーで初めてわかりました。うちのAV機器の中では一番高価な機械ですが値段分の価値はあります。いや、寧ろこれだけの音が鳴るのならコストパフォーマンスが良いと言っても過言では無いと思います。PX-600でトライアンプ駆動しています。

    スパイク・スパイクプレート:この位の重量(33kg)になると一人でセッティングするのが難しいので使用していません

    使用ケーブル
     高域:Ortofon 6.5N・SPK-300
     中域:Ortofon 6.5N・SPK-300
     低域:ACROTEC 6N-S1040

  • オーディオボード:TAOC SCB-45U
     正直PHEIの耳にはあまり音が変わるようには感じられませんが、なんとなく安定するような気がするので使っています(^^;

○リアスピーカー
  • リアスピーカー LINN NINKA
     クセの無い音を鳴らすLINNらしいスピーカーで、R205の音を聞くまでは満足していたんですが…。R205と比べるとどうしても情報量の少なさ・音の表情の乏しさが気になってしまいます。密閉型なので、低音を補うためなのかやや低音が強調されすぎるような気がします。DSP-AZ1で駆動しています。

    スパイク・スパイクプレートTAOC TITE-25PIN

    使用ケーブルSpace&Time Prism OMNI-8N

○コンポ背面
 このスパゲッティ状態をなんとかしたいのですが、上手い方法が思いつきません。最低限、電源ケーブルと他のケーブルは交差しないように、というのはわかってはいるのですが…。今はPCを離して置いてるので、これでも少しすっきりしたんですけどね(^^; プレステ2とXBOXが無ければもう少しマシになるんですが、使用するたびにいちいち繋ぐのも面倒で。

○今後の予定  ケーブルや電源タップなど、小物をちょこちょこと加えて行きたいですね。ケーブル関係はなるべくOrtofonで統一するつもりです。あとは余裕があれば、カートリッジとシェルを増やしてみたいです。
 しばらくは大物を買う予定は無いです。


◎その他のオーディオ機器

○サブシステム
 普段は寝室でサブシステムとして使用していますが、1〜数ヶ月程度の出張の時など、メインのシステムを持って行くのは大変だけどオーディオから離れるには期間が長い、という場合に持って行く事があります。入眠時のBGM用として使う事が多いため、大音量で鳴らす機会はなかなか無いですね。
  • CDプレーヤー CAIRN FOGV2.0-192/24
    サブシステムは音質よりもデザイン重視で選んでいます。フランスらしい瀟洒なデザインでインテリアとしても抜群。ただボタンが非常に少ない上にフロントパネルには何も書いてないので、慣れるまで操作は大変かも。リモコンは付いてますが、やはり独特の操作感で、最初ちょっと戸惑いました。

    AVラック:無銘(パソコンラック)

  • プリメインアンプ CAIRN 4808NF
     上記CDプレーヤーと同シリーズのプリメインアンプ。コンポを単品で揃えていくと、どうしてもデザイン的に統一感が無くなりがちですが、この2つに関しては敢えてそこを意識してみました。付属のリモコンのデザインがこれまたかなりの傾奇者ですが使用感には影響ありません。

    使用ケーブル:無銘(FOGV2.0-192/24→4808NF)

    AVラック:無銘(普通にホームセンターで売ってるラック)

  • スピーカー KEF XQone
     最初サブシステムには同じKEFのQ1を使用しようと思ってたんですが、販売店の店員に勧められてXQoneに変更しました。ボーカル曲・MIDIなどを聞いていればあまり両者の違いは感じないかもしれませんが、PHEIの良く聞くクラシックでは差は歴然です。デザインの統一感から言っても、シルバーのバッフルを持つXQoneにして正解だったと思います。

    スパイクプレートTAOC PTS-4

    使用ケーブルSpace&Time Prism OMNI-8N

○現在使用していない機器
  • センタースピーカー Infinity KappaCenter-B
     5.1ch導入直後は使ってたんですが、どうしてもスクリーン前に設置場所を確保するのが困難なのと、センタースピーカーが無い方が音の定位が良い気がして(セッティングの追い込みが甘い所為かもしれませんが)、現在は使用していません。メインスピーカーがInfinity Kappa80からKEF Reference205に変わってしまった今となっては、メインとの音色も合わないだろうし、おそらく二度と使用することは無いと思われます。
  • サブウーファー LINN SIZMIK10.25
     φ25cmウーファー・密閉型と非常にコンパクトですが、家庭で鳴らすには十分な低音が鳴ります。デフォルトの設定だと地響きがする程なので、音量を3dB程下げて鳴らしていました。現在使用していないのは単純に設置場所の問題です。引っ越したらまた使用することになると思います。

    使用していたケーブルLINN BI 12(デフォルトで付属)
  • スーパートゥイーター 村田製作所 ES103A
     メインに使っているKEF Reference205にはスーパートゥイーターが内蔵されている上に、キャビネット上面が平らでなくES103Aが乗せられない、というのが現在使用していない理由の一つ。それとReference205を導入した際に、耳が慣れるまでは純粋なReference205のみの音を聴きたかったというのも理由の一つです。耳も慣れてきたし、そろそろ併用も考えています。
  • サテライトスピーカー AudioPro ALLROOM SAT
     以前は下のBOSE 1706IIと共に職場の机で使用していました。今の職場では自分の机に座っている時間が殆ど無い、という理由で使っていません。
  • ステレオパワーアンプ BOSE 1706II
     以前は上のAudioPro ALLROOM SATと共に職場の机で使用していました。今の職場では自分の机に座っている時間が殆ど無い、という理由で使っていません。


◎AVソフト

(画像はクリックで拡大します)
左のラックはaudio-technica AT-CB774です。主にCDを入れていますが、一部CDケースサイズのDVDやゲームなどもあります。最下段に関するツッコミは無しの方向で(^^; 所有CDは殆どこれで全部です。ここに入り切らなくなったら少し減らすように努力しています。
右のラックはaudio-technica AT-CB774SVです。主にDVDを入れていますが、一部DVDケースサイズのCDやゲームなどもあります。最下段に関するツッコミは無しの方向で(^^; DVDはここに入り切らなくて実家に置いてるものも多少あります。あと、人に貸したまま帰って来てないモノとか(つд`)