コミック
- コミックアンソロジーは別に分けました
- 現在も継続して買い続けているシリーズには「+」マークを付けています(自分でもわからなくなるので(^^;)
- 相田裕
- +GUNSLINGER GIRL vol.2:優
- や、今回も素薔薇しく良いですな。でも、アニメ化するそうで。原作だってまだ13話も話出来てないのに、1クールにも満たない分はどっから捏造するんですか?まぁ、どうせ見ないから関係ないけど。ところで、トリエラとクラエス萌えなオレはやっぱり少数派ですカ?
- +GUNSLINGER GIRL vol.3:優
- トリエラの人間性が比較的詳しく描写されたのって今回が初めてじゃなかろか。トリエラもクラエスも徐々に出番増えてるっぽいし、なんかいい感じ。
- +GUNSLINGER GIRL vol.4:優
- 今回はトリエラの出番が多くて良いね。あまり話は進んでいないように感じられるんだけど、今後の展開はどうなるのかね。
- +GUNSLINGER GIRL vol.5:優
- 今回は結構凄惨だねぇ。誰も彼もトラウマを抱えて、辛い過去を引きずって。フランコとフランカとクリスティアーノが一時退場して大きな動きは暫くお休みだろうから、ヘンリエッタやジョゼやヒルシャーの憑き物落としに時間を費やすのも悪くは無いだろう。アンジェリカとマルコーの憑き物は…きっと落ちないだろうなぁ。
- +GUNSLINGER GIRL vol.6:良
- 電撃大王を買うのやめてから連載では読んでないので、楽しみにしていたら、こんな展開になっていたとは。2期生の話はまだまだこれからなのでどういう展開にしていくのか、刮目して見て行く必要があるな。
- +GUNSLINGER GIRL vol.7:優
- 2期生のペトラが出てきてどうなるかと思っていたけど、1期生にも良い刺激を与えているみたいで良かった。どうしてもペトラがメインになる所為か、ヘンリエッタやリコの出番が激減してるけど、トリエラとクラエスはちゃんと出てるので、オレ的にはオッケー。
- 赤坂素人
- 目隠れっ娘世にはばかる!:良
- 本屋で芳文社や竹書房のコーナーを眺めてたらタイトルが目に付いて、「目隠れっ娘なんて、オレ以外にも需要あるんだなぁ」と思いつつ手に取ったら目隠れっ娘の偉い人の本だったのでビックリ&即保護。単行本になったなんて全然知らなかったよ。
目隠れっ娘がもっと世にはばかりますように。
- 阿部川キネコ
- +辣韮の皮 vol.3:優
- ようやく塩釜港が登場したね。このキャラには今後もぜひ頑張って欲しいね。
- +辣韮の皮 vol.4:優
- ようやっと4巻出た〜!今回はオレ的に特にニヤリとするネタが多くて悶えながら読んでたよ。名セリフってつい言っちゃうよね〜(たとえそれがさほど名セリフでなくとも!)。
- +辣韮の皮 vol.5:優
- 塩釜港の出番少ない(つд`) 泉先輩の活躍少ない(つд`)
- 天織龍樹
- LOVE LOVE SWEET:可
- 立場上必要かなと思ったんだけど、よく考えたら、この人の画集も手放しちゃってたし、別に買わなくても良かったかも。
- 荒井チェリー
- 三者三葉 vol.1:良
- 荒井チェリーは最初の頃読んでなかったんだけど、ときどきアンソロで見かけて、結構面白かったので、途中から読むようになった。あと、武人に勧められたからってのもある。
- 三者三葉 vol.2:良
- 普通に面白い。普通すぎてコメントに困るな。
- 三者三葉 vol.3:良
- 葉子さまの成長を見守るのが、父のような気持ちにも似て楽しいかも。
- 三者三葉 vol.4:良
- 相変わらずフツー。書くこと無い。
- 新井理恵
- 子供たちをせめないで vol.1&2:優
- 1巻が出たっきりずっとほったらかしになってて、もう続きは出ないものと思ってたので、今更ながら2巻が出たのはすげー嬉しい。新井理恵のマンガは殆ど、[COMIC]×-ペケ- ですら処分してしまったのに、これの1巻だけはずっと残してあったんだよね。それぐらいこのマンガが好き。
- 荒木飛呂彦
- ゴージャス・アイリン:良
- 古いヤツじゃなくて、最近出た愛蔵版のほう。荒木飛呂彦ではゴージャスアイリンが一番好きなので。つーか荒木飛呂彦は昔の方が良かった気がする。ビーティーからジョジョの第1部くらいまで。100歩譲っても第3部まで。
- アレックス・ロス
- JLA:リバティ&ジャスティス:優
- アレックス・ロス新刊。新刊と言っても出たのは去年の1月なのだけど。mixiのアレックス・ロスのコミュに行ってみたら新刊情報が載ってて初めて知ったので慌ててamazonでゲット。相変わらず素晴らしい出来で満足。[COMIC]スーパーマン:ピース・オン・アース・[COMIC]バットマン:ウォー・オン・クライム の後を受けて始めたシリーズらしいので、この2冊の続き[COMIC]Shazam!:Power of Hope と[COMIC]Wonder Woman:Spirit of Truth も是非日本語版を出して欲しい。ちなみにJLAとはJustice League of Americaの略。スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマン・フラッシュ・グリーンランタン・火星人刑事などが共闘するクロスオーバーコミック。
- 石川雅之
- 週刊石川雅之:優
- これを初めて読んだ時は結構ショッキングだった。唐沢なをきの漫画を初めて読んだ時には敵わないけど。田丸浩史くらい?
- +もやしもん vol.1:優
- こういう薀蓄多いのってツボなんだよなぁ。設定も意外だし、石川雅之っていつも結構意外なネタで来るよね。2巻が待ち遠しい(連載で読んでるけど)。
- +もやしもん vol.2:優
- 今回はグロい発酵食品や難解な薀蓄は控えめで、軽いテンポのお祭り話や女性新キャラ達の登場でテコ入れか?って感じ。オレはどっちもオッケーだが、薀蓄好きな人には不満かもなぁ。あと、及川はまだしも、長谷川と武藤と宏岡はみんなケバ系の顔立ちでいまいち区別が付かん。いや、区別は付くんだが、印象が似過ぎなので、もう少し描き分けられないもんかなぁと。
- +もやしもん vol.3:優
- せっかくだから特装版をゲト。シュールストレミング、話の種に一度食べてみたいが一体どんな味なんだろう。すげぇ辛いとかしょっぱいとか、見た目があまりにもグロいとかなら全然平気なんだけど、匂いがキツいのはダメかもしれない。前に一度クロタン(たしか)ってチーズを食べた時、「どう考えてもゲロです。本当にありがとうございました。」って匂いで、口に含んだ瞬間に吐きそうになって、一口飲み込むことすら出来なかったことがあるからな。それでも、やっぱり試してみたい気持ちは捨てきれない(^^; くさやとかも食べたことないけど、どんな匂いなんだ。ちなみに豆腐よう(漢字出ない)は全然平気だった。チーズみたいで美味しく頂きました。
- +もやしもん vol.4:優
- 実は怖い人な教授の一端が明かされた4巻。ゴスロリ=蛍もびっくりだが、なんで沢木にキス?あれ?
- 人斬り竜馬:良
- ↑と同時発売。だけど出版社違うし。偶然?面白いことは面白いけど、石川雅之にしては平凡かなぁ。まぁ、時代劇好きってのはそのお約束って言うか王道って言うかマンネリっていうか…こそを求めているのかもしれないけどね。
- カタリベ:良
- いつ、どこで連載されていたのか、初出が書いてないのでわかんないけど、[COMIC]週刊石川雅之 や[COMIC]人斬り竜馬 よりもさらに古い印象。検索してみたところ、雑誌の休刊で連載が止まったらしい。色々キャラが出て来てこれからって所で終わりなので、もっと続けば面白くなった感じがするだけにもったいない。
- 石渡洋司
- フロンティア vol.1〜3:可
- 絵柄はめっちゃ濃いし、全然オレ好みではないんだけど、なんか魅かれるものがあって買ってみた。単に連載中に最初の何話かだけ読んだので、続きが気になってたってだけかもしれないが。
- 井原裕士
- DOLL MASTER vol.5:優
- 完結。もったいない。もっと続けて欲しかったな。
- いわさきまさかず
- ポポ缶 vol.1:可
- なんとなくジャケ買いしてみたんだけど、イマイチでした。
- 岩永亮太郎
- パンプキン・シザーズ vol.1:良
- そんなに好きって訳でもないんだけど、なんとなく買ってみた。最近のマガジンGREATはちょっとずつ面白いのが増えてきてるかもしれない。
- パンプキン・シザーズ vol.2:優
- 2巻出てたのすっかり忘れてたので今頃Get。パンプキン・シザースの名前の由来には中々燃える物があるね。話の進行がもうちょっと速ければなぁと思わなくも無いけど、続きが気になるからそう思うのかもしれない。
- パンプキン・シザーズ vol.3:良
- 今回少尉の出番が多くて嬉しい。次巻ではもっと増えることが予想されるので更に楽しみだ。
- パンプキン・シザーズ vol.4:優
- アリス燃え〜(not萌え)。最後の一言はシビれた。
- パンプキン・シザーズ vol.5:優
- 伍長殆ど出番無し。アリスちゃんも最初のみ。暫く主人公以外にもスポットを当てて人間性を演出しようという考えか、それには大いに賛成だ。ところでTVアニメ化するらしい。GONZOなので画質的には心配無いのかもしれないけど、原作のエピソード不足はどうするんだろう。別にアニメの出来はどうでも良いんだが、それに影響されて原作がスポイルされるのが心配なんだよなぁ。某巫女漫画みたいに。
- 上野顕太郎
- 夜は千の眼を持つ:優
- 久し振りのうえけんの新刊。ビームに連載してた漫画を全部で75話も収録、そりゃ出ない筈だわ。[COMIC]朝日のようにさわやかに の続編という位置づけらしいんだけど、オレはむしろ[COMIC]ひまあり の続編のような感じがした。まぁ、どっちでも良いんだけど。
- 上山徹郎
- 隻眼獣ミツヨシ vol.2:優
- ようやっと2巻出ましたか。連載の方も、FSSかよ!ってくらい途切れがちなので今後の先行きちょっと不安ではあるけれども、とりあえず病気とかではないだろうと思うので、良いモノを作ってくれれば多少の時間は掛かっても許容範囲内かと。
#小野慈狼右衛門唯常萌えなオレはやっぱりおかしいよなぁ。
- 氏家ト全
- 女子大生家庭教師 濱中アイ vol.4:優
- オレって、これとか[COMIC]かみさまのいうとおり! とか、エロくない程度の下ネタが大好きなのかも。
- 女子大生家庭教師 濱中アイ vol.5:良
- ミサキとかリンとかアヤナとか、みんな良い感じなのに、マサヒコの境遇を羨ましいと思わないのはなぜか。マサヒコ達は中3で、もうすぐ家庭教師は必要無くなる訳だが、今後どうなるのかも気になる。
- 羽海野チカ
- ハチミツとクローバー vol.9:優
- ハチクロはオレじゃなくて、かなるが買ってる数少ないマンガなんだけど、折角だから感想を。この間8巻まで通して読んだので、それ程待たずに9巻が出て良かった。9巻は何かいきなりなシリアス展開。それまでず〜っとほのぼのダラダラとしていたのに、いきなりシリアスになってびっくり。これまでもシリアス風になることはあったけど、結局はギャグにまみれて解決されていったし、その所為かどうかわからないけど、登場人物達が、苦悩しまくってる割に成長していない気がしていた。その辺は意図して描いているのか(人間そんなに簡単に成長しないっていう)、作者の力量なのかわからないけど、この巻でのシリアス展開はきっとキャラの成長を促すためのものなんだろうなぁと。竹本ももう卒業だし、連載終了に向けてキャラを成長させてストーリーをまとめに入ってるのだろうか。単にはぐの影の薄さをなんとかしようというテコ入れ、ってことは無いと思うけど(^^; オレ的には山田の恋をなんとかして欲しい。
- ハチミツとクローバー vol.10:良
- 結局誰一人として恋が成就しないままにしては(はぐと修ちゃんの関係は恋愛とは違う気がする)、かなり綺麗に終わったと思う。結局「ハチミツとクローバー」というタイトルの意味は良くわかんないままだけど、最後にハチミツとクローバーのサンドイッチが登場。クローバーって食べれるの?
- 浦沢直樹
- +PLUTO vol.1:優
- まさかアトムがこんな形になるとはねぇ。昔の漫画ってすごく展開が速いから、こんな風に行間を埋める形でリメイクってのも面白いかもな。まぁ、それも浦沢直樹くらい実力のある漫画家じゃないと却って駄作を作って終わる羽目になるだけだろうけど。ヤマケンのBJみたいに。
- +PLUTO vol.2:優
- ゲジヒトやアトムは人間と変わらない外見として描かれている為、ほぼ原型を留めていないが(アトムの寝癖くらい)、もともと人間のキャラ、お茶の水博士や田鷲警部のアレンジが特徴を残しつつもちゃんとリアリティのある顔になっていて面白い。
- +PLUTO vol.3:優
- エプシロン登場で7体のロボットは全部登場。プルートゥも登場して、いよいよクライマックスかと思わせるけれども、ゲジヒトやKR団の件もまだ解決してないし、まだまだ終わらないだろうなぁ。
- +PLUTO vol.4:優
- 天馬博士登場。そういえば原作でも悪役だったっけな。元々の話に無いエピソードが沢山あって(大筋では変わってないんだろうけど)、なんだかわかんなくなってきた。なんだか謎ばかり増えてちっとも明かされないので、こんがらがってきたよ。ここらで大幅に話が進んで欲しいところ。
- 大井昌和
- ちぃちゃんのおしながき vol.1:優
- [COMIC]あいこでしょ は買うのやめたのに、こっちは買ってしまった。ちっちゃい子がたくさん出てきて大井昌和らしいというか(^^;)いや子供抜きでも大井昌和の芸風しっかり出てるけどね。あいこでしょもまた買いたくなってきたなぁ(^^;)
- 大河原遁
- +王様の仕立て屋 vol.10:良
- そういえばこのシリーズって今まで感想書いてなかったかも。買ってはいるけど感想書いてない本ってのも少量ある、実は。理由は様々。さて大河原遁って、オレが初めて読んだのは「Dies Irae」だったか、「Lonely Army」が先だったか。確か当時から薀蓄の多い漫画を書いてて薀蓄好きのオレは好きだったけど、一般にはあまり人気が無くていつも打ち切られてた印象が。細々とよく今まで保ったよね。王様の仕立て屋が結構ブレイクしてるから、暫くは安泰だろうけど、出来るだけ長く続いて欲しいなぁ。ところで、当時はたしか大河原正敏ってペンネームで、途中で今の大河原遁に改名した筈だけど、その途中か前にもう一回くらい改名しなかったっけ?
- +王様の仕立て屋 vol.11:良
- 表紙ユウじゃねぇ!こりゃびっくり。10巻台はずっとマルコで行くのか、それとも毎回違うキャラが出てくるのか、いずれにせよ次が楽しみではある。
- +王様の仕立て屋 vol.12:良
- 12巻の表紙はユーリア、このまま毎回違うメンバーでしばらくつづけるつもりだな。つーか、しばらく女ばっかりになるな。
- +王様の仕立て屋 vol.13:良
- パリ編終了。13巻の表紙はラウラだった。しばらくジラソーレのメンバーが続くと思ったんだけどな。登場頻度から言って次はサンドラか。このマンガ女ばっかりのような気がしちゃうけど、地味に男も沢山出てるので、もしかしたら男→女→女→男→女ってサイクルでセルジュかもしれない。
- 大石まさる
- りんりんD.I.Y vol.3:良
- 簡潔な完結。ドタバタした漫画だったけど、最後には感動で締め。大石まさるの面目躍如といったところだね。
- 泥棒猫 vol.3:良
- ちょっとバタバタしすぎてて大石まさるにしてはイマイチか。ラストもなんだか打ち切りっぽかったし。2巻のような雰囲気だったら良かったのに。
- ピピンとピント☆ vol.1:優
- ほのぼのなのは大石まさるらしくて非常に良いんだけど、ちょっと無駄にハダカが多過ぎという感が。夢ノ二に近づいてるのか?(^^;
- ピピンとピント☆ vol.3:良
- 完結。んー、このシリーズは大石まさるにしてはイマイチだったなぁ。最後にモモネェとくっつくと信じてたオレはかなり裏切られた感じだよ。
- +水惑星年代記:優
- 大石まさるの単行本はもう買わないでおこうと思っていたんだけど、短編集で尚且つ「水惑星」ってことで、[COMIC]空からこぼれた物語 の匂いがプンプンしていたので思わずゲット。で、やはり「空から〜」収録の話の続編や焼き直しがメインで、買って大正解。この手の、時間がゆっくり流れるほのぼのした物語が大石まさるの真骨頂だと思うので、[COMIC]泥棒猫 や[COMIC]ピピンとピント☆ みたいなのはほどほどにして欲しいなぁ。
- +続水惑星年代記:優
- この手の読み切り連作が大好きだ。きっと、ボクらはこういう大石まさるが読みたかった!というサイレントマジョリティもたくさん居るに違いない。りんりんペアや湊や清美も出て来て、古くからの大石ファンはニヤリ。アワーズではまだ続いているし、今後も楽しみだ。
#トーンを使わないで線描で陰影を描く手法は鶴田謙二に似ている気がするが、真似なのだろうか。
- 尾田栄一郎
- +ONE PIECE vol.28:良
-
- +ONE PIECE vol.31:優
- 400年前の話が好き。絵はギャグみたいなのに、相変わらず泣ける話を書くよなぁ。
- +ONE PIECE vol.32:優
- 空島編完結。空島編は良かったなぁ。長島編は今の所そんなに面白くないけど、今度どういう展開をするのやら。
- +ONE PIECE vol.33:可
- 今回はさっぱり燃えない。ONE PIECEは絵柄に似合わない熱さが良いのにぃ。
- +ONE PIECE vol.34:良
- やっぱりフォクシーでは相手として役不足かと。端から負ける筈が無いと思ってるから全然燃えなかった。でもウォーターセブン編は燃えそうな予感。
- +ONE PIECE vol.35:優
- なんかもういろんな問題が錯綜しまくりで、これをどう解決するのか楽しみだね。最初の頃って、一つのシリーズに問題は一つ二つ程度だったのに、今は混乱するくらい複雑になってる。どんどん腕が上がってるって事なのかね。
- +ONE PIECE vol.37&38:優
- ホントにONE PIECEって新しいシリーズになる度にどんどん面白くなるね(フォクシーは置いといて)。続きがすげー気になる。
- +ONE PIECE vol.39:優
- CP9、最初からいた4人だけでもかなりツラいと思ってたのに、更に3人も増えちゃって、どうやって倒すんだこんな奴ら。
- +ONE PIECE vol.40:優
- ブルーノをルフィが倒したので、残りのCP9は6人。ルフィとゾロとサンジとナミとそげキングとチョッパーで一人一殺で決まりか。今後の旅に向けて、みんなそれぞれパワーアップするだろうし、今後が楽しみだな。
- +ONE PIECE vol.41:優
- 今回も泣ける話。ロビンの過去話はオレはそれ程感動しなかったんだけど、その前の司法の塔前の屋上に勢ぞろいして
「あとはオレ達にまかせろ!」(だったかな?)って言うシーンに燃えた。ホント、尾田栄一郎はこういう所上手いよなぁ。
- +ONE PIECE vol.42:良
- 今回はチョッパーがクマドリを倒す場面くらいで、他はごちゃごちゃしてて燃える場面が少なかった。フランキー対フクロウはあんまり燃えなかったし。
- +ONE PIECE vol.43:優
- ナミvsカリファ、サンジvsジャブラ、ゾロvsカクと結構見せ場あるのになぜか物足りなく感じてしまうのはなぜだろう。そろそろ戦闘に飽きて解決を求めているってことだろうか。
- +ONE PIECE vol.44:優
- すげぇ。泣ける。今までも感動する場面は沢山あったけど、今回はその中でも最高だ。W7編での問題はロビンの件、メリーの件、ウソップの件、そして新メンバー(船大工)の件だった。ロビン・メリーの件はこれで綺麗に治まった。ウソップ・新メンバーの件もほぼ片付いたようなもんだ。これだけ絡み合った問題を綺麗に纏め上げる構成力はすごいなぁ。
- 小野寺浩二
- それいけ!!ぼくらの団長ちゃん vol.3:良
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- それいけ!!ぼくらの団長ちゃん vol.4:良
-
- それいけ!!ぼくらの団長ちゃん vol.5:良
- 姉崎先輩が良いね。ていうかもう卒業なのにどうやって続けるんだろう。
- 妄想戦士ヤマモト vol.3:良
- 確か団長ちゃんよりヤマモトの方が始まったのは早いはずだけど、いつの間にか抜かれてたんだねぇ。これで単行本未収録な分は全部収録されたと思うけど、まだ続くんだろうか。
- 義経ちゃん剣風帖 vol.1:可
- ん、まぁ、いつものアレ。だけどちょっとキャラが弱い気がするので「可」と。
- 小原愼司
- +二十面相の娘 vol.1:優
- 小原愼司ってフラッパーに移ってたのか、全然知らなかった。久し振りに読んだけど作風変わってなくて安心したよ。今回はギャグが無いけど、それもまた良し。
- +二十面相の娘 vol.2:優
- 小原慎二の絵ってオレの中ではなんとなく退廃と怠惰なイメージがあるんだけど、それが二十面相のイメージと合ってて堪らなく良い。嶋田久作の明智小五郎も見てみたくなったなぁ。
- +二十面相の娘 vol.3:優
- この3巻も大分前に出てたっぽい。二十面相は全然出て来ないけど千津子が二十面相の娘らしく成長して行くのは頼もしい。あと二十面相と関係の深そうな謎の男が出てきたりしてなんか意外な展開に。
- +二十面相の娘 vol.4:良
- ようやく二十面相登場。いやぁ非常に待った。白髪の魔人の正体も全然分からないし、次が非常に気になる引きだなぁ、くそぅ。
- +二十面相の娘 vol.5:優
- 白髪の魔人編完結。長々と待たせやがって漸く登場した二十面相だけど、早くも退場。いくら次から新しい展開ったって、どうすんだ?まさか明智が話を引っ張っていくのか?
- +二十面相の娘 vol.6:優
- 小原愼司の絵は非常に昭和の香りがして良いねぇ。使い捨てキャラにするには勿体無かった小糸さんも再登場して、今後は積極的に関わって来そうだし、今後がさらに楽しみだ。
- +二十面相の娘 vol.7:優
- 二十面相の正体が徐々に明らかになっていく7巻。教授とか謎の女とか新たなキャラが登場して全然先が読めないな。
- 加藤理絵
- 灰色の乙女たち vol.1:良
- なんとなく表紙から萌えオーラを感じたのでジャケ買い。この表紙で萌えを感じるオレっておかしいですか? 萌えとはちょっと違ったけど、なかなか面白恥ずかしかったので許可。三人組は岡田吉井松本とそれぞれ勝手に命名したり。
- かねこしんや
- +カルドセプト vol.4:優
- ビスティーム編完結。キギの出番がもう無いってのは残念だなぁ。
- +カルドセプト vol.5:優
- 待ちに待った最新巻。ギルドでのバトルが素晴らしく盛り上がる。毎巻毎巻上手く盛り上げるもんだ。絵が上手く、ストーリーも泣けて、ギャグも切れる、バトルも燃える。かねこしんやは得難い才能だわ。しかし、ずいぶん昔から連載してる気がするけど、まだ5巻なんだなぁ。これで筆が早ければ最高なんだが(特別遅いという訳ではないんだが)。
- カラスヤサトシ
- +カラスヤサトシ:優
- 「キモカッコワルイがクセになる」というオビの文句で必要十分な気がする。まだ連載してるのに何故か1巻という表記が無い。1巻売れなかったら2巻出さないよという事だろうな。こんなに面白いのに、なんでこんなに扱い悪いのかな。きっと絵柄がキモいからだろうな。
- 菅野文
- +乙男(オトメン) vol.1:優
- 増刷かかったようで、ようやくゲット。ていうかamazonにお勧めされたし。恐るべしamazon。表紙の絵柄からはちょっとオレには合わないんじゃないかと思ってたけど、意外に大丈夫だった。で、飛鳥の乙男っぷりには全然敵いません。やっぱりオレは乙男じゃなかった、良かった、と胸を撫で下ろしたり。オレの料理は大雑把な男の料理だし、お菓子はまず作らないし、可愛いモノが好きと言ってもそれはあくまでも男の目から見た可愛いモノ(フィギュアとか)であって、ぬいぐるみとかファンシー系には全然魅かれないしな。飛鳥と橘の関係はなんか覚えがあると思ったら、[COMIC]彼氏彼女の事情 の有馬と浅葉に似てる。万能だけど純情で世間擦れしてない男と、それをいじりつつ温かい目で見守る女たらし。都塚が宮沢くらいオシが強くて、もう少し積極的に話に絡んでくれると面白くなると思うのに残念。そういった人間関係的な意味ではカレカノには及ばないと思うので、ぜひ乙男部分を強調して差別化を図って行って頂きたい。ところで飛鳥の「ときめくな俺の(乙女)心」という台詞は[COMIC]覚悟のススメ のパロディだろうか。「ときめくな俺の(乙女)心、揺れるな俺の(乙女)心)」まで言ってくれれば間違いなくパロディなんだけど。そもそも少女マンガ家が覚悟を読んでるかどうか微妙なところ。途中で[COMIC]空手バカ一代 のパロディもあったので、もしかしたら覚悟も読むような人なのかも。乙男の読者の99%以上は覚悟を読んでないだろうから、パロディとはわからないだろうけどな。兎も角、カレカノが終了して以来、こういうときめく系の少女マンガを読んでなかったので大いに期待している(二ノ宮知子・成田美名子・夢路行はときめく系じゃないし、谷川史子はドキドキ系じゃなくてほっとする系のときめきなのでちょっと違う)。
- 木尾士目
- げんしけん vol.1:優
- 大野加奈子のために買いました。あと会長(くじアンの)も。
- げんしけん vol.3:優
- アンバランスファイターやりてぇ〜。当然会長で。会長と八極拳って似合いすぎ。しかし、猛虎硬爬山はともかく鉄山靠が超必なのはどうか。いやそもそも八極拳は二の打ち要らずであり通常技自体が超必と言っても良いと(以下略)
- げんしけん vol.4:優
- アニメ化するらしい。がっかり。オレのげんしけんをアニメのへたれた作画で汚すなー!
- げんしけん vol.5:優
- この辺の雰囲気はかなり好き。荻上も徐々に染まって来て、というか本性がばれて来て良い感じ。あー、そういえばオレも大学に入るまでは周囲にヲタって自分位しか居なかったから、サークル入った時もどこまで自分の本性晒して良いのかかなり手探り状態だったよ。まぁ、ウチの会員は殆どが男性だったから、エロに関してはほぼ野放しだったけど。あー、ちなみに初回限定のしおりは会長じゃなくて副会長だった。4巻のときも大野加奈子じゃなくて咲だったし、引き弱いなぁ。サーチするべきだったかなぁ。
- げんしけん vol.6:優
- うわ〜なんか荻上ますます良い感じになって来たねぇ。笹×斑とか妄想するところがいかにも腐女子っぽくてリアル?(いやリアル腐女子のことはそんなに知ってる訳ではないが) くじアンが全然出てこないのがちょっと残念だったけど、そんなこと忘れるくらい荻っちが活躍したので許可。
- げんしけん vol.7:優
- 荻上更に良い感じになってきた。最近は大野よりも荻上ですよ。ツンデレー。
- げんしけん vol.8:優
- この巻で終わりだと思ってたのに大量に描き下ろし追加されて次に続くのは意表突かれた。この巻ではもうすっかり恋愛話で、巷ではオタク関係無いじゃんとか恋愛話は他でやれとか言われてたけど、大学生にもなって恋愛経験ほぼ0とか非オタから遅れながらも人生経験積んで行くのがむしろオタクっぽいなぁと思ったんだけどな。ともかく描き下ろしで最後どうまとめるのか楽しみだ。
- げんしけん vol.9:優
- 描き下ろしを加えて綺麗に完結。最後は斑目・笹原・荻上の成長が中心に描かれていた(クッチーも成長した?)。8巻の感想でも書いたけど、非オタよりも遅れて成長する(成長速度が遅い訳ではなく、寄り道するので遅い)のがオタクの特徴だと思うので、その辺りは実に良く表現出来ていたと思う。遅れた所為で手に入らなかったモノ、それをあっさりと諦める物分りの良さ(意気地の無さ)、すごく良くわかるなぁ。
- 岸本斉史
- NARUTO vol.17:優
-
- NARUTO vol.18:優
- 感想なんかいらないでしょ?
- NARUTO vol.20:良
- 三忍対決が済んで一休みといったところ。なので、盛り上がりに欠けるのはしょうがないか。でもナルトとサスケが一触即発まで行ったり、ちょこちょこと山場はある。
- NARUTO vol.21:良
- チョウジの見せ場は良かったけど、それ以外は普通。
- NARUTO vol.22:良
- ネジも良いけど、オレは早く多由也とテマリの出番が見たいなぁと。テンテンの出番はまだぁ〜〜?
- NARUTO vol.23:優
- 今回は多由也の出番が多くて良いね。特に状態2の多由也がスバラシイ。次巻ではテマリも出る筈だし、楽しみだねぇ。
- NARUTO vol.24:優
- 今回はテマリの出番があって嬉しいね。砂はなんかレギュラー化しそうな雰囲気だし、今後にも期待できそう。
- NARUTO vol.25:優
- 第一部クライマックス寸前。だけど回想メインでちょっと地味。
- NARUTO vol.26:優
- 第一部クライマックス。「お前は一体…何なんだ…?」「友達だ」はかなりシビレた。奈須きのこくらいシビレた。[COMIC]ONE PIECE にはシビレる台詞が時々あるけど、NARUTOではめずらしいな。
- NARUTO vol.27&28:優
- 第1部完結&第2部開始。第2部の方が圧倒的に面白いな。テンテン復活したし、早く活躍が見たいところ。
- NARUTO vol.29:優
- やっぱり第2部の方が断然面白い。ナルトの戦いがかなり安心して見てられるようになったな。テンテンは相変わらず活躍しそうで活躍しないけど。
- NARUTO vol.30:優
- サクラ強ーい。ところで、みんな中忍になって、ネジなんかは上忍な筈だが、チームって変わんないのかね。
- NARUTO vol.31:良
- 我愛羅やけにあっさり死んだと思ったらまさかの復活。しかし守鶴取られちゃって、もとの実力は失われただろうに、今後も風影としてやっていけるのかね。
- 大乃元初奈
- +おねがい朝倉さん vol.1&2:優
- はふぅ、癒されまくり。
- +おねがい朝倉さん vol.3:優
- 相変わらず萌ぇ。
- +おねがい朝倉さん vol.4:優
- やっぱり朝倉さんは良いね。癒されるよ。東って明らかにオレの嫌いなタイプの人間なんだけど、実は結構人気あるのだろうか。
- +おねがい朝倉さん vol.5:優
- 朝倉さんは言うまでもないことだが、最近は神田も結構好きだったり。まぁ、基本的に大乃元初奈のマンガに悪人は居ない訳だが。
- +おねがい朝倉さん vol.6:優
- 新キャラ牧田登場。この巻はず〜〜っと牧田メインで、あからさまなテコ入れ吹いた。東→西薙→神田→栗原と来たから、次は朝倉さんかな?東・神田・牧田の関係もいろいろネタ作れそうだし、しばらくは引っ張れるな。
- よろしく神田さん:優
- 神田と東が意外にも良い感じでびっくり。
- ++1サプライズ vol.2:優
- 面白い。けど、朝倉さんの新刊が出るまでのつなぎ、という立ち位置は変わらないかな。
- ++1サプライズ vol.3:可
- 後半、居月親子が出てからは正直面白くない。なんか大乃元初奈の描くキャラはすごい良い人かすごい悪い人しか居ない気がする。
- けっこうなお点前で:可
- 良くも悪くもいつもの大乃元初奈。お茶の作法とかに詳しいともう少し楽しめるかも?
- 木村紺
- +神戸在住 vol.5:良
-
- +神戸在住 vol.6:優
- 相変わらず淡々と進むのが良いね。なんとなくサラ・イネスに作風似てるかなと思ったり。この巻は和歌子と洋子の出番が少ないのがちょっと残念。
- +神戸在住 vol.7:優
- このマンガは連載で読んでない(雑誌を買っても読みとばす)ので単行本が非常に楽しみである。非常にゆったり流れる時間が好きなんだけども、この巻では日向がいなくなり、洋子がいなくなりで結構ショック大きいかも。ゆっくりながらも時間は進んでいるんだなぁと、寂寥感に浸るのもまたよろし。
- +神戸在住 vol.8:良
- この頃になって出てきたキャラは、帆津さん以外あまり見分けがつかない。ヅラもいつの間にか4回生でもう卒業とか言ってるし、卒業したらどうなるんだろ、連載続くのかな。
- +神戸在住 vol.9:良
- 10巻と同時発売じゃなかったのか、探し回っちゃったぜ。アフタヌーンで巨娘読んだ後に神戸在住読むとギャップがすごいな。
- 黒丸
- クロサギ vol.1:良
- なんとなくジャケ買いしてみた。詐欺師を詐欺にかける詐欺師の話で、絵柄は北崎拓+山田貴敏みたいな感じ。これが初連載とのことなので、どっちかのアシでもやってたんだろうか。評価としては可〜良ってとこだけど、初出なので、御祝儀で「良」ということで。ヤングサンデーは読むもの無くてしばらく読んでなかったんだけど、久し振りに読んでみようかな。
- クロサギ vol.2:良
- いやなんか至って普通の社会派漫画なんで、特別言うことも無いな。
- クロサギ vol.3:可
- ふと気づいた。このマンガのアシスタントって、3人いるみたいだけど全員女性らしい。この作者も女性なのかもな。性別わかりにくいペンネームだし。
- クロサギ vol.4:可
- あまり代わり映えしないが、ストーリーの性質上あまり変化を求めすぎるのは無理な話か。神志名の過去が明かされたし、全く進展してない訳では無いんだけどな。
- クロサギ vol.5&6:良
- 少しずつちびちびとだけど、ちゃんと話が進んでるのは好感が持てるな。
- クロサギ vol.7:良
- 理論的には詐欺の種類だけ話が作れる筈だが、そろそろマンネリ気味かも。伏線はいろいろあるんだし、次辺りでデカく行って欲しいね。
- クロサギ vol.8:良
- 1巻に1歩くらいずつゆっくり進んでいる。
- こいでたく
- RPGこわい:可
- 久しぶりにTRPGやりたくなったなぁ。でも面子居ないし。まぁオレ自身TRPGはそんなにやったことないんだけど。ソードワールドが2回とTORGが1回と熱血専用が1回だけだったかな?GMは出来ないし、自分で面子集めるのは無理だろうなぁ。
#TRPGが無理なら、MTGでも良いんだけどなぁ。MTG好きな彼女なんか出来たら最高なんだが(^^;)
- 小だまたけし(まだ子)
- 平成イリュージョン:良
- 小だまたけし短編集。相変わらず、素晴らしいと言う程では無いけどなんとなく良い。
- 平成コンプレックス vol.1:良
- 短編集「平成イリュージョン」に載っていた話と同一設定で連載しているもの。最初のエピソードは平成イリュージョンの焼き直しだったんだけど、きっちり話膨らませて面白くなってる。今後に期待、って言いたいところだけど、どうやら第一部完(打ち切られた?)っぽい。単行本にはちゃんと1巻って書いてるから、2巻出る予定なのだろうか。単行本作業終わったら第二部始まるのか?
ところで、まねきんの続きはまだですか?
- ちえのわ:可
- 小だまたけしの単行本を買うのは初めてだったり。まだ子のは2冊持ってるんだけど(^^;
- まねきん:良
- 初出が[MAG]うさまん vol.2〜9ってなってるんだけど、うさまんはvol.6で休刊したんじゃなかったの?当時オレのイチ押しの雑誌だったのにあっさりなくなっちゃったなぁ、と思ってたんだけど。まだ子はいつものおバカな話も好きだけど、こういうのも良いね。
- 湖西晶
- +かみさまのいうとおり! vol.1:優
- 待望の、まさに待望の1巻。やっぱりくりちゃんが良いね。いや、体じゃなくて(^^; 優等生なのにそれを鼻にかけず皆のフォローに回る心の広さが、なおかつ自分のことより皆のことを第一に考えてるお母さん的な所が素晴らしい。ところで、中の下ネタが全部理解できるのってヤバいですか?
- +かみさまのいうとおり! vol.2:優
- やっと出ました2巻。やっぱりくりちゃんは素晴らしいなぁ。虚無僧ちゃんの素顔が出たり、まりあの過去に何かありそうだったり、3巻が早くも待ち遠しい。ところで山伏のキャラが、あずまんがのとも的なポジションになって来てる気がするが、あんな風になってしまわないか心配。
- +かみさまのいうとおり! vol.3:優
- 3巻デター![MAG]まんがタイムきらら 買わなくなってから全然読んでないので、すごく待ち遠しかった。産休でしばらく休んでいるらしいという噂は聞いていたけど、今は再開しているんだろうか。あとがきを読む分には、このまま引退するつもりは無いみたいなので、あまり心配はしていないけど。4コマって普通のマンガよりも描くの楽そうだから、子育てしながらでも出来そうだしね。ネタ出しは普通のマンガよりもずっとずっとツラそうだけど(^^;
- お湯屋へようこそ:良
- すごいすごい、湖西晶なのに全然下ネタ無いよ〜w 下ネタ無しのほのぼのした4コマもまた良し。湖西晶の意外な一面を見たな。
- 小箱とたん
- +スケッチブック vol.1:良
- 連載では1回(第1話)しか読んだことないけど、なんとなく購入。いつの間にかこんなにキャラが増えてたのね。
- +スケッチブック vol.2:良
- 相変わらずのユルい笑いが良い。もう2巻出たのか意外に早かったな、と思ってしまうのは別に首を長くして待ってたりしなかったからだろうな。
- 小林尽
- +School Rumble vol.1:優
- 連載始まったときから、単行本化するのずっと楽しみに待ってたんだけど、8頁くらいの連載なのでなかなか出なくて非常に待ち遠しかったよ。ジャンプコミックス・サンデーコミックスは結構買ってるんだけど、マガジンコミックスって買うの実は初めてかも。
- +School Rumble vol.3:優
- 沢近、最初はあまりオレ好みのキャラじゃないと思ってたけど、この辺りからめっちゃ良くなって来る。ていうか播磨とのカラミが最高。次辺りから一条も出てくるはずだから楽しみだね。
- +School Rumble vol.4:優
- 4巻は沢近と周防の出番が多くてサイコー!一条も出てきたし、天満と播磨の天然も全開でますます面白くなってきた。
- +School Rumble vol.5:優
- アニメ化するらしい。がっかり。オレのSchool Rumbleをアニメのへたれた作画で汚すなー!
- +School Rumble vol.6:優
- やっぱり沢近っスよ。とは言え沢近vs姉ヶ崎など前座に過ぎず、やはり沢近vs周防、そして次あたり予定の沢近vs八雲!コレ!サイキョー!
- +School Rumble vol.7:優
- 沢近vs八雲サイコー。つーかメインであるはずの天満と烏丸影薄っ。表紙はついに花井にまで。このまま行ったら早晩ネタが尽きると思うんだが(まぁ15巻くらいまでは大丈夫だと思うけど)。
- +School Rumble vol.8&9:優
- 花井&周防が急接近したのには結構びっくり。幼馴染とは言え、お互いに恋愛感情は無かった筈なので、こういう方向に向かうのは難しいだろうと思ってたんだけど。
- +School Rumble vol.10:優
- この巻も八雲vs.沢近が素晴らしい。イチさんもちょっとずつ変わってきたし、みんな成長しているなぁ。
- +School Rumble vol.11:良
- 今回はあまりパッとしない話ばかりでちょい残念。やはり沢近の出番が少ないからではないかと。周防は結局、花井とはアレっきりで麻生の方に流れてしまうのか。今後が気になるところではあるな。
- +School Rumble vol.12:優
- 播×沢サイコー。オレの書くスクランの感想って、こればっかだな(^^;
- +School Rumble vol.13:優
- 旧校舎で1階にマットを敷いたときに、天井を見上げたら大変な事になってたんじゃないかと思うのだが。
- +School Rumble vol.14:優
- 最後の麻雀の回が最高。東郷の意外な趣味とか。ていうかこんなにキャラいたっけ?って感じなんだけど(^^;
- 小林よしのり
- 戦争論3:良
- オレがこのシリーズを好きなのはスタンスが反米・反中・反韓だから。内容的には、本当にその理屈で合ってるのか?と思う部分も多々あるが、それでも他の歴史本に比べたら圧倒的に少ない。他の本と違って反対意見も(多少)載っているというのも良い。それだけで公平な立場から考証しているとは一概に言い切れないが、他の大多数の本のように反対意見は無視、あるいは極端な反論を紹介して「こういうことを言う人間の感性が信じられない」などと理屈を述べず感情で切り捨てるのよりはずっとマシ。それがいい大人の、しかもインテリゲンチャのやることかよと小一時間問い詰めたい本が非常に多いのよ。
#内容が1・2と殆ど変わってないような気がするのだが、3を出した意味はあるのだろうか。
- ゴーマニズム宣言 EXTRA vol.1:良
- ゴー宣は良い。ゴー宣に書いてある事を頭から信じる気は毛頭無いが、とりあえず政治などオレがあまり興味を持っていない分野に対して興味を抱かせてくれる嚆矢にはなる。最近は戦争のことばかり繰り返し書いてネタが無くなって来たのか、段々と過激に、そして傲慢になり過ぎている気がするが。
- 桜玉吉
- +御緩漫玉日記 vol.1:良
- トクコさん最高。微エロ。トクコさんというとなんとなくメイドロボっぽいがそれはさておき、かなり私生活さらけ出してる気がするがどこまで本当なんだか謎だよなぁ。
- +御緩漫玉日記 vol.2:良
- トクコさんは今回は出て来ず。白鳥さんは、最初脳内彼女って言ってたのに、かなり実在っぽい描かれ方をしてるんだけど、どこまで本当なのか。あと、病名は急性腹膜炎で間違いないんだけど、(急性虫垂炎による)急性(限局性)腹膜炎+腹腔内膿瘍だと思われ。
- ざちお
- はねむす:優
- かえるずきんちゃん2で連載中のwebコミックの単行本。webコミックが単行本化するのってちょっとずつ増えてはいるけど、まだまだ珍しいよね。vol.1とは書いてないけど、まだ連載中であることだし、vol.2も出るのだろうか。売り上げ次第ってこと? 単行本ではおまけコミックがちょこちょこと加えられてるけど、メインストーリーだけ読むならwebで充分かも。
- 佐藤明機
- 楽園通信社綺談:優
- 昔ホビージャパンから出てた単行本の新装版。氏のもう1冊の単行本「ビブリオテーク・リブ」も新装版で出るみたいだし、嬉しいねぇ。オレは旧版で両方とも持ってるけど、これが「家出王國」単行本発売への伏線だったら良いなぁ。家出王國+アンソロ作品集だったら完璧。
- ビブリオテーク=リブ:優
- 昔ホビージャパンから出てた単行本の新装版。[COMIC]楽園通信社綺談 に続いてこっちも復刊、嬉しいねぇ。mixiによると新作のコンテも進んでいるとの事。雑誌連載が始まってくれればベストだけど、家出王國+アンソロ+描き下ろし、って感じでも良いから新刊出て欲しいな。
- 佐藤マコト
- サトラレ vol.5:優
- 今回山田教授の出番が多くて素晴らしい。山田教授は里見健一・片桐りんに次いで好きなキャラなのでこのぐらい出番多いと盛り上がるね。
- サトラレ vol.6:優
- 今回は里見健一も出てるし片桐りんも出てるし山田教授も出てる。みんな満遍なく出すって結構難しいと思うんだけど、上手いよねぇ。
- サトラレ vol.7:優
- いよいよ盛り上がって来た。かなりクライマックス。この先どうなるのかねぇ。まさか終わったりしないよね。このくらいで終わらないで、まだまだ続けて欲しいなぁ。
- サトラレ vol.8:優
- 第1部完。まさか人死にが出るとは思わなかったけど、サトラレ同士のコミュニケーションを描くには必要なプロセスだったのかもしれない。この死を無駄にしないように上手く昇華できるようなストーリー展開を是非とも期待したい。
- +サトラレneo vol.1&2:優
- 何故か1巻の感想を書いてなかったので纏めて。neoは無印よりシリアスな話が多い。無印ではサトラレの能力に伴うトラブルをコミカルに描くのが多かったのに対して、neoではサトラレの弊害、存在意義に迫ろうとしている。2巻ではサトラレの恩恵を受け取らないことも必要と、岩田が決断するけれど、自分がサトラレと知ったときにどうするのか。また仮にサトラレの能力で息子が助かるとしても同じことが言えるのか。その辺りのジレンマをどう解消していくのか。まぁ「あとちょっと」とのことなので作者の中ではもう最後までの構想は出来上がってるのだろう。楽しみに待つとしよう。
- SABE
- 阿佐ヶ谷腐れ酢学園:良
- 昔、武梨えりの日記に面白いと書いてあったので、買ってみた。最初はなんかつまんねーしオレには合わねーな、と思ってたけど、読んでるうちに段々面白くなってきた。誰かに勧めてみたいが、おそらくオレの友人でこれを面白いと感じる人はいないと思われ(^^;
- G=ヒコロウ
- みんなはどぅ?メガキューブ:優
- やっぱヒコロウは良いね。オレはぐわんげ漫画よりE.S.P.RADE漫画を連載して欲しいですヨ。
- みんなはどう?ZOMBIE:良
- ロシアより愛をこめて。とかレオソとか収録されるの何回目でつか?
- 不死身探偵オルロック完全版:良
- わけのわからん不条理な展開がヒコロウの持ち味なんだけど、オルロックとシャーボは特にハジけ過ぎててオレでも付いていくのがツラいかも。
- 塩野干支郎次
- ネコサス:シックス:良
- なんとなくジャケ買いしてみた。絵はあまりオレの好みという感じではないが、ギャグの切れが良いので良。絵柄が好みじゃないのにジャケ買いするオレってどうか。いや、なんとなく面白そうなオーラが見えるんですよ。マジでマジで。
- ユーベルブラット vol.0&1:優
- えぇ?塩野干支郎次ってギャグ漫画家じゃなかったの!?しかも0巻ではエロスもほんのり入ってるし…っていう驚きはともかくとして純粋に面白いので許可。[MAG]ヤングガンガン はこれの為に読んでる様なもんだしな。
- ユーベルブラット vol.2:良
- ロリショタキャラはイマイチ見分けが付かんな。親父キャラはしっかり描き分けてるのにw
- ユーベルブラット vol.3:優
- 真面目な塩野干支郎次も良いんだけどな。やっぱ、篠房六郎とか塩野干支郎次が真面目に描いてるとすごい違和感が。
- ブロッケンブラッド:優
- わぁい。
- 篠房六郎
- 篠房六郎短編集:良
-
- 空談師 vol.1:良
- [COMIC]家政婦が黙殺(篠房六郎) も良かったけど、シリアスなのも良いね。
- 空談師 vol.2:可
-
- 空談師 vol.3:良
- なんと終わってしまったのか。連載で読んでなかったから全然知らなかった。最後ちょっと消化不良のような。
- +ナツノクモ vol.1&2:優
- えっと、要するにアレだ、[COMIC]空談師 の続編。設定同じだし、ストーリーの繋がりもある。空談師が好きだった人なら問題無く楽しめるかと。逆に空談師が理解出来なかった人には無理かなぁ。
- +ナツノクモ vol.3:優
- 難解。だけど好き。いや、[COMIC]空談師 程は難解でないけど。ロールプレイによるカウンセリングっつーか癒しってのは意外に相性良いかもしれないな。アフタヌーンではあまり読者受けしなかったみたいだけど、IKKIなら打ち切りにならずに行けるかな?
- +ナツノクモ vol.4:良
- なんか今までよりは話は分かり易くなった気がするけど、エンジン男の大暴れがないと今一つスカッとしないな。
- +ナツノクモ vol.5:優
- 傭兵団編は終わったけど、今度はホグウィッシュ(この辺のネーミング許されるのか?)が登場。動物園の危機はまだまだ去らない。しかしガウルの憑き物は大分落ちたみたいだし、良かった良かった。
- +ナツノクモ vol.6:優
- トルクのエンジン男じゃない外装久し振りに見た。ガウルはかなり回復したみたいだけど、クロエとかメリノーとか、病んでる人間はまだまだ居る。ていうか基本的に動物園に居るのは全員病んでる筈。その辺どう解決していくのか、クランクは何を企んでるのか。次が楽しみだ。
- +ナツノクモ vol.7:優
- 姐さん、流石です。今作では姐さん、サンチョ、ジージャが良。
- 島袋光年
- RING vol.1:優
- 買っちまった。連載では読んでなかったんだけど、なんとなくリングっていう未知のスポーツが面白そうで。今までにも架空のスポーツを題材にしたマンガはいくつかあったけど、その中でもコレはダントツに面白い。リングやってみてー。
- RING vol.2:優
- 更に面白くなってきた。リングのルールなんかも徐々に分かってきて、ますます楽しみだ。
- RING vol.3:優
- 3巻ようやくGetできた。展開的にはスラムダンクのパクりと言われても反論出来ないかもしれないが、リングっつー架空のスポーツが非常に面白そうなので、オレ的には許可。なんか打ち切りっぽい感じで第一部完なんだけど、その辺が連載終了の理由なのかねぇ。いや、中途半端で中断していた「たけし」を再開してちゃんと終わらせるための一時的な休載だと、オレは信じてるが。
- 島本和彦
- 吼えろ!ペン vol.7:良
-
- 吼えろ!ペン vol.8:優
- 富士鷹ジュビロついに登場。表紙にも出てるし。炎尾燃にも負けず劣らず熱い漢だよ!ぜひ今後も何度も出て欲しいな。
- 吼えろ!ペン vol.9:優
- やっぱり富士鷹ジュビロは良いねぇ。今月のGXにも出てるし、この調子でちょくちょく出てくれることを期待。
- 吼えろ!ペン vol.10:良
- 今回も面白い。面白いんだが……どうも富士鷹ジュビロが出ないと満足出来ない体になってしまったらしい(汗
- 吼えろペン vol.11&12:優
- 最近なんか富士鷹ジュビロの出番が増えて来てる気がする。いや嬉しいけど。
- 吼えろペン vol.13:優
- なぜかこの最終回は連載で見逃してたんだよね。そしたらいきなり「新吼えろペン」が始まっててビックリした覚えがあるよ。こういう最終回だったんだねぇ。へぇー。
- 新吼えろペン vol.1&2:可
- ぬ、なんか「新」になってつまらなくなったような気が…。映画とかアシスタントとか、小細工に走り過ぎてて勢いが削がれている様な気がするなぁ。
- 士郎正宗
- 攻殻機動隊 vol.1.5:優
- 単行本未収録の話を掲載。これでやっと連載時の切り抜き捨てれるよ〜。しかし「DUAL DEVICE」は2巻に収録されては居るけど、描き下ろしと言っても良いくらい加筆・修正されているので、これはこれでやはり別バージョンとして取っておくべきかなぁ。
- INTRON DEPOT3 BALLISTICS:優
-
- INTRON DEPOT 4 BULLETS:良
- 士郎正宗画集の4冊目。今回はアニメ・ゲーム関連の設定資料的な内容なので、士郎正宗オリジナルでないからか、いつもの薀蓄が少なくて非常にあっさりした印象。メカがメインで尻が少ないのも残念。ところで昔[MAG]コミックドラゴン で連載してた「NEURO HERD」はいつになったら単行本になるのだろうか。
- すがわらくにゆき
- +快速!FREE NOTE Book!! vol.2:良
- 正直、表題作の方はそれほど面白く無いんだけど、「魔術っ子!海堂くん!!」の単行本未収録分が収録されてるのは嬉しい。すがわらくにゆきには、今みたいな1回こっきりの使い捨てマンガじゃなくて、シリーズモノとか日記マンガとか描いて欲しいなぁ。
- 鈴木雅久
- Tropico:優
- トロピコっつーとアル・パチーノが主演していた映画かな、ってそれはセルピコか。ファルネーゼ様の従者で、ってそれもセルピコか。トロピコは鈴木雅久さんの3冊目の画集。オレはこの人の描く眼鏡っ娘が好きなのに、めったに眼鏡っ娘描かないからなぁ。この本にも2枚しかないし。
- 関根亮子
- ソーセージ☆まーち vol.1&2:良
-
- ソーセージ☆まーち vol.3:良
-
- ソーセージ☆まーち vol.4:良
- よくまぁ同じようなネタでこんなに続くもんだ。とかいいつつ買ってて、しかも良をつけるオレもオレだが。
- ソーセージ☆まーち vol.5:良
- この作者のマンガは、他のはそれ程面白くないんだけど、これだけはそこそこ面白いんだよね。
- 819☆びーんず vol.1:不可
- なんかイマイチかも。キャラが弱いせいだろうか。
- 隠密☆少女 vol.1:良
- やっぱり委員長が(以下略)
- 高田慎一郎
- 天然濃縮オレンジ戦機:良
- 武人から借りて読んだ。連載では読んでなかったけど、なかなか面白い。高田慎一郎ってこういうのも描けたんだね。でも、オレはぷちらんち山手零番館の方が気になるかも。モデラーとして。
- 高遠るい(しとね)
- +CYNTHIA THE MISSION vol.1:良
- 高遠るい(しとね)のオリジナル初単行本(だと思う)。随所に見られる板垣恵介リスペクトがなんかもうマニア心を揺さぶって堪らない(^^; とりあえず紫水ほたると久我阿頼耶が主人公以上、ていうか問題にならないくらいに燃えるので、今後に期待。
- +CYNTHIA THE MISSION vol.2:優
- 板垣恵介リスペクツ。バキがさっぱり面白くなくなって来ているのに比べ、こちらはまだまだ面白くなりそうな感じ。高遠るいの鉱脈はまだ掘り始めたばかりなので今後も期待できるな。
- +CYNTHIA THE MISSION vol.3:良
- ちょっと板垣色が強すぎるかな。男キャラが出て格闘すれば、この作者の絵ならそうなるのは自明かもしれないけど、スマートな女の子格闘に時々不自然に筋肉質な絵が混じるのが面白かったのに、今回はちょっと多過ぎ。
- +CYNTHIA THE MISSION vol.4:優
- 少年漫画的展開になって参りました。ブリギットは思ったよりも弱かったなぁ。逆にファントムは思ったより強かった。5on5の残りのメンバーをどう集めるか楽しみだな。
- 弩月万罪:良
- しとねのTYPE-MOONアンソロ作品集。うわー、月姫アンソロvol.1の頃って絵柄全然違うなぁ。ていうか、これ読むまで、しとねのマンガだと認識してなかった。次からはもうかなり今のしとねになってるので、このわずかの間に一体何があったのか。どれも面白いんだけど、結局一番笑えたのが最後の餓狼伝ネタなのってどうよ(笑)
- SCAPE-GOD:良
- これは良い眼鏡っ娘でつね。「セカイ系SF百合バイオレンスアクション神伝奇」ということで非常に高遠るいらしい作品だった。百合だったのは最初だけで最後はデビルマンだったけど。
- 武梨えり
- プリプリプラネット:良
- 武梨えりって単行本出してたんだねぇ。ペルソナはやってないけど、なんだか知らんがとにかく良し!
- TAKE-MOON:優
- 武梨えりの月姫&メルブラ作品集。今更何も言うことは無い。黙って買って読め。
- TAKE MOON2:優
- 武梨えりさんのTYPE-MOONアンソロ作品集vol.2。ゴスロリとかゴレンニャーとか、マジあり得ない発想。書き下ろしのバゼットが素晴らしく良い上に、ラディカル☆カレンちゃんってタイトルに妙に聞き覚えがあると思ったら[COMIC]リリカルかれんちゃん(岡崎武士) のサブタイ(ラジカルかれんちゃん)じゃねぇか!こんな懐かしいネタを平気で…。えり…恐ろしい子…!
- +かんなぎ vol.1:優
- 武梨えりさんの初オリジナル単行本。やっぱ武梨さんはわかってるなぁ、いろいろと。直球も変化球も自由自在で、どうすればこんなことが思いつけるのか不思議だ。発想の奇抜さは天然っぽいんだけど、それに付随する諸々の展開は明らかに計算づくで、どっちが本当の武梨さんなんだろう。
- +かんなぎ vol.2:優
- メイドとかツンデレとか、あざと過ぎるほど直球の題材なのに、武梨さんが描くとなぜこんなにも違和感無くなるんだろう。
- 谷川史子
- 一緒にごはん 後編:良
- 最近、少女マンガを全然読まなくなってしまったので、なんか新鮮。
- 星の速さで駆けてく:優
- すげぇ良い!今までの中でも1・2を争うくらい良い。オレはありきたりなハッピーエンドよりも、片思いが片思いのまま終わるラスト、失恋に自分なりに決着を付けて乗り越えて行くラストが好き。今の凹んだ状態にかなりの元気を貰った気分。
- ホームメイド vol.1&2:優
- あくまでも日常を舞台に、恋愛を主題に描いた少女マンガって谷川史子くらいしか読んでないかも。この恥ずかしさが堪らなく良いんだよな〜。それでもりぼんからクッキーに移ったって事は、対象読者の年齢層は上がってるのかねぇ。オレには区別付かないけど。ともかく、この作風のままぜひとも続けて欲しいね。
- 花と惑星:優
- 同じく少女マンガでも、こっちはオレが買ってる本。最近の谷川史子は失恋する話が増えてきた気がする。クッキーに移ってからは登場人物の年齢も上がってるし、人生経験が増えるとやっぱりそれなりに失恋話もあった方が、読者の共感は得られるよな。
- 積極:良
- 出てたの全然知らなくてAmazonにおすすめされて知った。Amazonも意外に役に立つな。表題作「積極」の最後に出てくる歌が非常に良いね。
- 田丸浩史
- マリアナ伝説 vol.1:良
- やっと単行本出たねぇ。これでようやくコミックLOVEとドラゴンHG捨てられるよ。で、結局今はどこで連載してるんだっけ?
- マリアナ伝説 vol.2:良
- 面白いんだけどなぁ。どうしてもアル伝と比べてしまうので、評価が厳しくなってしまうな。
- マリアナ伝説 vol.3:良
- もはやシンクロじゃないし。ラブでコメな率も低いし、やっぱりアル伝の縮小再生産に過ぎなかったなぁ。
- +ラブやん vol.2:良
- 相変わらず勢い衰えづ。メテ・ルーもgoo!。でも一番のヒットはスク水アミタイツだったり(^^; オレはスク水萌えでもアミタイツ萌えでもないのに、組み合わさると萌えるとは。セーラーバニーみたいなもんですか。
- +ラブやん vol.3:良
- ラブやんはちょっと煩悩ストレート過ぎると思う。炉とか近炉とか大丈夫なんか?オレ的にはアル伝くらいのがちょうど良かったなぁ。
- +ラブやん vol.4:優
- うおぅ、モエちゃん着実に成長してるし。すごいね、このまま言ったらカズフサの守備範囲超えちゃうんじゃない?
>日本人なら西村と倉橋はHDに入ってるよね フツーに。
>基本だしネ
そーなのかー、基本なのかー。まぁ、フツーにHDに入ってるけど(爆) でも倉橋は最近のも悪くないかなとか思ったり。
- +ラブやん vol.5:良
- 想像だに出来なかったラブやんの意外な過去(笑) さっぱり進展しなかったこの話(年齢だけはしっかり進んでいるが)にも、ようやく進展が見られるのだろうか、次巻に期待(たぶん進展しないだろうけど)。個人的には崇山庵子とくっつく方向に進んでくれると嬉しいんだがな。ところで、枢斬暗屯子のイメージが強すぎて、崇山庵子ではキャラが弱いと思ってしまうオレってどうか(^^;
- +ラブやん vol.6:良
- うーむ、面白いことは面白いが、なんかマンネリ気味な気が。モエちゃんがきっちり成長してたり、ちょっとずつ進展してはいるんだけどな。
- +ラブやん vol.7:良
- 相変わらず話が進まない。というかオナホとか変な方向に進んで来た。話は進まないけど時間だけは着実に進んでるのが怖いな。ちなみにデーボのキャラ立ては最高だった。
- ちまきing
- あふがにすタン:良
- アフガニスタンの擬人化という、ちょっと前ならギャグにもならないネタが、今や普通に受け入れられてしまうって、すごい世の中になったよなぁ。一応アフガニスタンの歴史と絡めてマンガ化してあるけど、はっきり行って解説が無いと全然わからない。単純にマンガだけ見てもあんまり面白くないので、解説を読みながら諷刺画として読むのが正しい姿かも。アフガニスタンの歴史もさらっとしか書いてないので、これを読んだからといってアフガニスタンという国を理解することは不可能だけど、少なくとも興味を持って貰う為の嚆矢としては役立つかも。個人的には、ぱきすタンがツンデレっぽくて好き。うずべきすタンもツンデレっぽいがオレの趣味とは何か違う。
- 津田雅美
- 彼氏彼女の事情 vol.14:優
- む、なんか面白くなってきたょ。こういうダークな展開大好きですよ。頑張れ宮沢!
- 彼氏彼女の事情 vol.16:優
- や、今回も素薔薇しく良いですな。少女漫画もたまに読むとめちゃめちゃ良いよね。でも、今買ってる少女漫画ってこれだけなんだよね。もう少し開拓しなきゃダメだろうか。
#あっ、[COMIC]ゾンビ屋れい子 も少女漫画だったっけ(^^;
- 彼氏彼女の事情 vol.17:良
- 今回はあんまりドロドロしてないし、少女漫画っぽい恥ずかしいシーンも少ないので残念。
- 彼氏彼女の事情 vol.18:優
- 父親編はどうせすぐ終わるだろうと思ってあんまり期待してなかったんだけど、なかなかどうして面白くなってきたので、もっと続いて欲しいな。しかし、よくまぁトラウマ抱えた人間がこんなにたくさんいること。ホントになんか犬神家って感じ。
- 彼氏彼女の事情 vol.19:優
- 有馬パパ実はすげぇ良い人!過去話も面白いし、有馬と雪野の影が薄いこと(これは最近ずっとだが)を除けばかなりベストな巻だよ。
- 彼氏彼女の事情 vol.21:優
- 非常にカレカノらしいラストで大満足。浅葉の問題まで解決しちゃって、都合良過ぎる気がしないでもないけど、寧ろそれでこそカレカノって感じ。それにしても、長いシリーズお疲れ様でした。またGAINAXでアニメ化しないかなぁ。基本的にアニメ化は嫌いなんだけど、このアニメは出来が良かったので。
- 土山しげる
- +喰いしん坊! vol.1&2:良
- ぬるはちが強力に勧めるので買ってみた。いやぁ、バカで良いねぇ。これ読んでると、すごく食欲が湧いて来るので、つい大学近辺の質より量な店に行って食べ過ぎてしまうのが難点(^^;
#いや、流石に今は昔みたいにやきそば12玉も食ったり出来ないけど。
##でも、カレー1kgくらいなら食べられそうな希ガス。
- +喰いしん坊! vol.3:良
- 邪道食いを考えるのも大変だろうなぁ。最後はすごくいいところで終了。続きが気になる。
- +喰いしん坊! vol.4:良
- やっぱり週間連載だと刊行ペースが早くて良いなぁ。
- +喰いしん坊! vol.5:良
- 鳥飼vs満太郎。鳥飼がTFFナンバー3って言われてたのが気になるね。TFFはまだ錠二と鳥飼しか出てないから、更に上がいるってことか。どんな人が出て来るか楽しみだな。
- +喰いしん坊! vol.6:優
- 今作は鳥飼の暗黒面が出たり、満太郎の大食いポリシーが見れたり、見応え十分の巻。新たに空念も出てきたし、まだまだ面白くなりそう。
- +喰いしん坊! vol.7:良
- あちこちに出没する、ずんだ餅30個牛タン定食10人前鮭イクラ弁当10個の田中五郎だけど、こいつが完食してんのって見たことない気がする(^^;
- +喰いしん坊! vol.8:良
- TFF No.2は誰なんだろうと思ってたけど、熊田だったのか。
- +喰いしん坊! vol.9:良
- TFF弱っ!ただでさえ使えるメンバー少ないのに熊田も鳥飼も脱落して、結局錠二しか居ねぇんじゃん。
#Wikipediaの喰いしん坊!の項目がすげぇ詳しくて吹いた。
- +喰いしん坊! vol.10:良
- いよいよ喰いワン開催。マスクマンはどう見ても熊田です。かませ犬の匂いがプンプンします。きっとヤムチャ状態。
- +喰いしん坊! vol.11:良
- 尾暮のミキサー喰いと安のドンブリ喰いは技としてかぶるよなぁ。尾暮の方が明らかに格下なので、この巻で敗退。トーナメント1回戦の勝ち上がり予想は満太郎、錠二、清志、桃子なんだけど、どうか。
- 綱島志朗
- +JINKI:EXTEND vol.1:可
- エニックスのゴタゴタに巻き込まれた可哀想な漫画の一つ。ちゆニュースでも「13歳やら14歳の美少女がレイプされる危険な漫画」として紹介されてたなぁ。そういえば、モリビト2号のアクションフィギュアは今月発売だったっけ。どうしようかな、買おうかな。
- +JINKI:EXTEND vol.3:可
- JINKIってEXTENDになる前の方が面白かったよなー。エニックスが悪いのかマッグガーデンが悪いのか知らんけど、作品を巻き添えにするなっての。あ、初回特典の裏JINKIは良。基本的には初回特典ってのも好きじゃないけど。これも新古書店対策なのかね。
- +JINKI:EXTEND vol.4:良
- EXTENDになってからさっぱり面白くないと思ってたけど、この辺りからちょっと面白くなってきた。ちょっとだけね。この巻からメルJが萌えキャラになっちゃって嬉しいような悲しいような。
- +JINKI:EXTEND vol.5:良
- 青葉生きてたんかー。いや、生きてるのはわかってたけど、こういう形で出てくるとは思ってなかった。くそぅ、オレの読みが外れるとは。
- +JINKI:EXTEND vol.6:良
- EXTENDになってから初めて面白かった。やはりJINKIは青葉がいないと始まらないのか。このままJINKI時代の面白さを取り戻して欲しいなぁ。
- +JINKI:EXTEND vol.7:良
- ショタ黒将登場。いやどうでも良いんだが、最初の頃メカを描くのは好きだけど女の子とか描くの苦手、とかそんな趣旨のコメントを書いていたような気がするが、その割にはロリとかショタとかツンデレとかボクとか、かなりポイント押さえてる気が。で、EXTENDになってめちゃめちゃ詰まんなくなっていたのが、ようやく無印の頃の面白さに戻りつつある気がする。やっぱり青葉が真のヒロインってことなんだろうな。
- +JINKI:EXTEND vol.8:良
- 完全に主役は青葉に戻りました。面白さは完全には戻ってないけど戻りつつあります。
- +JINKI:EXTEND vol.9:可
- 8巻までの内容、全然覚えてない。FSS並に覚えてない。なんでこんな展開になってるんだっけ。今度纏めて読み返さなきゃ。
- LIFE:ERRORS vol.1&2:可
- バッドエンドっぽいラストはオレ的には全然平気だけど、ちょっと不完全燃焼な気が。個々のキャラの心情表現をもう少しして欲しかったなぁ。まぁ、これは作者自身も認めている弱点らしいのでそのうち何とかなるでしょう。
- 手塚治虫
- BLACKJACK vol.17:優
- 文庫版。16巻で完結じゃなかったのか。
- 冬目景
- 羊のうた vol.7:良
-
- LUNO vol.1:可
-
- 羊のうた 絵顧録:良
-
- +イエスタデイをうたって vol.4:優
- 冬目景って不定期連載が多い所為か、突然単行本が出るよねぇ。最近は少年誌とかあちこちでも連載してるし、仕事の状況あまり把握できてないけど、とりあえずイエスタデイの新刊がちゃんと出たのはめでたい。黒鉄もちゃんと続きを描いて欲しいな。
-
- 文車館来訪記:優
- 冬目景のカラーイラストって、独特な雰囲気を持ってるので、(ほぼ)オールカラーってのはかなり貴重かも。
- 幻影博覧会 vol.1:可
- ややキャラが弱い気がする。最近冬目景は新シリーズをあちこちで始めているけど、黒鉄とかの続きは描かないのかなぁ。
- ハツカネズミの時間 vol.1:可
- 正直、冬目景だから買っているのであって、今の段階では全然面白くない。早いとこ期待に応えて欲しいもの。
- 刻田門大
- てんちょおのワタナベさん vol.1:良
- 刻田門大の単行本やっと出たねぇ。昔よりちょっと絵が見づらくなってるのはアレだけど、兎に角めでてぇということで。このまま昔のアンソロとかも単行本化…しないよなぁ。
- てんちょおのワタナベさん vol.2:良
- ワタナベさんよりマナベさんの方が良い感じだと思うのだが。
- Dr.モロー
- +Dr.モローのリッチな生活 vol.4:優
- まさか4巻出るとは思わなかった。ていうか、まだ連載してたんだ、っていうか、まだ雑誌あったんだ。いままでY田君ってキモくて好きになれなかったんだが、今作でのY田君はなぜか非常に好感が持てた。「はじめ」って…
- +賽の目繁盛記R vol.4:優
- 店頭で発見したので保護。まったくノーチェックだったけど、いつ出たんだろうこれ。とりあえず、ちゃんと続いてくれてることが確認できたので、一安心。
- 永野護
- +ファイブスター物語 vol.12:良
- いやぁ、もうなんかすっかり忘れてるなぁ。11巻出たのいつだっけ? ミラージュやバランシェファティマのメンバーとかも全然覚えてないし、もう一度読み直さなきゃダメだなこりゃ。
- 中平正彦
- さくらがんばる!完全版:優
- あんまり買う気はなかったんだけど、たまたま見つけたので一期一会だと思ってget。やっぱヒロインはかりんお嬢様だよね(ぉ
- 中山かつみ
- GREED:良
- 中山かつみの単行本2冊目。でもこんなの連載してたの全然知らなかった。TECH GIANなんか読んでないしなぁ。中山かつみは他にも単行本化してない連載(短編)がたくさんある筈なので、ぜひ単行本化キボン。
- 成田美名子
- +花よりも花の如く vol.1:良
- 今作は西門の兄が主人公。こうやってちょっとずつ関連キャラの話を広げていくこの人の手法が好き。
- +花よりも花の如く vol.2:良
- 今頃気付いたけど、このマンガには女が少ない!3巻からはそらがたくさん出てくれることに期待。
- +花よりも花の如く vol.3:優
- 相変わらず女が少ないねぇ。職種柄しょうがないのかしら。
- +花よりも花の如く vol.4:優
- 今作はどっちかというと憲人より楽がメイン。後半の面の話も面白かったし、楽の成長も楽しいし、あとはもう少し彩紀が絡んでくれば、ていうかもう少し女性キャラが出てくれればなぁ。
- 西川魯介
- なつめヴルダラーク:良
- 立烏帽子とか朧谷とか他のマンガからキャラ出まくり。眼鏡っ娘出まくり。
- 野蛮の園 vol.2:優
- 今回江刺の出番が少ないけど、先生・司書・三大姐など眼鏡っ娘が活躍しまくりでヴンダバ。
- 野蛮の園 vol.3:優
- 相変わらず小ネタ満載の魯介節全開でヴンダバ。これで完結とは残念。そいえば、これ読んでて思い出したんだが、なんかASIMOの廉価版っぽいロボットのキットが十数万円で売ってるんだってね。それで作ったロボでバトルとかTVでやってたよ。光ファイバーコミュニケーション回路全開夢操作1な時代ももうすぐかねぇ。マンガの中で使ってたCPUは64K bitとかだったので、その点で追いつくにはまだまだ遠そうだが。
- 西村しのぶ
- メディックス:良
- 今頃単行本化、スゲー!これが不定期連載してたのは1990〜92年だから正にオレが医学生に憧れてた高2〜浪人時代。ずっと単行本を待ってたけど、ぶっちゃけ本当に単行本化するとは思ってなかった。小学館の英断に感謝。バブル期だし作者が西村しのぶってこともあって、かなりソフィスティケートされた学生生活が描かれていて、オレの学生時代とはかなりかけ離れてるけど、まぁニュアンスはこんな感じ。あー、もしかして単行本化したってことはもう続きは描かないってことか。
-
- 二ノ宮知子
- +のだめカンタービレ vol.1〜7:良
- 店頭で見かけてビビビッと来たので7冊一気にジャケ買い。ビビビッと。全然萌え系ではない、どっちかというと燃え系か? 千秋がどんどん活躍するのは良いけど、のだめがさっぱりさっぱりなのはちょっと歯痒いんですが。ちなみに千秋は男でのだめが女ね。
- +のだめカンタービレ vol.8:優
- 8巻出てんの全然知らんかった。刊行ペースから計算してそろそろだろうとは思ってたけど、新刊でしかも今結構売れてる筈なのに、近所の本屋じゃ平積みしてないんだもんなぁ。今回は、しばらく影の薄かったのだめが徐々に本領発揮する感じ。今後どうなるか楽しみだねぇ。
- +のだめカンタービレ vol.9:良
- 今回はちょっと笑いが少ないな。でも話的に結構進展したので許可。
- +のだめカンタービレ vol.10:優
- パリ編。フランス語を喋れないのだめがどうやってパリで暮らして行くのかと思っていたら、まさかああいう方法で解決するとは。非常に感心した。新しい環境になってしばらくはスローペースで話が進むだろうと思ってたら、意外にもペースダウンしないし。
- +のだめカンタービレ vol.12:
- ぅわ、びっくり。なんか千秋が千秋じゃないみたい。逆ツンデレ。のだめも成長しだしたし、それに引っ張られて千秋も成長すると良いねぇ。
- +のだめカンタービレ vol.13:良
- 今回は雌伏編。カタルシスが無いのでちょっと物足りない。
- +のだめカンタービレ vol.14:良
- 13巻ですごく期待持たせる引きだったのに、こんなオチかよ〜。連載では2週間待つだけだけど、単行本だと4ヶ月待つことになるから、この肩すかし感はちょっとヒドいかも。今回もカタルシスは無し。千秋はまたSオケ状態だし、のだめはまだまだ先は遠い。地味にミルヒーがすごい人だって明かされてきてなんとなく意外なような嬉しいような。
- +のだめカンタービレ vol.15:優
- のだめが成長著しくて素晴らしい。今までは千秋に引っ張られてたのだめも、漸く自分で進めるようになって来た様で嬉しくなるね。停滞していた千秋も徐々に前に進み出したし、次のマルレ・オケの成長が楽しみだ。そして最後はまた、良いところで引くよなぁ。
- +のだめカンタービレ vol.16:優
- マルレオケもSオケ同様ブレイク出来そうで良かった良かった。のだめの成長は一段落したみたいだし暫くは千秋メインで進むのかな。千秋パパが登場したけど、どうなるのか!というワクワク感は薄い。むしろマルレの今後が気になる。
- +のだめカンタービレ vol.17:優
- 千秋、父と再会。意識していないと言いつつしっかり意識していたのは今までの話からわかってはいたけど、これからどういう展開にしていくのかは予想がつかないので楽しみだ。オクレール先生は今回も良い感じ。のだめをコンクールに出さないのはどんな考えがあるのか、のだめの目標を聞いて何を思ったのか、こっちも気になるなぁ。
- 日本橋ヨヲコ
- 極東学園天国 vol.1〜4:優
- この間[COMIC]少女ファイト を読んで無性に読みたくなったのでamazonでゲット。昔連載で読んでた頃はあんまり心に響かなかったけど今読むとすごく響く。あー、この台詞ってこんな事言ってたんだなぁ、ってわかるようになったのはそれなりに人生経験を積んだからだろう。当時理解出来てればもっと違う人生も歩めたかもしれないけど、当時は当時で一生懸命生きていた。遠回りばかりしている(そしてこれからもする)人生でも、わかるようになっただけ無駄ではなかったのだと信じたい。
- G戦場ヘヴンズドア vol.1〜3:優
- ちょっと古い本だけど、今更ながら買ってみた。こりゃ素晴らしいわ。久し振りにマンガで感動した。日本橋ヨヲコは以前から好きだったけど、買ったのはこれが初めて。他のも買ってみたくなったなぁ。「作者はとても強い思いを、とても不安定で危うい場所から発信してた」っていうのは作者自身の体験から出た言葉だと思うし、実際、そういう命を削るようにして描いているモノの方が心に届くと思う。単にオレ自身が危うい精神バランスをしているからシンクロするのかもしれないが。寧ろ心が健康な人はそういうモノを「怖い」と感じるものかもしれない。
- +少女ファイト vol.1:優
- 1巻は相変わらず鬱々としていて日本橋ヨヲコ節全開。それでも皆がそれぞれの壁に立ち向かいつつ一所懸命生きているのは青春っぽくて楽しい。連載で全部読んでいるのに、早速3回も読み返してしまった。2巻からはようやく練がバレー解禁になる筈なので、もう少し明るい展開になるのを期待(ならないだろうなぁ)。
- 少女ファイト vol.2:優
- 最初、amazonで表紙の画像(小さい)見たとき鎌倉沙羅の絵かと思って、なんで2巻目にしていきなりこんなマイナーキャラが表紙?と思ってびっくりした。2巻は愈々黒曜谷バレー部が始動。練のチームは上手く行ってるけど、対する伊丹・延友・長谷川チームはなんかバラバラ。伊丹と延友は練に対抗意識が強いようだし、今後の展開が心配だ。
- 海藍
- トリコロ vol.1:優
- [MAG]まんがタイムきらら を買っているのは別にこれが好きだからってわけでは全然ないんだけど、なんとなくGet。
にわ>まき>たたみ>やえ
って、なんでも順位つけなきゃ気が済まんのか>オレ。あと、地味に八重の髪型がすごいので、立体化してみたい欲望に駆られたり。
- トリコロ vol.2:優
- トリコロはまんがタイムきららでしか読んでないから、読んでない話がいっぱいあって楽しいなぁ。まぁ、潦の出番が少ないのはちょっと不満だが。
- トリコロプレミアム:優
- ようやく再販かかったのでGet。にわのデフラグシールが最高。
- 柊ゆたか
- OZ vol.1:可
- 絵に魅かれてジャケ買いした。雰囲気は非常に良いけど内容はわかり難い。2巻が出ればわかるようになるのかな?
- OZ vol.2:不可
- 結局なんだかわかったようなわからんような。雰囲気は良いけどストーリー的にはありきたりのような気も。
- 氷川へきる
- +ぱにぽに vol.1〜5:優
- 前に2巻まで買ったところで、見切りをつけて売っ払ったんだけど、やっぱり気が変わって買いなおした(^^; ギャグのくせに地味に良いこと言ってるよなぁ。「楽しむ努力も面白い部分を見つける努力もしないで否定するのは愚かだと思わないか?」
- +ぱにぽに vol.6:良
- くそぅ、絵柄に似合わず良い話を描くよなぁ、相変わらず。単行本で読むだけだと、キャラを忘れてしまうのが難点だが。今回は高校メンバーが影薄いので特に。
- +ぱにぽに vol.7:良
- 実はこのシリーズで一番好きなのは表紙折り返しの作者コメントだったり。
- +ぱにぽに vol.8:良
- あー、イヤーの発音は[j]で始まるので、オブジイヤーじゃなくてオブザイヤーだと思われ。
- +ぱにぽに vol.9:良
- ベホイミ復活は良かった。なんか今回かなり均等に出番回ってた気がする。でも南条と芹沢の出番はもう少し欲しい。鈴音&乙女も。
- +まろまゆ vol.1:可
- ベッキーが「若くてナマイキで強がりだけど泣き虫でメガネの似合うインテリな女教師」か…まぁ、間違っちゃいないがな…。
- 日渡早紀
- ボクを包む月の光 vol.1:可
- [COMIC]ぼくの地球を守って のときから日渡早紀の描く顔のゆがみが気になってたんだけど、[COMIC]未来のうてな あたりから更に酷くなり、今ではかなり読むのが苦痛。ぼく地球の続編じゃなかったら絶対読まないな。
- 藤島康介
- ああっ女神様っ vol.27:可
- なんか女神様もだいぶ惰性になってきたな。ここらでなんか一発急展開してくれないと、見切りをつけてしまうやも知れず。
- ああっ女神さまっ vol.28:優
- なんか長谷川とか青島とか懐かしいなぁ。長谷川にはもう少し出番があっても良いのではないかと主張したい!
- ああっ女神さまっ vol.29:可
- かなり惰性。
- ああっ女神さまっ vol.30:可
- 気がつけば30巻。1巻の頃の絵柄とは天と地程も変わったけど、それでも今だに変わり続けてるってのはすごいのか何なのか。
- ふじしまPACK:良
- 「げーむじん」「げーむじんPARTNER」で藤島康介が連載していたコーナーの単行本。最初の方は[PS]To Heart・[DC]北へ・[DC]DOA2・[WIN]Kanon と雑誌の色に合わせてる感じだけど、後半になると[PS]ジャスティス学園・[PS]サイバーボッツ・[PS]ロックマンDASH と趣味丸出しな感じ。カプコン好きなんだなぁとひしひしと伝わってくる。
- ふじもとせい
- カラカラ様 そのいち:良
- ふじもとせいにしては珍しくわかりやすい話。と言ってもいつもの漫画が理解し難いと言う訳ではなく、いつもはドタバタしすぎて流れが悪いだけ。ふじもとせいはエロがなくても十分やっていける実力があると思うので、というかエロは流れを悪くしているだけなので、ぜひ健全漫画をもっと描いて欲しい所。まんがタイムきららでやってる市立鋳銭司学園高校放送部単行本化キボーン。
- いきなり★わんだーぷらねっと:可
- ふじもとせいって結構単行本出してたんだね。っと、以下同文。
- 市立鋳銭司学園高校放送部 vol.1:優
- いやぁ、やっぱりふじもとせいはエロやパロじゃなくてギャグが良いよねぇ。
- 磨伸映一郎
- 月の彼方、永遠の眼鏡:優
- 磨伸映一郎のTYPE-MOONアンソロ作品集。アンソロ以外で描いてるかどうか不明だが。アンソロを買うのはすっかりやめてしまったオレだが、磨伸映一郎と武梨えりと結城心一だけは買うことにしている。
- 月光はレンズを越えて:優
- Fateは眼鏡っ娘が少ないので(氷室鐘は脇キャラだし)、磨伸栄一郎にはさぞや話を作り難かろうと思っていたのだけど、迷わず三人娘をメインに据えて来やがった。そのこだわりや良し!それはそうと最近マキジが可愛い件について
- まつもと剛志
- +まじかるストロベリィ vol.1:優
- 当然の如くヒナ萌え。どこにも売ってなくてかなり探し回ったのに、とらに行ったらあっさり平積みだし。ところで、「いちこってかなるに似てるよね」と言ったら、本人も否定仕切れない様子だった(汗)
- +まじかるストロベリィ vol.2:優
- ヒナ萌え。いちこは早いとこニコにお持ち帰り頂きたいところ。
- +まじかるストロベリィ vol.3:優
- 1巻からずっと同じテンションで来てるのに、まったく飽きないのは何故か。
- +まじかるストロベリー vol.4:優
- スジコ登場。一体何人登場するんだ。ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリーと来たので、あとはクランベリーくらいしか思いつかないけど。そして「いち(1)こ」「ニ(2)コ」「スー(4)ジー」ってことは、やっぱり「さ(3)え」なのか?
- 丸川トモヒロ
- +成恵の世界 vol.6:優
- 天乃川先生が良いッスね。あと「ママをたずねて」の回が好き。
- +成恵の世界 vol.7:優
- 成恵の新刊もずいぶん久し振りな気がするな。今作はどっちかってゆーと成恵よりも機族が中心だけど、それもまた良し。ハルナがすごく良い感じ。
- +成恵の世界 vol.8:優
- 相変わらず、すこし・ふしぎで面白いのだが、四号ちゃんの出番が全然無いのが悲しい。
- +成恵の世界 vol.9:優
- 今回は結構入り組んだ話が多い。さらっと読み流したので、あんまり分かってないかも。後でじっくり読み直そう。
- 三家本礼
- ゾンビ屋れい子 vol.9:優
-
- ゾンビ屋れい子 vol.10:良
- 重要なキャラやレギュラーキャラでさえホイホイ死んでしまうこのマンガにおいて、まだ生きてるジャスミンと豪人と竹露はすごいと思う。
- ゾンビ屋れい子 vol.11:良
- ありゃー、終わっちゃったよ。なんか非常にあっけないラストも、れい子らしいっちゃらしいかも。
- 巨乳ドラゴン:可
- 理屈無しの勢いだけのマンガだけど、それが良かったり。三家本礼に理屈っぽいマンガは似合わんしな。
- 水木しげる
- 劇画ヒットラー:良
- 水木しげるって、昔は下手くそな絵としか思えなかったんだけど、最近はやっぱ水木しげるって上手いなぁと思うようになった。これも年齢のせいなんだろうかね。
- 水城まさひと
- エン女医あきら先生 vol.1〜5:良
- 武人から借りて読了。なかなか面白かった、そこそこリアリティもあったし。しかし、あきら先生が病弱すぎるのはちょっと…。不養生でもなんとかなる体がないと医者なんかやってられませんよ。
- 水野英多
- スパイラル vol.7:可
- こいつもアニメ化らしい。がっかり。
- スパイラル vol.10:可
- なんかだんだんつまらなくなって来ている気がする。vs理緒編が一番面白かったなぁ。
- スパイラル vol.11:可
- なんかどんどんつまらなくなってる気が。神とか悪魔とか言われても(゚Д゚)ハァ?って感じで。
- スパイラル vol.12:優
- 面白くなってきた。造物主云々は相変わらず引くけど、こういう穏やかな騙し合いの方がスパイラルのツボだと思われ。
- スパイラル vol.13:良
- 歩がひよのに傾いてきてるのは良い傾向だな。
- みなぎ得一
- +足洗邸の住人たち。 vol.3:優
- ラウラ萌え、ラウラ〜〜〜。
- +足洗邸の住人たち。 vol.4:優
- この辺から謎が徐々に明かされたり更なる謎が出てきたり。ともかくジェットコースターな展開は何より素晴らしい。
- +足洗邸の住人たち。 vol.5:優
- 残念ながら今回はもう一つ萌えが足りない。具体的にはラウラとか。
- +足洗邸の住人たち。 vol.6:優
- 同時多発バトルが燃える。鬼号怪異すら一蹴するハンター達燃え。ハンターランキング3位の藤枝を物ともしない味野老燃え。つーかラウラ萌え〜。
- いろは双紙:優
- 新装版。こう見ると結構絵柄変わってるね。沙鴎ちゃんは昔の方が良いなぁ。
- むねきち
- DIVE MOON:良
- むねきち単行本2冊目、月姫モノ。でも、むねきちって、月姫のアンソロはあんまり面白くないなぁと連載(?)時から思っていたので、内容的にはもう一息な感じ。
- 村山渉
- デザート・コーラル vol.1〜3:不可
- なんとなくジャケ買いしてみたんだけどイマイチ。やっぱBLADEはJINKIだけでいいや。
- 森薫
- エマ vol.2:優
-
- エマ vol.3:優
- 相変わらず素晴らしいね。あとがきも面白いし。唯一心配なのは雑誌が無くなってしまわないかってことだな。ビームだし。ま、これだけ人気あれば、雑誌が無くなってもどっかで拾ってもらえると思うけど。
- エマ vol.4:優
- 前半はどうでも良いけど、後半は見モノ。続きすっげぇ気になるぅ。
- エマ vol.5:優
- 相も変わらず素晴らしい。なんか如何にもな貴族様(キャンベル子爵)登場で、今後の展開が非常に楽しみ。
- エマ vol.6:優
- うわー、意外な展開。子爵のことだから何らかの強硬手段に出るだろうとは思ってたけど、こう来るとは思わなかったなぁ。次はアメリカに行くかもしれないし、すげー楽しみ。
- エマ vol.7:優
- アメリカ編がどんな展開になるのかすごく楽しみに待ってたのに、あっという間に見つかってイギリスに戻っちゃうし。いくらなんでもそれはあっさり見つかり過ぎなんじゃないかと。巷では打ち切りくさい終わり方、って噂だったけど、オレはそうは感じなかった。もう少し先まで描いて欲しかった気はするけど、特に駆け足って感じじゃなかったし概ね予定通りの終わり方なんじゃないのかな。しかしハッピーエンドなのは良いとして、エレノア…(つд`) 外伝で色々なキャラにスポットを当てて描くらしいので、そっちで後日談も少しは描かれるのに期待だな。
- シャーリー:良
-
- 森山大輔
- クロノクルセイド vol.7:優
- 何巻まで買ったか覚えてなくて続きが買えなかったんだけど、ようやく実家に行って確認してきたら(実家に置きっ放しにしてるので)、6巻まであったので7巻をGet。7巻出たの大分前だけど、確かこれが最新巻だった筈。同じく[COMIC]朝霧の巫女 も何巻まで持ってるか確認してみたら、とっくに売っ払ってなくなってた(^^;
#多すぎて把握し切れないわ
- クロノクルセイド vol.8:優
- 最終巻。ドラゴンエイジに移ってからは殆ど読んでなかったので、最近はなるべく見るように心がけてはいたんだけど、全然載ってなくて休載でもしてるのかと思ってたら、まさか終わっていたとは。ラストはほぼ満足。オレは後日談までキッチリ描いてくれるラストが好き。想像に任されるのは中途半端で嫌い。
- ワールドエンブリオ vol.1:良
- [PC98]ばにぃはんたぁ零 の頃から好きだった森山大輔の新作。相変わらずお姉さんキャラが素晴らしいね。肝心のネーネとレナはお姉さんキャラではないけど、レナはいかにもツンデレっぽい雰囲気が漂ってるので、今後に期待。
- やぎさわ景一
- +突攻!メイドサンダー vol.1:良
- まさか今更オレがメイド漫画を買うとはなぁ。昨今のメイドブームですっかりメイド属性は無くなったと思ってたけど、まだ少しは残ってたらしい。とはいっても凡百のメイドには萌えはしないんだけど、この設定にはやられた。西尾維新曰く、長所に魅かれるのが「好き」で短所に魅かれるのが「萌え」らしい。ならばこのメイドはまさに「萌え」だろう。
そうか、わかったぞ!主人公が山田雅人、メイドが山田(サンダー)摩騎で所属がサンダース家政婦斡旋所。これらが一致する必要は本来無いのだから、一致している以上何らかの伏線があると考えるべきだろう。つまりサンダー摩騎は主人公の幼馴染の従姉か何かで、主人公に奉仕するためにメイドになってやってきたMAID iN HEAVENだったんだよ!
な、なんだってー!(AA略)
更に主人公の父親がサンダース家政婦斡旋所のトップであることも予想される。1巻ではまだ明かされていないがアメリカ支部があることも分かっているし、アメリカ支部の研修を日本で行っていることから考えると、アメリカ支部はまだ設立間もないのだろう。つまり主人公の父親の海外出張とはサンダース家政婦斡旋所アメリカ支部立ち上げに他ならない!全てはヒトラー父親の陰謀だったんだよ!
な、なんd(ry
- 八房龍之介
- 宵闇眩燈草紙 vol.5:良
- 椎名さんはまさか定着するとは思わなんだ。で、正味の名前って何なん?
- 宵闇眩燈草紙 vol.8:良
- アメリカ編って、この巻で終わらないのか。美津里の出番が全然無いけど、最終的には出てくるのかね。
- 山内直美
- なんて素敵にジャパネスク 人妻編 vol.1:優
- 店頭で見かけて目を疑った。なんで今頃再開してんの?何年ぶり?ていうかオレ前のシリーズまだ持ってたかなぁ、実家帰って探してみなきゃな。表紙見たときはかなり絵柄変わっちゃってるなぁと思ったけど、読んでみたら案外そうでもなくて気にならなかった。原作も持ってた(まだ持ってるかわからない)けどストーリー忘れちゃってるし、結構続き楽しみかも。
- なんて素敵にジャパネスク 人妻編 vol.2:良
- 幸か不幸かストーリー全然覚えてないので、純粋に楽しめるのは良いんだけど、続きが気になるのはジレンマだな。
- 山口貴由
- +シグルイ vol.1〜5:優
- 巷で大人気らしいシグルイ。大人気っつっても精々[COMIC]喰いしん坊 と同じかちょっと上くらいだと思うけど。それにしても山口貴由らしい残虐超人オンパレードで素晴らしい。今までの山口貴由と違ってギャグは一切抜き。だが、それが良い。オレの好きな牛股がやられてしまったのは残念だけど、未だに藤木の腕が切られた理由も描いてないし、伊良子vs虎眼先生の対決もこの後控えているはず。早く続きが読みたい。
#ぅわ、これ欲しい…ッ!
- +シグルイ vol.6:優
- 虎眼死亡!愈々次で藤木対伊良子か、その次あたりで御前試合か。早く次が見たい。
- +シグルイ vol.7:優
-
- 藤木vs伊良子、まだ始まらず。焦らすねぇ。
- 梁慶一
- 新暗行御史 vol.5:可
-
- 新暗行御史 vol.6:可
- アニメ化らしいっすね。( ´_ゝ`)ふーん
- 新暗行御史 vol.8:可
-
- 新暗行御史 vol.9:良
- 新暗行御史 vol.10:良
- 実家に置いてるので、何巻まで買ったか忘れちゃってて続き買えなかったのだけど、この間実家に行って確認してきたのでようやくゲト。
- 新暗行御史 vol.11:良
- 文秀の過去がわかるのは良いけど、かなり長い話になりそう。それまで春香の出番無しなんだろうか。
- 結城心一
- まじかる★こみっくHeart:優
- 黒魔術S-666のネタがわかった人ってどのくらいいるもんなんだろうか。オレ的には大ヒットだったんだけど。
- うたわれ痕こみっくHeart:優
- そうか!表紙が大で裏表紙が小なのか!わかりにくいなぁ。
- 天使のこみっくHeart:優
- やっぱり[WIN]天使のいない12月 はやっておかなきゃダメですか?頭を良くして上げたいキャラって結構萌えるかも。実際に居たら付き合いきれんとは思うが。
- Heart2こみっくHeart:優
- 結城心一のLeaf/AQUAPLUS作品集Vol.4。Leaf作品はこみパ及びわれもの以降の作品はやってない訳で、この巻に収録されてる元ネタでわかるのは[WIN]To Heart しか無いのだけど、それでも面白いのが結城心一のすごいところだよな。
- ももえサイズ 完全版 A&Bparts:優
- 零式版に加えてCCPG版も収録。相変わらず元ネタわからんもの多すぎ。地味にものしり館面白いし。
- 電撃ももえサイズ:良
- 前までの[COMIC]ももえサイズ と比べるとネタがわかり難い。特に「ものしり館」が無くなってるのはかなり大きな減点だなぁ。電撃編集部には「ものしり館」を書ける編集者が居なかったのか?
- +ひめなカメナ vol.1:可
- 結城さんにしてはさほど面白くない(それでも買うけど)。それはいつものようなマニアックなネタが少ないからのような気がする(普通に考えれば多いけど、結城さんにしては少ない)。1巻ではひめなの正体も目的もわからなくて、いまいちストーリーが分かり難いのも原因の一つかも。
- +まとちゃん:良
- オレ別に虫苦手じゃないし絵柄も可愛いのに、結構怖い。これがなんで[MAG]わたおに で連載してたのか良くわからんなぁ。
- 幸村誠
- プラネテス vol.1〜4:優
- ずっと前から読みたいとは思ってたんだけど、なかなかきっかけが無くて購入に踏み切れなかったもの。マガジンで始まったVINLAND SAGAが面白かったので勢いがついた。アニメ化?いやそれは全然関係無い。アニメ化なんかしてたんだ、って感じ。デブリ屋の話だと思ってたら必ずしもそうでもなくて、いろんな人にスポットを当ててみたり、いろんな場所に行ってみたり。それが最後にはきれいに収束して終わったのでちょっと感動した。ハチマキの成長も、現実に生きる→悟りを啓いて俗世から離れる→悟りを啓いたまま現実に生きる、と非常に納得の行く形だったので大満足。これはお勧め。
- +ヴィンランド・サガ vol.1:優
- こないだ[COMIC]プラネテス を読んだばかりで、しかも今ヴァイキングメタルのマイブーム中なところに持ってきて、これはなんてタイムリーな。内容には文句無し。ただ一番心配なのは、ちゃんと描き続けてくれるかどうか、だな。
- +ヴィンランド・サガ vol.2:優
- 2巻の発売もずいぶん遅れたねぇ。結局週間連載のペースについて行けなくて、アフタヌーンに移行とのこと。このまま萩原一至のようにズルズルと行くことは、幸村誠なら無いと思うけど、ちょっと心配だったり。
- +ヴィンランド・サガ vol.3:優
- マガジン連載分は終了して、3巻からはアフタヌーン連載分を収録。今んとこちゃんと連載出来ているので、このまま休載せず頑張って欲しいところ。
- 夢路行
- モノクローム・ガーデン vol.1:良
- 一話完結ショートストーリー連作集。要は昔やってたオプショナルツアーみたいなもんだな。わかつきめぐみがこういうの得意なんだけど、夢路行もかなりいけてると思う。まだ連載中のようなので続きに期待。
- モノクローム・ガーデン vol.2:良
- これまた大分前に出てたっぽい。訳わからんけど案山子の回が地味に好きかも。なんか最近またちょっと絵柄変わったみたいで、前の方がよかったなぁとか思ったり。
- モノクローム・ガーデン vol.3:可
-
- モノクローム・ガーデン vol.4:良
- モノクローム・ガーデンもこれで完結。「僕と彼女の世界の未来」が好き。
- +あの山越えて vol.1〜6:優
-
- +あの山越えて vol.7:優
- 花枝さんがメインで、まりなの出番が少ない。残念。
- +あの山越えて vol.8&9:良
- なぜか8巻の感想を書いてなかったので纏めて。夢路行にしては珍しく不思議な話が出てこない、カントリーライフを描いた話。[COMIC]鈴が鳴る のようでオレは好き。展開は遅いけど、まりなとか花枝さんとか、じわじわとレギュラーキャラが増えてきて良い感じ。勝君もレギュラーになれるか?
- 緑野:可
- 夢路行全集 vol.1。夢路行は全巻揃えるのをあきらめて、一時買うのやめてたんだけど、スタジオDNAから全集が出たので再び買い始めてみた。vol.1は最初期の作品集なので面影くらいしか残ってないし、ストーリーもやけに終末モノが多くて今の夢路行から考えるとちょっと違和感あるけど、これはこれで斬新と言うか。全集と言いつつこれだけでは全部そろわない様な気もするけど、とりあえず全シリーズ買う予定。
- 夢見た春:良
- 夢路行全集 vol.2。この辺でもう今の夢路行と変わらない雰囲気になってる。絵柄は流石に古臭いけど、ストーリーは全然違和感無く読めるな。
- 校門坂効果:優
- 夢路行全集 vol.3。vol.2の続きのような内容。vol.2〜3辺りの感じが夢路行の真骨頂のような気がする。
- 謡う海:優
- 天からの贈り物:優
- 夢路行全集 vol.4&5。2巻にわたる結構長いシリーズ。この辺りからは絵柄もストーリーも今の夢路行とあまり変わらないので安心して読めるな。夢路行の描く猫耳娘は可愛くないと思っていたけど、猫耳キャラは大嫌いらしい。やはり嫌いなものを上手に描く事は出来ないんだなぁ。
- 鳥を見ていた朝:良
- 夢路行全集 vol.6。森の気持ちもわからないではないが、オレ的には武市の方に共感したり。だってやりたいこといっぱいあるじゃん!
- 荻の原日記 上&下:良
- 夢路行全集 vol.7&8。これは以前も持ってた。夢路行は瑞那さんのようなキャラが得意なんじゃないだろうか。
- 踊る三日月夜:可
- 夢路行全集 vol.9。全体的に古めのラインアップでちょっとツライ。
- 道知辺:良
- 夢路行全集vol.10。どうも主さまとか、こういう人外の話はわかつきめぐみとイメージかぶるな。
- 蒼天をみる想い:良
- 夢路行全集vol.11。「蒼天をみる想い」は元の単行本を持ってた筈だけど、全然記憶に無かった。↓の「鈴が鳴る」に出てきた入鹿先生は「蒼天をみる想い」のキャラだったのか、全然気づかなかった。他にも岩代はカシスだし、木村先生は三条だし。
- 鈴が鳴る:優
- 夢路行全集vol.12。たぶん夢路行の中で一番好きなシリーズ。「蒼天をみる想い」の入鹿よりもこっちの入鹿の方が好き。なのに表紙がお嬢様なのは何故なんだ。「蒼天をみる想い」で入鹿が表紙になっちゃったから?
- 月の小径:可
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- 迷図:可
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- アロワナ通信:可
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- 夜話:優
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- 言葉に出来ない:良
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- みんなの夏休み:可
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- 柔らかな冬:良
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- 百も承知さ:優
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- 踊りましょうか:優
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- 佇む記憶:可
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- さらさら:優
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- はじめてのふたり:優
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- 日常茶飯事:良
- 夢路行全集はこれで完結。って、これで本当に全部なのかなぁ。
- ねこあきない vol.1:可
- 夢路行のねこエッセイ。前にコメントで猫耳とか好きじゃないって描いてたので、てっきり猫とかも好きじゃないのかと思ってたら、もう十年以上も猫飼い続けているんだとか。
- 余湖裕輝
- コミックマスターJ vol.11:可
- 最近のJはちょっと殺伐とし過ぎていてイマイチ。
- コミックマスターJ vol.12:可
- 最近のJは諷刺が直接的過ぎてちょっと引く。アクメツの影響なのだろうか。
- わかつきめぐみ
- そらのひかり:良
- 表題作の「そらのひかり」はわかつきめぐみにしては普通。でも「Cotton
Candy Cloudy」は面白かった。夏目家の人々の話は大好きだなぁ。「はるつぼみ桜色」の都世さまなつかしー。初出ってなんだっけ、黄昏時鼎談だっけ?
- 渡真仁
- みれみら vol.1&2:可
- あら〜仁之丞さんって単行本出してたのね〜、ってことでとりあえずGet。作品としてはテーマはありきたりではあるけれども、もう少しゆっくり描けば面白くなったんじゃないかなぁ、という感じ。ずいぶん展開を急いでいたようで、あっさり終わってしまった印象は否めない。もったいないね。
小説
- 岩本隆雄
- 星虫:優
- かれこれ15年くらい前からずっと読んでみたかったもの。挿絵が鈴木雅久に変わってますます読みやすく(オレにとっては)なって再販されたのを、ようやくGet。予想に違わず良かった。[NOVEL]イカロスの誕生日(小川一水) に似てる気がするけど、こっちの方が先だから仮に真似したとしたら小川一水だろうな、してないだろうけど。第一回ファンタジーノベル大賞最終選考作ってことだから、[NOVEL]後宮小説(酒見賢一) に負けたって事か。確かに後宮小説にはちょっと負けるかな。
- 鵺姫真話:良
- [NOVEL]星虫 が面白かったので、これも買ってみた。星虫の設定や登場人物も一部出てくるけど、基本的には知らなくても全然大丈夫。伝奇小説っぽい出だしだけど、歴としたSFでタイムトラベルもの。[NOVEL]夏への扉 と続けて読んだのはすごい偶然。巷で言われている様に星虫と関連付ける必要は無かったと思うけど、単独で読んでも面白いのでそこは減点ではないと思う。
- イーシャの舟:優
- 鵺姫異聞:優
- [NOVEL]星虫 → [NOVEL]鵺姫真話 → [NOVEL]イーシャの舟 → [NOVEL]鵺姫異聞 と続く4部作の3・4作目。色んな伏線が綺麗に消化されると言えば聞こえは良いが、正直ここまで来ると御都合主義や設定の後付け等の謗りを免れ得ないと思う。とは言え一つ一つは間違いなく良作なので、「優」としておく。
- 冲方丁
- マルドゥック・スクランブル vol.1〜3:良
- SFが読みたい!が選ぶ「ベストSF2003 国内編」で1位だったので、いつか読みたいと思っていたものを、今回ようやく読むことが出来た。だけど、確かに面白かったことは面白かったけど、これが[NOVEL]第六大陸(小川一水) より上ってのはちょっと納得行かないなぁ(第六大陸は2位だった)。第六大陸は現在の延長上にある近未来が舞台だし、ハードSFが好きな人はマルドゥック・スクランブルの方が好きなのかも知れないけど、フニャ子フニャ夫的なすこしふしぎが好きな人は、そして夢見れば夢も夢じゃない青臭い話が好きな人は、つまりオレには第六大陸の方が合ってる気がする。なので負けた納得行かなさを差し引いて「良」と。
- 嬉野秋彦
- ホルス・マスター vol.15:良
- 次巻で完結、しかも6・7・8と3ヶ月連続発刊とはさすが「月刊嬉野秋彦」。楽しみにしてますよ〜。(庄司卓にも見習って欲しいものだ)
- ホルス・マスター vol.16:良
- 完結。そっか、5年もやってたのかぁ。とりあえず、此路あゆみ先生お疲れ様でしたということで(嬉野秋彦には?(^^;)。
- 小川一水
- 回転翼の天使 ジュエルボックス・ナビゲイター:良
- ここほれONE-ONE vol.1&2:良
- グレイ・チェンバー:不可
- いくら探しても売ってないのでAmazonでGet。ついにAmazon利用しちゃったよ。小川一水は着実に一作ずつ成長が見て取れるのが楽しみなんだけど、だからこそ、以前の作品を読むと物足りなく感じてしまうのが辛い。当時読んだらかなり面白かっただろうなぁ。
- こちら、郵政省特別配達課!:良
- 絶版になっていた[NOVEL]こちら、郵政省特配課 と[NOVEL]追伸・こちら特別配達課 を1冊に合本したモノ。タイトルからして時代を感じる。発表された当時に読んでたら面白かったかもしれないが、税金の無駄遣いに憤りを覚える現在となっては、素直に楽しめない。小川一水お得意のプロフェショナルは出てくるけれども、どうも地に足が付いてない感じで、もう一息という感じ。この次から大化けするので、こいつはそのための試金石ってことで、まぁ許可。
- アース・ガード:可
- 小川一水は読んだことないと思ってたけど、なんかこれは読んだことあるような気がするなぁ。でも、今持ってないってことは、やっぱり気のせいで読んでないか、読んだけどつまらなくて売っ払ったか、どっちかだろうなぁ。確かにこれはありきたりのジュヴナイルSFだから、どっかで読んだような気になってもおかしくないような気がする。小川一水にしてはヒネリが足りないな。
- イカロスの誕生日:良
- 小川一水の作品を読めば読む程、宇宙が好きだという気持ちが伝わってくる。発表順とは関係なくバラバラに読んでいるので、昔の作品から順に読めば良かったなぁとちょっと後悔。作者の気持ちの変化と技術の向上を、時系列に沿って見て行きたかったな。
- 群青神殿:良
- 小川一水って初期は比較的萌え寄りな軽めの小説を書いてたんだけど、現在はむしろ重げな、萌えよりは職人的な漢・親父が中心な小説を書いていて、この群青神殿はその過渡期くらいかな。萌えは全然無いんだけど、今と比べるとSF色は若干薄め、ソノラマ文庫っていう所為もあるかもしれなけど。いやぁホントこの著明な変化って面白いなぁ。
- 強救戦艦メデューシン 上&下:優
- 医療知識が結構しっかりしててビックリ。看護師を看護婦と言ったり、看護婦が手術をしたり、確信犯でやってるところは置くとしても、意外に間違いが少ない。強襲戦艦ならぬ強救戦艦という、こういう変わったコンセプトを考えさせたら小川一水はサイコーだよなぁ。
- ハイウイング・ストロール:良
- 小川一水を読もうと思ったは良いけど、あんまり売ってないし。最近ソノラマってあんま売ってないよなぁ。とりあえずこの本は比較的新しいから売ってたけど、古いのはSF・ジュブナイルに特化したような店にでも行かなきゃ売ってないのだろうか。今度は虎やメイトも探してみよう。
- 疾走!千マイル急行(上):可
- 自らの職業に誇りを持ったプロフェッショナルをリアルに描き出すのが、ここ最近(群青神殿以降)の小川一水の持ち味だったのに、今作ではそれが非常に薄い。登場人物に全くと言って良い程感情移入出来ない。面白くないことは無いんだけど、小川一水にはもっと高いレベルを要求したいなぁと思うのは酷なのだろうか。
- 疾走!千マイル急行(下):可
- ハードSFを書きたい気持ちがハヤカワ文庫に持って行かれた反動なのか、ハイウイングストロール以前のソノラマ文庫と比べても、気が抜けたお気楽ジュブナイル小説な感じが強い。設定としては非常に重い状況なのに、登場人物たちの苦悩があまり感じられず、危機もご都合主義的に切り抜けられてしまう。小川一水の作品としてはかなり最低の部類。さっ、気持ちを切り替えて次に期待だな。
- 第六大陸 vol.1&2:優
- 久し振りにまっとうなSFを読んだ気がする。20年程度のごく近未来の話なので結構リアリティがあって、本当に実現しそうな気がするから怖い。河出智紀の頃は好んで読んでたんだけど、小川一水に名前を変えてからは1冊も読んだことなかったので、これを機にいろいろ読んでみようかな。
- 復活の地 vol.1:優
- このレンカって国は日本のオマージュだな。こういう、能力のある人間たちが私欲のためでなく信念のために鎬を削って争うのは、例えそれが権謀術数であったとしても楽しいものだ。もう2巻が出てる筈だから、明日にでも買いに行こう。
- 復活の地 vol.2:優
- ダイノンの艦隊病院ってのはきっとメデューシンと同じようなもんだな。セイオのかけてるデータグラスってのはきっとマーサ・クック夫人のiグラスと同じようなもんだな。小川一水の他の作品も読んでるとニヤリとするものが結構出てくる。こういうお遊びって好きだなぁ。
- 復活の地 vol.3:優
- 当初からは予想していなかった程の壮大なテーマというかラストに。発売と新潟の地震が重なった訳だけど、新潟ではこの本の様に、前回の(神戸の)地震の教訓を生かすことが出来たのだろうか。世事に疎いオレにはわからないけど。
- 老ヴォールの惑星:優
- 小川一水初の中編集。SFマガジン読者賞をとったと言う表題作も良いけど、オレはやはり極限状態での人間を描いた「ギャルナフカの迷宮」と「漂った男」が好き。特に「漂った男」は、解説にも書いてある通り非常に星新一的で、しかし希望に満ちたラストこそが小川一水の醍醐味と言った所。↑は今一つだったけど、小川一水の鉱脈はまだ尽きてない!
- 導きの星 vol.1:優
- 未開惑星の文明発展を観察・援助するという、よくあるんだかないんだか微妙なテーマではある。ただ、少なくともオレが今まで読んだことのある中では一番良く出来ていると思う。単に人類の歴史をなぞらせているだけじゃないかという気もしないではないけど…。
- 導きの星 vol.2:良
- 段々とスワリスとヒキュリジの文明が発達してきて、司たちの存在がいつまで隠しおおせるのか、今後の展開が非常に楽しみだ。それにしても村田蓮爾の絵が表紙にしか使われてないのはもったいないなぁ。
- 導きの星 vol.3:優
- ソノラマでの小川一水は一風変わったSFを書くライトノベル作家って感じだったけど、ハヤカワやこのハルキ文庫に移ってからは結構ハードな内容を上手く、更に政治的テーマなんかを絡めながら破綻無く書いている。これだけ顕著に成長が見て取れるってのは面白い上に非常に嬉しい。本作では今まで発展を見守っていた文明が徐々に地球に追いついてきて、地球の優位性の揺らぎが示唆され始める。これは20世紀初頭の列強の崩壊のオマージュ、そしてやはり現在のパックスアメリカーナに対する諷刺なんだろう。次作ではいよいよ予定調和から外れて急展開しそうなので、早く続きが読みたい。
- 導きの星 vol.4:優
- ついに完結。素晴らしい出来。小川一水はごく初期の作品を除いて殆どが(まだ全部読んでないので)面白いと思うんだけど、最近の「復活の地」「第六大陸」「導きの星」は特に完成度が高い。この辺は普段SFを読まない人にもぜひ読んでみて貰いたい。
- ファイナルシーカー:良
- 小川一水がMF文庫なんて意外だなぁと思ってたら、[ANIME]よみがえる空 との連動企画らしい。レーベルの性格を考慮してか、萌えキャラが出てきたり、それがあまり生かされてなかったり、手探りで方向性を探ってる感じ。小川一水には酷かもしれないけど、そんじょそこらのラノベよりは全然面白いとは言え、[NOVEL]第六大陸 や[NOVEL]老ヴォールの惑星 を読んでしまうと、この程度では満足出来ない。[NOVEL]疾走!千マイル急行 の時にも書いたけど、小川一水にはもっと高いレベルを期待したい。
- 天涯の砦:良
- 小川一水にしては珍しく登場人物がみんな嫌なヤツ、と言う程では無いにしてもかなり欠点だらけで、それが逆にリアリティを出しているのかも。今までの作品ではプロフェッショナルなり只管前向きな人物なりが居て、そいつが皆を引っ張って事態を解決に向かわせていたんだけど、今作では主人公と言える程リーダーシップを取れる人間が居ない。皆がそれぞれに協力したり足を引っ張ったりしてなんとか事態が前に進む。男は無様に足掻くばかりで女はただ流されるだけ。萌える要素は無いしカタルシスも無い、ハードSFファンを満足させるような凝った設定も無い。それでもこの作品が面白いのは人間が上手く描けているからではないだろうか(大島功の行動には疑問符を付けたいが)。最後、前向きな方向で終わってるとはいえ、読後感はそれ程良くないので「良」。
- 小野不由美
- 黒祠の島:可
- 漸く読み終わりました。一体何日かかったのか。ていうか1年くらい?すごい途切れ途切れに読んでいたので、最初の方忘れちゃってたけど、かまわず先へ進みました。つまり一気に読ませるだけのぱぅわーが足りないということで、やっぱり小野不由美は十二国記だけで良いかなぁ、とか思ったり。
- 悪霊がいっぱいで眠れない:不可。
- かなるからの借り物。今更こんなのが読めるなんて、持つべきものは友だねぇ。で、小野不由美の重厚な(って程でもないが)文章で、ティーンズハートでなんか書けるのか?と思ってたら、ちゃんとティーンズ向けな文体になってるし。だもんで寧ろオレには耐えられないかも(^^;) 少ない内容に軽薄な文体、あと挿絵の絵柄が古臭くて受け入れ難い。ホワイトハート版悪霊シリーズはかなりホラーになってるし、小林瑞代の萩原一至に似すぎた絵柄の方がまだ受け入れ易かったのと比べると雲泥の差だな。
- くらのかみ:可
- これまたかなるから借りた物。子供たちにもミステリーを読ませて潜在的なミステリー読者を増やそうという、ミステリーランドの刊行動機は非常に名案だと思うんだけど、普段子供向けの文章を書いてない人間が子供向け作品を書くのはなかなか無理があるよなぁという感じ。出来るだけわかりやすいようにという努力のあとは見えるんだけど、どうしてもところどころ出てくる難解な単語・表現、子供が子供らしくない、登場人物も多過ぎる、なにより小野不由美お得意の部落・因習などを絡めると子供にはちょっと陰惨・陰湿・陰鬱に過ぎるのでは。まぁ、これも作家の成長の良い機会だと思えば、シリーズが進むにつれて良くなって来るのかも知れない。
- ゲームマシンはデイジーデイジーの歌をうたうか:可
- 小野不由美のゲームエッセイ本。ちょっと古い本だけどかなるから借りて読んでみた。とはいえ小野不由美はライトゲーマーらしく、あまり突っ込んだ話題にはなっていなくてオレには物足りない感じ。つってもオレも、周りにディープなゲーマーが何人も居るってだけで、オレ自身はそんなにディープなゲーマーではない(自称)んだけど。ナバールとかセッツァーとかクラヴィスとか言われても何のことやら、と。いや、FFやアンジェはともかくFEくらいはやっても良いかもしれないが。
- 上遠野浩平
- +ブギーポップ・スタッカート ジンクスショップへようこそ!:優
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- +ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス:良
- ブギーポップってずいぶん昔に出てきた人物が突然また出てきたり、実は裏で暗躍してて名前がちょこちょこ出てきたりで、名前は聞き覚えがあるけどどんな人だったか忘れちゃったってことが多い。もう一回最初から読み直すべきなのかなぁ。面倒臭いなぁ(^^; なんか何度読み返しても面白い、って程には面白くないんだよなぁ。
- +ブギーポップ・イントレランス オルフェウスの方舟:良
- ブギーポップがちゃんと戦うのって、久し振りな気がする。最近、ディシプリンシリーズが続いてたし、戦車シリーズもあったから、それで久し振りに感じてるだけだろうか。ブギーポップシリーズは基本的に一話完結だし、上遠野浩平の著作はじわりと良いけどインパクトが薄い話が多くて、良く覚えてないんだよな。
- ビートのディシプリン vol.1:良
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- ビートのディシプリン vol.2:良
- 実は上遠野浩平の著作で一番楽しみにしてるのはあとがきだったり(^^; 別に本編が面白くないわけじゃないんだけど、あとがきがそれ以上に面白いので。
- ビートのディシプリン vol.3:良
- なんか本編である筈のブギーポップよりもよっぽど核心に迫ってるっぽいんですけど。ブギーポップに出てきたキャラクター達が結構出て来るんだけど、あんまり覚えてないというか、この人誰だっけ?ここまで出てるのにぃ!って感じでもどかしい。
- ビートのディシプリン vol.4:可
- リキ・ティキ・タビはジャングルブックに出てくるRicky Ticky Tavyが語源と思われ。
- +殺竜事件:良
- ブギーポップよりも鬱度が低く読みやすい。ファンタジーでミステリってのは非常に目の付け所が良いと思うけど、今作では充分にファンタジーではあっても、充分にミステリでは無かった気がする。次作ではミステリ要素が強まっているらしいので期待。
- +紫骸城事件:優
- うむ。今作はちゃんとミステリになってる。トリックもちゃんと魔法を利用したものだし、これでこそ真のファンタジー×ミステリの融合と言えるだろう。今作ではEDも風の騎士も出て来ないけど、なんだかんだでチラチラと名前が出てくるところは上遠野節ってところか。
- +海賊島事件:良
- トリックは良い。文句を付けるとしたら、「代打ち」のレーゼがあんまり駆け引きをしないことかな。まぁ、賭博小説じゃないんだから、こんなもんで良いのかもしれないけど。
- +禁涙境事件:良
- これはミステリじゃないと思われ。魔法が使えないという特殊な地域での事件なので、魔法も使ってないし。ともあれ、これ1冊だけならあまり評価できないけど、今後も続く長いシリーズの中の1編と思えば、こんな話があっても良いのかも。
- ぼくらは虚空に夜を視る:良
- マトリックス青春編。マトリックスよりは面白いけど。この世界は自分の見ている、もしくは見せられている夢で…って話はかなり昔からある手垢の付き捲った設定だと思うんだけど、「マトリックス」と一括りにしてしまうとなんかマトリックスがオリジナルみたいだよね。
- わたしは虚夢を月に聴く:良
- 死神に殺されたという少女。ラストの「VS Imaginator Part IV」という英題。上遠野作品におけるリンクを考えると、この表紙の少女はイマジネーター(水乃星透子)か。ということはそもそもブギーポップの世界はシールドサイブレータによって作られた世界ってことなのか。
- あなたは虚人と星に舞う:可
- いまいち感想が浮かばない。オレの場合それはいつものことなのだが、上遠野浩平の作品はどれもピンと来そうでピンと来ない。なんだか難しそうな言葉で誤魔化されているような気もするし、言葉では上手く伝えられないことをなんとか伝えようとしているようにも感じられる。まぁ面白きゃそれで良いじゃんという気もするが、今作は然程面白くもなかったので「可」と。
- 加納新太
- タウンメモリー:不可
- うわー、駄目だー。なんかもう、こういった甘くて苦いマーマレードというか、いかにもコバルトやルビーやXっぽい話には耐えられなくなってるな。加納新太は、エンターブレインの月姫アンソロノベルで2回書いてて2回とも面白かったので、この本も買ってみたんだけど、面白いうんぬんじゃなくて、無理だから。男には無理だから。とかそんな感じ。
- 鎌池和馬
- +とある魔術の禁書目録 vol.1:良
- 敵に関するフェイクと最後の主人公のどんでん返しが良かった。ビリビリ中学生は結構重要なキャラかと思いきや、後半全然出てこないのはちょっと不満というか、全1巻で完結する小説で無駄な伏線張るぐらいなら別のことに使えと言いたいのだが。あとがきに「二巻も出せますように」と書いてたけど、ヒロインは問題解決しちゃて、主人公は壊れちゃって、どうやって続けるつもりなんだろう。
- +とある魔術の禁書目録 vol.2:可
- まさかホントに続くとはね。で、御坂美琴は?
- +とある魔術の禁書目録 vol.3:可
- 前々から御坂美琴の出番はどうしたと言われ続けて、ついに今巻で再登場。しかもヒロインクラスの扱いで。この作品もついに3巻まで来たわけで、主人公壊れちゃったら続きなんか書きよう無いだろう、というオレの予想は見事に外れてしまった。
- +とある魔術の禁書目録 vol.4:良
- なんか刊行ペースどんどん上がってる気が。今作では神裂火織の出番が多くてグッドだ。あと、何気にこのシリーズって、敵も味方も善人ばっかりだよね。だが、それがいい。
- +とある魔術の禁書目録 vol.5:良
- いやなんか、不自然な語尾とか奇妙な口癖とか、安易な(且つ奇形な)萌えに迎合出来ないってのは、やっぱり年を取った証拠なのか。
- +とある魔術の禁書目録 vol.6:良
- 6巻目にしてようやく夏休みが終了。なんか御坂といい姫神といい、資源を無駄に消費しているというか、もっと上手く使えばいくらでも盛り上げれるのではないかなぁと思えてならない。もったいない。ちなみに小萌先生が萌えるのはけっして容姿の所為ではない事を一言書き添えておく。ていうかむしろ燃え?
- +とある魔術の禁書目録 vol.7:良
- 使い捨てのキャラにまで無駄に萌えを盛り込む必要は無いのではないかと。メガネっ娘とか巫女とか、重要そうなキャラが悉く使い捨てられて来たからな。一巻一巻の構成にもまだ無駄が多いけど、全体の構成にはもっと無駄が多い。もう少し精進が必要かと。ていうかもしかしてシリーズ通した構成を考える暇が無い程、自転車操業なのか?(週間連載かよ)
- +とある魔術の禁書目録 vol.8:良
- こっちはうってかわって筆が速い。7巻って11月じゃなかったっけ? 魔術サイドと科学サイドを行ったり来たりするこのシリーズだが、圧倒的に科学サイドの巻の方が面白いと思う。
- +とある魔術の禁書目録 vol.9:可
- またも新キャラ登場。必要の無いキャラを次々出して使い捨てるこの作者のやり方は、なんか非常に素人臭くてげんなりするんですが。まぁ、それでも完結までは付き合うだろうけど、他のシリーズ書いたとしても手は出さないだろうな。
- +とある魔術の禁書目録 vol.10:可
- 前回に引き続き、追っかけては小競り合いして逃げられて、の繰り返しでカタルシスに欠ける。長い間忘れられてた姫神を再利用したと思ったら、前回から初登場の吹寄はやっぱり使い捨て。なんかもうちょっと効率良くストーリー進められないかなぁ。リドヴィアは珍しくマトモなキャラだと思ってたら、最後でいきなり豹変するわ、やっぱり変な喋りだわで、もうげんなり。もう10巻なんだし、そろそろ決着に向けて加速して欲しいなぁ。
#ところで、空を明るく照らすと星が見えなくなるのは、瞳孔が収縮したりロドプシンが分解されたりして、相対的に弱い光が人間の眼に認識出来なくなるからであって、星の光自体が遮られているわけじゃないので、「使徒十字」の発動には影響無い様な気がするが。
- +とある魔術の禁書目録 vol.11:良
- はーい、またも使い捨てされる新キャラ登場。しかも殆ど出番無いのに出す意味あんのか。なんか巻毎に新キャラ出すとかって縛りでもあるの?
- +とある魔術の禁書目録 vol.12:良
- なんと12巻目にして初めて新キャラが一人も出なかったんじゃない?…あー、ワシリーサが居たか…。今回は日常編ということでサーシャ=クロイツェフとかシェリー=クロムウェルとか終わったキャラにまでスポットを当てるのは良いけれど、あまりにも人数が多すぎて散漫な印象。吹寄制理とか姫神秋沙とかもっと掘り下げるべきキャラが居るんじゃないのか?ミサカ妹やラストオーダー、アクセラレータも特に新たな一面が描かれた訳じゃないし、御坂美琴がちょっとだけ積極的になったくらいじゃん。
- 神林長平
- 戦闘妖精・雪風<改>:可
- アニメ化したから読んでみようと思ったわけではなく、ガレキ化したから読んでみようと思った(^^;; 最近のオレのトレンドアンテナはすっかりガレキになっちゃってるなぁ。
- 菊池秀行
- +D−魔戦抄:可
- Dってもう20年もやってるんだね。オレが買い始めたのはたしか妖殺行(3作目)か死街譚(4作目)からだから17・8年になるのか。その割には全然話進んでねぇよな。なんと、変りばえのしないって素晴らしい(^^; なんて言うつもりはないので、どんどん進めて下さい。
- +D−妖兵街道:可
- いいかげん、ワンパターンかなぁ、と思うのだが。まぁ、ぼちぼち謎もちょっとずつだけど明かされ始めているので、今回はインターミッションってことで。
- +D-血闘譜:良
- +D-白魔山 上&下:良
- 今2作ではDの真相に迫るネタが出て来る、と言ってもかなり小出しだけど。神祖にも少しずつ近づいているようだし、いよいよ完結に向けて徐々に動き始めたのか? しかし、大体1年に1シリーズのDなのに、前の巻を今頃読むとはオレの積ん読の地層もかなりの歴史が感じられるな。って、地層自体はかなり薄くなっては来てるんだけどね。FIFOじゃないので、というか寧ろLIFOに近い感じ。
- +D-狂戦士イリヤ:優
- なんか久し振りに面白かった気がする。登場人物が少なくて分かりやすかった上に、イリヤとジアヌっていう萌えキャラが2人も居た所為か(^^; しかし「狂戦士」で「イリヤ」ってのは偶然なのだろうか?菊池秀行が[WIN]Fate/stay night をやってたとは思えないしなぁ。
- 京極夏彦
- +陰摩羅鬼の瑕:良
- 読了。今回はかなり早い段階でトリックどころか動機やらなにやら全て読めてしまった。いつもはそんなことないので、今回もそれを上回るどんでん返しがあると期待して読んでいたら、何も無く読み通りだったのでかなりガッカリ。今回は京極の薀蓄も少ないし、榎木津も出番多い割に活躍しないし、厚さの割に読み応えが無かったな。「可」にするところだけど伯爵の人柄に免じて「良」ってことで。
- +邪魅の雫:優
- ようやく読み終わった。今回の主要登場人物は関口・益田・青木とアクの弱い面子ばかり、流石に京極堂は最後に出ては来るもののそれまでは少ししか出番無いし、榎木津・木場に至っては殆ど出番無し。榎木津に関わる事件な所為かいつもの元気が無いし、益田もなんか沈んでいて代わりに関口がよく喋る。関口ファンには嬉しい展開かもしれないけど、これは寧ろキャラ萌えで京極堂シリーズを読んでる読者に対するアンチテーゼなのかな、と勘繰ってみたり。
他人の殺人を見たことが鍵となって別の人間が殺人を犯したり、旧陸軍の研究成果が用いられていたりする辺り、「陰摩羅鬼」が「姑獲鳥」と対だったように「邪魅」は「魍魎」と対になる話なのか。それとも事件の中心となる人物が織作茜と似て非なる存在として描かれている辺り、「絡新婦」と対になるのか。
途中、視点が次々と入れ替わったり、その中でも偽名を使ってる人間が居たりと錯綜してかなり分かり難いけど、最後で「謎」はスッキリする。ただ「憑き物」が落ちた、っていう爽快感がイマイチ無いのが残念。
- +百鬼徒然袋−風:優
- 薔薇十字探偵の活躍を描いたシリーズ2作目。まさか続くとは思わなかったけど、[MAG]メフィストで(不定期)連載してたんだね。京極堂と榎木津は京極夏彦のキャラの中でもトップクラスの名キャラだと思うので、続くものならぜひ続けて頂きたい。内容は相変わらず勧善懲悪(?)なのかどうかよくわからないけど、まぁ痛快なのは変わらないのでOK。前作にはあった田中政志の挿画が実は結構気に入ってたんだけど、今作では無くなっていたのが唯一残念なところか。
- 対談集 妖怪大談義:良
- 京極夏彦の対談集。夢枕獏とか大塚英志とかのアマチュア研究家との対談は分かりやすくて面白いんだけど、小松和彦とか西山克とかの専業研究家との対談は難しすぎて、オレの読解能力には荷が重いようだ。その中でひたすら妖怪図鑑を取り出して笑いまくっていた唐沢なをきが、いかにもらしいと言うか(^^;
- 京極噺:良
- 京極夏彦作の狂言・落語シナリオ集。妖怪をネタにしているのはいつも通りだけど、京極堂や巷説百物語などとは違う軽妙洒脱さが素晴らしい。この芸域の広さはすごいよなぁ。
- 霧舎巧
- ドッペルゲンガー宮:良
- なんかトリックが入り組みすぎててわかり難かった。燃え(萌え)キャラが居なかったのも惜しい(←間違った楽しみ方)。でもとりあえず、このシリーズは続き買うつもり。
- カレイドスコープ島:可
- 相変わらずトリックが入り組んでる。読んでて疲れてくるよ、ていうかもういいよ、って感じ。キャラは比較的アクの強めなメンツなんだけど、なんか違うんだよな。もうこのシリーズ買うのやめようかな。
- 鯨統一郎
- 金閣寺に密室 とんち探偵一休さん:良
-
- 史実の一休さんでなくアニメの一休さんのオマージュと思われ。さよちゃんは茜に名前変わってるけど。前半はアニメよろしく一休とんちばなしが続くんだけど、実はそれが最後への伏線だったという、やられた!って感じ。清涼院も似たような事はやってるんだけど、こっちのが格が一つも二つも上。清涼院を読んだ後だと、特に素晴らしく感じるな(^^;
- とんち探偵一休さん 謎解き道中:良
- 一休とんち話を交えながら話を進めて行くのは良いけど、今回はそれが何の伏線でもなかったのが残念。まぁ、今回は短編連作集だからしょうがないのかもしれないけど。
- 桑島由一
- 神様家族 vol.1:良
- 結局久美子はどうなったの?とか。実はメメ萌えなのは内緒だ、とか。
- 神様家族 vol.2:可
- まさか続くと思ってなかった。vol.1は売っ払う予定だったけど急遽中止。とりあえずメメ萌え。いじょ。
- 神様家族 vol.3:良
- んー、このシリーズまさかこんなに続くとはねぇ。ていうかシリーズ化した時点で結構ビックリしたんだけど。ドタバタしてる割にしっかりストーリーは進んでるし、桑島由一って地味に上手いよなぁ。[WIN]グリーングリーン の時から思ってたけど。
- 神様家族 vol.4:良
- まさか4巻まで続くとは思ってなかったけど、買ってるオレが言っても説得力無いか。あー、地味に桑島由一って筆速いよね。
- 神様家族 vol.5:良
- テンコ話。メメ出番少なっ!
- 神様家族 vol.6:良
- 珍しい、次回に続く引き。佐間太郎とかテンコとかメメとか、次回で急展開しそうな雰囲気。ていうか今までも、くだらない寄り道のような話ばっかり書いてるようで、実はしっかり着実に先に進んでるところが意外にすごいなぁ、とか思ったり。今回もテンコ話でメメ出番少なかったけど、次回こそは!
- 神様家族 vol.7:可
- クライマックスに向けて訳わかんない展開になってる。完結してみないとこの巻の評価は出来ないっぽい雰囲気ではあるけど、あえて「可」と評価してみる。完結した暁には評価変わるかも。
- 神様家族 vol.8:可
- この巻で完結、前巻で去って行った佐間太郎はその後どうなったのか、とわくわくして待ってたのに、前巻で完結してて、この巻は外伝的なもんだとか。なんだー、ちょっとがっかり。とりあえず完結までは読んだし、もう売ってしまおう。続編の「神様家族Z」ってのが本気なのかどうかはわからないけど、たぶん買わないだろうな。佐間太郎のその後が描かれるなら、ちょっと読んでみたい気もするけど。
- 冴木忍
- 天高く、雲は流れ vol.14:良
- こっちもそろそろ完結しそう。冴木忍は今までにもいくつものシリーズを書いてきてるから、今回もちゃんと終わらせてくれるだろう。最近はちゃんと終わるかどうか、そればかりが心配だよ。ちょっと展開が遅い気もするけど、栗本薫なんかと比べればずっと安定してるから良いか。
- 天高く、雲は流れ vol.15:可
- 完結。ラストちょっとあっさりしすぎててちょっと残念だったな。終わってみて全体の評価としては、イラストが森山大輔でなかったら、買う程のモノではないかも。
- 榊一郎
- スクラップド・プリンセス vol.11:可
- 棄てプリは定期的にちゃんと出るので良いね。今回ラクウェルの出番が全然ないのがちょっと残念。
- スクラップド・プリンセス vol.12:良
- なんかめちゃめちゃ盛り上がって完結寸前、って感じになってるんだけど、あとがきには少なくともあと4冊は出るって書いてるし。そんなに引っ張っちゃって盛り下がらないか心配だなぁ。
- スクラップド・プリンセス vol.13:良
- 完結。前巻のあとがきであと4冊出るって書いてたから、まだ終わんないと思ってたら突然終わってしまったのでビックリした。本編は1冊であとは外伝って意味だったのか。最近オレの買ってる長編小説でちゃんと終わったものがあんまり無いので、終わるだけでも凄い事だと勘違いしてしまいそうだな。読んでてダンシング・ウィスパーズを思い出したんだけど(作品世界観が似ている)、あっちは結局どうなったんだ?ヤマモト・ヨーコも終わってないし、庄司卓は続きを書くつもりは無いのか?庄司卓も高河ゆんやいづなよしつね(次々と新シリーズを始めてどれも完結しない)の仲間入りか?
#取り敢えず庄司卓からは手を引こう
- スクラップド・プリンセス・サプリメント vol.2:良
- 安曇雪伸の挿絵って、本編の描写と食い違ってる事が多いんだけど、全然本編読んでないんだろうか。それとも本編出来る前に挿絵描いてるのかな? 今回は本編より前の話なんで、とりたてて言うことも無いし。寧ろ次に控えてる本編後の話と5000年前の話の方が楽しみだったり。
- スクラップド・プリンセス・サプリメント vol.3:良
- 今回はラクウェルの出番が多くて良い感じ。外伝も残すところあと2冊。予定では5000年前の話な筈なので楽しみだね。
- スクラップド・プリンセス・サプリメント vol.4:良
- 今回は竜機神の話、しかもゼフィリスじゃないし。棄てプリと全然関係ないし。だがそれが良い、とか言ってみたり。あと1冊で完結っすね。長編をちゃんと終わらせられる作家ってすごいなぁと最近思うようになって来た。某作家氏も見習って欲しいものだ。
- スクラップド・プリンセス・サプリメント vol.5:可
- ついに外伝も含めて完結。これでようやく売っ払えるな(<って、売るんかい)。いやまぁ、面白かったけど、ずっと保存版としてとっとくほどのモンでもないしな。最後のこの巻も特に最後を意識して書かれたモンでないだけに、やや尻すぼみの感が否めない。書き下ろしの「剣の意味」だけは最終巻に相応しい内容ではあったけど、前巻の方が寧ろ最終巻って感じだったなぁ。
- 笹本祐一
- ARIEL vol.19:良
- 今回は岸田森と天本英世の出番が多くて嬉しい。いよいよクライマックスが近づいてきた感じなので、続きが楽しみ。
- ARIEL vol.20:良
- あれー、終わりですかぁ?前巻でも全然そんなこと言ってなかったじゃん。寝耳に水だよ。全52話って、4クールってこと?と思ったらやっぱりそうらしい。元々アニメの企画だった名残だとか。今回は三人娘主体ってことでちょっとパンチに欠ける印象。やはり岸田&天本か女子高生sか宇宙人sがぶち切れた行動してくれないと、ARIELという感じがしないね。まぁ、流石に最終巻でまでぶち切れてたら、風呂敷も何も畳み切れないだろうから仕様が無いのかもしれないけど、やはりちょっと寂しい気がするょ。
しかしARIELって獅子王創刊時からやってたみたいだけど、そんな古株ってもうDくらいしか残ってないんじゃない?もしかしたら聖刻もそうかな?オレがARIELを買い始めたのは6巻か7巻くらいからだから、もう15年弱の付き合いになるのかな。これより長い付き合いなのってもうDとFSSくらいしか残ってないんじゃないかな。何にしても寂しい限りだねぇ。
- +侵略会社の新戦艦:良
- このARIEL外伝ってどのくらい続けるつもりなんだろうか。宇宙人側の話は好きだからたくさん続けて欲しいけど、外伝があまりにも長いのもどうかと思うしね。だけどとりあえずハウザーとシモーヌの行く末だけはきっちり書いて欲しい所。
- +家出艦長の里帰り:優
- 前巻の感想に「ハウザーとシモーヌの行く末だけはきっちり書いて欲しい」と書いたが、きっちり書かれました!あらすじにはハウザー結婚って書いてるのに、表紙にはシモーヌじゃない女性がハウザーに抱きついてる絵が描かれてて、一体どうなるんだろうと心配だったけど、ちゃんとハッピーエンドで一安心。表紙の女性はエレノアだったのね。長命種では無い筈だし、どう見ても4人の子持ちには見えないな。八神野美かっ!
- 時雨沢恵一
- +キノの旅 vol.8:良
- 眼鏡キノ。以上。
- +キノの旅 vol.9:優
- いやっほーぅ、あとがき最高ー!
- +キノの旅 vol.10:良
- 今作のあとがきは、時雨沢恵一にしては普通で拍子抜けした。もうネタが無いとのことだが、なんとか頑張って続けて欲しい。
- キノの旅 「記憶の国」:良
- いつもの短編が1話に挿絵が多めに付いてCDが付いて、一見お得に見えるけど、1800円はいくらなんでも高いんじゃない?
- キノの旅 「旅人の話」:良
- 前作以上に高いけど、画集とDVDがついて3870円なので、まぁ妥当な値段なのか?
- 学園キノ:可
- キノの旅第4部学園編。なんかもうホントに好き勝手やってるな。パロディも古いネタが沢山あって、若い読者置いてきぼりじゃないの?って感じ。学生の頃のオレならこの手のノリは非常に喜んだかもしれないけど、今の枯れたリビドーでは付いて行けない。
- アリソン vol.2:優
-
- アリソン vol.3<上>:優
- このシリーズも結構好きなんだけど、次で完結ってのは寂しいなぁ。その分キノの方で頑張ってもらうか。
- アリソン vol.3<下>:優
- あぅ〜、アリソン終わっちまった(つд`) 前作を読んでいるとニヤリとする場面があちこちにあるので、読むときは一気に読むのがいいかも。
- +リリアとトレイズ vol.1:良
- [NOVEL]アリソン の続編。最初表紙見たとき黒星紅白の絵だとすぐには分からなかった。なんとなく絵に魅かれて手に取ったら、著者名が目に入って気がついた次第。リリアとトレイズは、アリソンとヴィル程にはキャラが立ってない気がするので、そこをどうやって補っていくのか見もの。
- +リリアとトレイズ vol.2:可
- やはり補い切れなかった様だ。主役2人の印象が非常に薄い、むしろアリソンとヴィルの方が印象に残っている。結局読んだ後、何も心に残らなかった気がする。あなたのハートには何が残りましたか?(木村奈保子)
- +リリアとトレイズ vol.3:可
- リリアとトレイズはやはり活躍しない。このまま主人公2人が活躍しないで終わるのはシリーズとしてあまりにも淋しすぎるから、次に期待だな。しかし、リリアは飛行機が操縦できてバイリンガルな以外に特技は無いし、トレイズはイマイチ頼りない。こんな2人でどうやって話を盛り上げるんだ? 結局アリソンとヴィルとフィーとカーがなんとかするんなら前作と変わりが無い。シリーズ名変える意味は無かったってことになると思うが。その辺のことも含めて次巻でどう収めるのかに期待。
- +リリアとトレイズ vol.4:可
- リリアはやっぱり活躍しないし、トレイズはちょっと活躍するけど基本的にドジっ子だし、今回も問題解決したのはヴィルだし、フィーとカーは活躍こそしないものの完全に主役を食ってるし。主役を立ててたのはアリソンくらいか。ホントにどうなるのかな、このシリーズ。
- 清水文化
- +気象精霊記 vol.7:良
- 今回はユメミの暴走が無くてちょっと物足りない。あと、相変わらずのトリビアな小ネタがちょっと楽しみだったり。でも、なんかどんどん新キャラ出て来てるけど、収拾付くんかいな。
- +気象精霊記 vol.8:良
- どうも最近たくさん出る新キャラに押されてユメミの影が薄いように感じられてならない。ミリィは当然としてもユメミだって主役なんだから、もう少し出番を増やして欲しいなぁ。
- +気象精霊ぷらくてぃか vol.1:良
- 暗いミリィは減点。いじわるユメミは優。わがままフェイミンは良。
- +気象精霊ぷらくてぃか vol.2:優
- やっぱりぷらくてぃかの主役はミリィじゃなくてユメミだな。
- +気象精霊ぷらくてぃか vol.3:良
- ユメミがちょっとずつ素直になっていくのがもどかしいというか、だがそれがいいというか。最後の書き下ろしで一気に今のユメミになっちゃってたんだけど、その途中経過は書かれるのか?ユメミの衣装が変わった経緯とかも是非書いて欲しいところだが。
- +気象精霊ぷらくてぃか vol.4:良
- 期待していた、ユメミの衣装変更話があったので満足。あとはユメミとミリィの和解話だな。
- +気象精霊ぷらくてぃか vol.5:良
- なんかユメミがだんだん素直になって来て、まるで父のような気持ちにも似て嬉しいよ。
- 清涼院流水
- コズミック:可
- 西尾維新に手を出した以上、清涼院は読んでおかなきゃならないかなぁ、と思いGet。でもなんか大風呂敷広げてる割には底が浅いかな。トリックもチープで簡単に読めるし(真犯人まではわからなかったけど、ていうかわかる方がおかしいって)、読後感が全然すっきりしない。解決編でピラミッド水野について触れてないのも片手落ちだと思うし。あとアナグラムがずいぶんたくさん出てくるけど、アナグラムって嫌いなんだよね、オレ。そんなもんいくらでもこじつけられるだろ、って気がして。まぁ、JDCというのは面白いアイデアだと思うので、そこは評価しても良いかな。とりあえず清涼院の評価が低いのが納得できました。清涼院に手を出した以上、このまま舞城王太郎や霧舎巧にも手を出すに5ペソ。
- ジョーカー:可
- ま、前作よりは面白いかな。どんぐりの背比べって感じではあるけど。JDC・DOLL・高度な知能犯などジャンプ的な世界観やキャラの作り方は面白いと思うんだけど、相変わらず名探偵達の述べる推理は根拠に乏しく、謎が解けてすっきり、っていう爽やかな読後感とは程遠い。だからいい加減アナグラムはやめようや。とりあえず世界観は好きなのと、JDCトリビュートの理解の為に、続きは読み続けるだろう。
- ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
- 九年目の魔法:良
- かなるがダイアナ・ウィン・ジョーンズ好きなので、中でも特にお勧めの本作を読んでみた。主人公の女の子の一人称視点で、かなり日常的な出来事をいちいち細々と描写しているので、児童文学というよりは少女小説って感じ。タイトルとは裏腹に魔法は殆ど出てこなくて(いや、ずっと出てはいるんだけど、すごく地味で気付かない)、最後に魔法と戦って打ち克つ場面も、どんな理屈で魔法を打ち破ったのか良く分からず今一つカタルシスには欠けた。ただその魔法に打ち克つ手掛かりが様々な本(「タム・リン」「詩人トーマス」「金枝篇」など)として散りばめられていて、それらの本を読んだ上で本作を読んだら更に面白さは増すかも。ダイアナ・ウィン・ジョーンズは「ファンタジーランド観光ガイド」というファンタジーの解説本を書く位ファンタジーに詳しく、本作中にも色々な作品からネタを持って来ているようで、知っているとニヤリとする場面が多くて楽しい。
- 田中哲弥
- 大久保町の決闘:優
- 先日[NOVEL]やみなべの陰謀(田中哲弥) を読んで、久し振りに他のも読んでみたくなったので、とりあえず1作目の「決闘」から。毛利新蔵とか村安一家とか河合とか、そういえば田中哲弥の小説ではスターシステムを採用してたんだっけなぁ、と思い出したらますます他のも読みたくなって来た。舞台(大久保町)は一緒、登場人物もかなり被ってるのに、その都度設定が違うというギャップも大久保町シリーズの楽しみの一つなんだけど、主人公の性格だけはどの作品でも一緒。一人称と三人称の中間のような地の文にセルフ突っ込みが入る軽快な文体が田中哲弥のウリでもあり、限界でもあるのかもな。とりあえずヒマを見つつ2作目の「燃えているか」も読み返すよ。
- やみなべの陰謀:優
- 田中哲弥ようやく新刊出たかと思ったら、昔出た本の新装版だった。それでも新装版が出るって事はそれなりに人気があるってことなのか。新刊が出ないのは人気が無いんじゃなくて、単に仕事して無かっただけなのか。監視カメラを見ると24時間仕事してる筈なのに、これは一体どういうことか。新装版と言っても、単に装丁が変わっただけでなく、電撃文庫からハヤカワ文庫に移ったので、これは出世と言って良いだろう。ハヤカワSFも最近は過疎な所為かどんどん基準が下がって来ているっぽいけど。電撃文庫の時は表紙が此路あゆみで、ラノベと言うには萌えが足りなかったし、ハヤカワ版も表紙が笹井一個なので、すごく広い意味ではラノベ的と言えなくも無い、内容もラノベ的だし。どっちつかずの中途半端な立ち位置が非常に田中哲弥らしい。来月は本当の新刊も出るようだし、そっちも買いますので「猿はあけぼの」の続きを早く書いて下さい。
- ミッションスクール:可
- んー、なんか不条理系に行き過ぎて、オレの好みからは外れちゃったかなぁ。不条理な事は起こるし、それが普通に受け入れられてるけど、なぜか上手く事が進んじゃって、ドタバタしたけど最後は爽やかに大団円、ってのが田中哲弥のウリだと思ってたんだけど(あと、とぼけたオヤジとお茶目な爺さん)、今作ではその爽やかさがさっぱり。新刊が7年出ていなかった間に作風変わったのか?HPの文章読む限りではそんなこと無いような気がするが。個人的には第1話「ミッションスクール」の前半と第4話「フォクシーガール」がまだしも面白かった。ちなみに「ミッションスクール」の「ミッション」は「ミッション系スクール」の「ミッション」じゃなくて「ミッション系インポッシブル」の「ミッション」だ。あとがきに書いてる事がどこまで本当かわからないけど、今の電撃ではどう考えても田中哲弥は受け入れられないよな。
#電撃文庫版を持っている「やみなべの陰謀」は当然として、初見の今作でさえ此路あゆみ絵でキャラを想像しながら読んでいるオレがいる。
- 田中芳樹
- 春の魔術:優
- 田中芳樹の中では銀英伝の次に好きなシリーズ。
- ラインの虜囚:良
- 子供向けミステリー叢書であるミステリーランドの1冊。田中芳樹ということで期待して読んだけど、優等生的過ぎてで物足りない感じ。子供向けということを意識して書いてる所為か、展開がご都合主義的で登場人物の感情の表現が大人し過ぎる。前者は、子供向けである以上仕方が無いかなとも思うんだけど、後者は必ずしも枷では無い筈。寧ろ感動が薄かったり、感情を押さえ込んだりする方が子供には理解し辛いんじゃないかな。田中芳樹を読むのは[NOVEL]春の魔術 以来だけど、最近の田中芳樹はみんなこんな作風なのか?それともたまたまなのか?
- アルスラーン戦記 vol.11:良
- アルスラーン戦記 vol.12:良
- 11巻は買ってはいたけどずっと読んでなかったので、12巻が出たのを機に纏めて一気に読んだ。9巻が出たあと10巻が出るまで7年、11巻が出るまでは更に6年。それを考えると1年で12巻が出たのは早いと思って良い…のか? 一度は諦めかけてたこのシリーズ。多くは望まないけど少なくとも1冊/年くらいは出して欲しいな。11巻はあまりにも久し振りと言う事で、いろんなキャラをちょっとずつ、現況説明のような感じのストーリー展開だったので、本番は12巻から。「戦記」とは言ってもパルスを奪還した後は大きな戦も無く、対妖魔戦がメインになってるので戦略とか戦術とか全然無くて乱戦ばかりなのが残念。あー、でも[NOVEL]ロードス島戦記 とか[NOVEL]ドラゴンランス戦記 とかよりはまだ「戦記」っぽいか(^^;
- 奈須きのこ
- +DDD vol.1:優
- JtheEとHandSは[MAG]ファウスト で既に読んでいたのだけど、基本的にミスディレクション、というか読者のミスリードを目的とした作品なので(JtheEはおまけ程度だけど)、真相を知った上で読むと更に面白い。特にHandSなんかつくづく良く出来ていると感心する。残念なのは、[NOVEL]化物語 のときも思ったのだけど、挿絵が非常に少ないことだな。雑誌掲載時よりも少ないのは仕方が無いとしても、各話1枚ずつってのは少な過ぎ。ツラヌイの絵も無くなってるし。ところで全体的にキャラのネーミングセンスが今までの奈須きのことはちょっと違う気がする。特に石杖火鉈と月見里朋里はまるで西尾維新のようなネーミングだ。人名が基本的にカタカナで書かれてるのは色々伏線を含んでるってことなのだろうか。「キヌイ」の漢字が一度も出て来ておらず、名前だけ出てきた「貫井」の読みが明かされない所を見るとキヌイ=貫井なのだろうか。「貫井未早」も「みはや」だけにフリガナがあって「貫井」にはフリガナが無く「愛称ツラヌイ」としか書いてない。これは臭い、何かありそうだ。書き下ろしのFormal Huntは短いし入り組んだ謎も無くてちょっと残念ではあったけど、JtheEとHandSが読み応え十分なので、丁度良いバランスかもしれない。特にHandSは初めて読んだ時は結構疲れるしね。そういえば、雑誌掲載時に絵が描かれてたけど誰だかわからなかった死色の真紅はもしかしてカナタなのだろうか。
- 西尾維新
- クビキリサイクル:良
- 店頭で見るたびにジャケ買いしそうになっていたのをついに負けて購入。オレは小説も絵で買う人ですから(^^; 本当はジャケに惹かれていたのは「クビシメロマンチスト」という本だったんだけど、それは「戯言シリーズ」というシリーズの2巻だったので、とりあえず1巻であるところのこの本を読んでみることに。正直な話、内容にはあまり期待していなかったんだけど、結構面白かった。一応、推理小説?という範疇に入るんだろうか。途中までトリックがあまりに簡単で読者をバカにしてんのかとも思ったんだけど、それも最後のための伏線であったらしい。ラストのどんでん返しが結構気に入ったので良ということで。ちょっと言葉遊びが過ぎる感は否めないが、そういうのは結構好きなので許可。
- クビシメロマンチスト:優
- 本命の2巻は素晴らしい出来。やぁ、いっくん(主人公。1巻ではいーちゃんと呼ばれていた)が、ここまでのキャラだとは思わなかったよ。1巻を読んだときは面白いから武人にも勧めたいと思ったんだけど、2巻を読んだ後は寧ろぬるはちに勧めたい気分。いっくんってそんなキャラ。や、しかし、これは近年稀に見るオレヒット。[NOVEL]魍魎の匣 以来のヒットですよこれは。
- クビツリハイスクール:可
- 予想通り失速。まぁ、こんなもんでしょ。
- サイコロジカル 上・下:優
- 三好心視(こころみ)先生がオレ的に萌えキャラだったので優。心視じゃなくて美心(みこころ)だったら逆に減点だったけどな(^^; ま、今回の感想は「男塾かよ」と、この一言に集約されそうですな。
- ヒトクイマジカル:優
- 相変わらず意外な人が死ぬよね、ていうか鏖? 今回は特に萌えキャラが居なかったので早く七々見奈波(ななななみななみ)に活躍して欲しいのことよ。
- ネコソギラジカル 上:優
- ようやく出たー!今回の表紙は哀川潤だけど、かなりイイ!クビシメロマンチスト(葵井巫女子)の次にイイな。なんかいーちゃんが段々と変わって来てるけど、オレとしてはあんまり変わって欲しくないなぁとか思ったり。闇口崩子が出張って来たのはかなり嬉しいが、七々見奈波はこのまま出番無いままなのか?とか。
- ネコソギラジカル 中:優
- 完結編三部作の中編ってことで、中だるみ感は否めないけど、それも全体の流れを計算した上でのことなんだろう、と好意的に解釈しておく。結局2作目「クビシメロマンチスト」を超える作品は今のところ出ていない訳だが、次回に激しく期待だな。
- ネコソギラジカル 下:良
- ついに完結。ていうか最後がこれかよ、って感じでがっかりかも。物語には詳しく述べられないイベントとか、名前しか登場してないキャラクターなど、数々の伏線についてはどうせ消化しないで終わるんだろうと思ってたので、それは問題無い。しかし、インフレしまくったキャラが戦った結果和解して、死んだと思ってたキャラも実は生きててハッピーエンドって、何その直球なラスト。いや、普通のラノベならそれでも全然良いんだけど、戯言シリーズのラストとしては、それはないだろうと。もっと、クビシメロマンチスト並な後味の悪さを期待してたのに。少年マンガ的な話が書きたかったのなら、他のシリーズで書いて欲しかった。
- ザレゴトディクショナル:良
- 戯言シリーズ用語辞典。最初、ザレゴトディレクショナルと読んで、新作かと期待したのに…(ミスディレクションが題材)。[NOVEL]クビシメロマンチスト までのミステリ路線から、人外バトルに路線変更したのは当初からの計画ではなかったにせよ、意図的なものらしい。ジャンプなんかだと編集部の意向とかが大きいんだろうけど、ノベルズ界ではそれ程でも無いのかね。西尾維新にはまた(後味の悪い)ミステリを書いて欲しいなぁ。「りすか」みたいな知的バトルなら、人外バトルでも良いんだけど。
- +ダブルダウン勘繰郎:可
- JDCトリビュートの1作。といってもJDCトリビュートって、これと[NOVEL]九十九十九(舞城王太郎)しか知らないんだけど。評価としては凡作ではあるけど、本家の御大よりは全然面白いので許可。この調子でいろんな人がJDCミステリ(というとミステリファンから反発されるだろうが)を書いて欲しいところであるな。
- +きみとぼくの壊れた世界:優
- やっぱりオレは兄貴にべったりな妹には全然萌えないわ。その代わり病院坂黒猫(すごい名前だ)には萌えまくり。病院坂は感情表現が素直なので(表現方法は素直で無いが)オレの好みとは違うような気がするが、オレはそもそも変な女好きというか、一筋縄では行かない女が好きなので、矛盾はしてないだろう。ちなみに琴原りりすが志保に見えてしょうがないのはオレだけですか?
#大事な女と、付き合ってる女と、好きな女がそれぞれ別なのは如何な物かと。
- +零崎双識の人間試験:優
- 相変わらず、「それは越前リョーマとコンバット越前くらい違います」とか「『才能』とやらを開花させにきたわけでもないといいたいのだよ。鋏こそ持っているが私は弓矢なんてものは持ち合わせが無くてね。」とか、モロなものからさりげないものまでいろんなネタが散りばめてあったり。でも「彫刻刀なりなんなりを使って、幹に『振り向けば死ぬ』云々の文字を彫って待ち構える」というのはなんだかわかんないなぁ。わかる人いたら教えて下さい。
- +零崎軋識の人間ノック:良
- 軋識って零崎っぽいぶっ飛んだ感が少なくてイマイチ。狙撃手襲来の回はそこそこ良かったんだけど、竹取山決戦以降は思考回路が普通っぽくてな。しかし、やっぱり石凪萌太は萌えキャラだったんだな。
- +新本格魔法少女りすか vol.1:優
- もともと1週間で1本書ける「京都の怪童」と言われていた西尾維新だけど、ホントに筆が速いわ。いくら「りすか」の2/3はファウスト連載分の再録だからって、書き下ろしを一本書いて、さらにファウストにも新作を2本書いてるし。まぁ、それでクオリティが落ちているわけではないので、読むほうとしては嬉しい限りだけど。
- +新本格魔法少女りすか vol.2:優
- りすか出番少Neeeeeeeeeeeeeeeeeeee! あと折口
しのぶきずながgoo。連載分のストックは使い切ってしまったので、そろそろ出る[MAG]ファウスト vol.5がちょうどこの続きになる筈だな。楽しみだ。
- ニンギョウがニンギョウ:可
- 不条理系。西尾維新らしくない、と思うのは、まだ西尾維新をわかってないってことだろうか。ところで、五番目の妹は眼鏡っ娘な95たん、熊の少女はもんぺ&ひっぱりに熊耳なイメージで読んでるオレはまだまだダメ人間から脱却できていないですか?
- DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件:優
- 面白かった。久し振りに西尾維新のミステリを読んだ。西尾維新の著作のなかで、まだ比較的ちゃんとしたミステリと言えるのはクビキリサイクル・クビシメロマンチスト・ダブルダウン勘繰郎・きみとぼくの壊れた世界 だけだと思うので、それ以来か。[NOVEL]xxxHOLiC アナザーホリック と違って、こっちは西尾維新色はまだしも薄い。一応シリアスな話で舞台がアメリカなので、日本語の過剰な言葉遊びは控えたのだろうか。
- xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル:良
- 発売して直ぐに買ってたのに漸く読んだ。デスノートの方はこれから読む。オレ原作読んでないんだけど、どう見てもコレ西尾維新の世界です。化物語に近い。これで原作の世界壊してないの?原作ファン怒らない?まぁ西尾維新の世界とCLAMPの世界はなんとなく似てるから許容範囲なのかなぁ。ところでドラえもんや一休さんはもう国民的アニメだから良いとしても、講談社の本でメディアワークスやスクエニの漫画をネタにするのって許されるの?
巻末のプロフィールに、CLAMPのメンバーが「いがらし寒月、大川緋芭、猫井椿、もこな」と書いてあってびっくりした。オレの知ってるCLAMPは「五十嵐さつき、大川七瀬、猫井みっく、もこなあぱぱ」だったんだけどな。更に言うと「秋山たまよ、聖りいざ、七穂せい」もいたし。
- 化物語(上):優
- や、なんか戦場ヶ原ひたぎ良いね。今までに無いキャラな気がする。一応ツンデレに分類されるんだろうけど、比としてはツンデレくらいだからなぁ。あと委員長や神原駿河もな。西尾維新一流の言葉遊びを使った掛け合いを主眼に書いてるだけあって会話はかなりテンポ良い。でも逆に西尾維新の文章に慣れてない人には鬱陶しく感じるかもしれない。
西尾維新は来月も化物語(下)を出す予定だし、再来月からは「刀語」を12ヶ月連続刊行とか言ってるし、「トリプルプレイ助悪郎」だって少し書き足せば単行本になるくらい出来てるし、読むのが追いつかないな。「りすか」の続きとか「不気味で素朴な囲われた世界」とか「零崎曲識の人間人間」とか書いてるヒマあるのか?
- 化物語(下):優
- 面白かった。最近の著作は悪くは無いけど良くも無いって感じのが多かったけど、これは久し振りに面白かった。八九寺真宵との会話は今一つだけど、戦場ヶ原ひたぎ、千石撫子、そして神原駿河とのやり取りが最高。「宅急動」とか「強力まっ白まじめ光線」とか懐かし過ぎる。しかし惜しむらくは「こよみヴァンプ」が収録されてなかった事だな。上巻には雑誌に掲載された「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」の3作が収録されて、下巻には書き下ろしの「なでこスネイク」「つばさキャット」の2作を収録。上巻より下巻の方が若干薄いことから考えると「こよみヴァンプ」は〆切に間に合わなかったと考えるのが妥当な線か。このままお蔵入りも勿体無いから是非どこかで書いて欲しいな。戯言シリーズでもいーちゃんの過去は詳しく語られなかったから、重要な部分はぼかすのが西尾維新の手法なのかも知れないけど、全体の構成から言っても「こよみヴァンプ」はぜひ書いて欲しいところ。ところで西尾維新の著作では真っ当な恋愛が書かれた事が無い気がするが、もしかして西尾維新って恋愛経験乏しいんじゃないのかなぁと勘繰ってみたり。まぁ、作風からいっても恋愛を真っ当に書く訳は無いだろうけど。
1月から「刀語」が12ヶ月連続刊行される。毎月新作が読めるのは嬉しいけれど、いくら西尾維新の筆が早いと言っても、やはり濫造したものは粗製。西尾維新はある程度時間を掛けた方が良い物が書ける作家だから、あまり過密スケジュールにはしないで欲しいなぁ。
- +刀語 vol.1:良
- 毎月刊行大河ノベル全12話の第1話。薄い上に2段組みじゃないので、あっという間に読み終わった。まぁ、それなりに面白いけど、時間を掛けて練ればもっと良くなるんじゃないのかなぁ。なんとなく手癖だけで書いてる感じがする。西尾維新の鉱脈が掘り尽くされたとは思わないけど最近の西尾維新を見てると、深く掘れば金塊が眠ってるのに浅いところで砂金ばっかり拾ってる感じがするというか、表面的な面白さばかりに走っていて心に訴えかけてくるものが無くなった気がする。西尾維新の覚悟が!「言葉」でなく「心」で理解できる!作品がまた読みたいなぁ。
- +刀語 vol.2:良
- そこそこ面白い。七花の口癖の使い所は上手いと思った。けどやっぱり西尾維新ならもっと面白く書けるんじゃないかとの印象は拭えない。後書き読むと自転車操業っぽい雰囲気がひしひしと伝わってくるし。2巻目にして気付いたけどカタカナが全然使われて無いのな。一応時代小説ってことで拘り持って書いてるってことか。
巷では「高い」という感想が多いようだ。オレは職業柄高価な本を買うことが多い為か、1万円以下の本なら全然値段が気にならない人なので、高いとは感じなかったが、大学生の頃ならきっと「高い」って文句言ってただろうな。
- 深沢美潮
- +新フォーチュン・クエスト vol.9:可
- 引越しのどさくさでダンボールの奥に埋もれたのを、ようやく引っ張り出して読んだ。相変わらず内容が少ないね、お手軽で良いけど。このシリーズももう何年やってんだかわかんないけど、まだまだ終わりは見えない感じ。今回で少しだけ展開はあったけど。
- +新フォーチュン・クエスト vol.10:良
- ようやく寄り道じゃないクエストが一つ進んだって感じ。いっつもいっつもなんか変な事件に巻き込まれてみたり、どうでも良いクエストを引き受けてみたりで、さっぱり話が進んでいなかったので。まぁ、[WIN]Lunatic Dawn とか一般的なTRPGとかやってみると、冒険者稼業ってのはそんなもんなのかも知れないなぁとか思う訳だけども。
- +新フォーチュン・クエスト vol.11:良
- なんかクレイにもいろいろ秘密がありそうな展開になってきた。このシリーズってオレが高校生の時から続いてるんだけど、さっぱり終わりそうな気配無いね。いくら「まったり」が売りとは言ってももう少し早く展開して欲しいもの。もしくは刊行ペースを上げるか。
- +新フォーチュン・クエスト vol.12:良
- パステルがレベル5になった。たしかシリーズ開始当初はレベル3だったような気がするから、15年以上かけて2レベルしか上がらないのか…。まぁ、人脈は異常なほど広がってるし、魔法はどんどん覚えるし、竹アーマーは+1になるし、レベルとは関係ないところでパーティは成長しているんだけど。パステルだけは全然成長していない気がするのは気のせいか?
- +新フォーチュン・クエストL vol.3:良
- いつも通りのあっ軽いクエスト。新フォーチュンも無印とかLとか外伝とかバイト編とか色々展開してて何が何だか訳わからんな。
- 宮部みゆき
- ICO:良
- [PS2]ICO のノベライズ。宮部みゆきは初めて読んだけど、そんなに賞を貰ったりする程文章が上手いとは思わなかったけどなぁ。とは言え、文章なんていう小手先のテクニックよりも内容の方が重要なんだろうし、内容に関しては不満は無かったので取り立てて不思議って程でもないけど。ゲーム中には殆ど明らかにされない様々な謎をきっちり設定してわかるように書いてるし、内容もゲームと矛盾する部分が無く、よくやり込んでるなぁという印象。ゲームのノベライズって無名作家の練習台的に使われたり、碌にゲームやってないのが明らかに窺える様なやっつけ仕事だったりすることが多いので、他のノベライズとは一線を画して高いレベルではある。少なくともゲームに対する愛情が感じられるのはかなり評価できるかな。
各所のレビューを見てみると、小説としては面白いけど「ICOらしさ」が表現されていない、という意見が多かったかな。まぁ、その気持ちはわかるけど、ゲームとしてのICOの面白さってのは「プレイヤーが能動的に関わる事でキャラに感情移入する」ということと「言葉で伝えきれない感情や雰囲気を表現する」という部分を突き詰めた所にあると思うので、受動的で且つ言葉を使用せざるを得ないメディアであるところの小説にゲームと同じ感動を求めるのは酷かなぁという気もする。まぁ、ノベライズに向かない題材を選んだのが悪い、と言われればそれまでだが。
- 森岡浩之
- +星界の戦旗 vol.4:優
- 新刊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 3年半ぶりの新刊。もう出ないんじゃないかと心配してた。でも、今回はラフィールの出番はそれなりにあるものの、ジントとの絡みが少ないので、物足りないかも。これから戦争は激しくなるっぽいし、ラフィールが出世したりしたら2人になれる機会は更に少なくなっちゃうだろうな。
- +星界の断章 vol.1:優
- 短編集。大部分は読本×2に収録していたので読んだ事あったけど、「饗宴」まで載せるとは思わなかった。作品の雰囲気ぶち壊し。まぁ、それが良いんだけど。
- 山田悠介
- リアル鬼ごっこ:不可
- ちょっと古い本ではあるけど、ネットでの評価があまりにも悪いので、買ってみた。あまりにも少ない内容・必然性の無い展開・不自由な日本語と、なんかもう一言で言うと「内容よりアラ探しが面白い」という感じ。「奇抜な発想と自由奔放な筆致」(紹介文より)ってのは上手い言い様だなぁ。作者よりも寧ろこの本を出版した出版社の良心を疑いたい気分になったけど、どうやらこの文芸社という会社は自費出版を請け負う会社らしく、金さえ出せばどんな本でも出版するらしい。納得。この本がかなり売れているというのは、きっとオレのような人間が「非常につまらないらしいから、どんなにつまらないか読んでやろう」つって買ってるんだろうな。一部を抜粋すると
「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。」「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」「騒々しく騒いでいる」「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」「罪として重罪が下される」「いかにも挙動不審な行動で」「愛を探すしかほかないのだ」 「十四年間の間」「うっすらと人影がかすかに現れた」「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」「ランニング状態で足を止めた」「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」「三人は分かち合うように抱き合った」「二人は鬼たちに目をとらわれていた」「もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた」「九人の足跡がピタリと止まった」「記憶を全く覚えていなかった」 「永遠と続く赤いじゅうたん」「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
どう?読んでみたくなったっしょ?
- 横手美智子
- くじびきアンバランス vol.1&2:可
- どっちも発売直後に買ってるんだけど、ようやく読んだ。とりあえず、かいちょーお願いしますっ、てことで。あと連載では小牧のキャラがいまいちつかめてなかったんだけど、これ読んだら意外に萌えるな。山田も。ヘルナンデスもな(藁
- 渡瀬草一郎
- +パラサイトムーン vol.5:良
- 渡瀬草一郎はなかなか筆が早くて良いね。
- +パラサイトムーン vol.6:良
- 渡瀬草一郎は筆が早くてよいなぁ、とついこの間も書いたような気がする。月刊嬉野明彦ほどではないが。庄司卓も結構早いけど、クライマックスが近くなると途端に遅くなるという欠点があるからな。きっと大風呂敷を畳みきれないんだろう。
- ロバート・A・ハインライン
- 夏への扉:優
- 素晴らしかった。古典SFの名作を読んだのって実は初めてかも。タイムトラベルもので舞台は1970年と2000年なんだけど、書かれたのは1957年とのこと。どこまでも前向きな主人公と、後半畳み掛けるように全ての謎が氷解して綺麗に解決するのが気持ち良い(タイムパラドックスについてはここでは深く考えないこととする)。日本語に訳されたのが1979年な所為か、やや日本語が古臭いがそれを除けば比較的読み易いので、読んだこと無い人はぜひ一読を。
#作中に文化女中器や万能フランクというロボットが出てくるんだけど、これが万能文化猫娘の語源らしい。
##フレデリカがリッキイ・ティッキイ・テイヴィーと呼ばれているのは、ジャングルブックに出てくるマングース Ricky Ticky Tavyが語源と思われ。
- 月姫SS:不可
- とりあえず表紙に一言。シキすら出てるのにさっちん出番なしかい(笑)
- 月姫アンソロジーノベル vol.2(日暮茶坊ほか):不可
- 今回も面白いのは加納新太のみでした。しかし、加納新太面白いなぁ、前回の「かわいい女」は非常に良かったし、今回もなかなか。挿絵が池上竜也じゃなきゃもっと良かったのに。池上竜也も昔(コミゲとかで描いてたころ)の絵は結構好きだったのに、最近の崩れ具合はひどいしなぁ。
- 月姫アンソロ(宙出版):不可
- ほんのちびっとだけエロ入りなのがこの本のコンセプトなのか? なので、書いてる人はみんなエロゲ小説家(エロ小説家ではない)若しくはエロゲシナリオライター。エロゲのノベライズで面白いのって寡聞にして知らないんだけど、これも同様。「白い魔影」(伊田あやか)だけ少しマシだったけど、あとは惨憺たるモノ。SSアンソロってマンガのアンソロより当たり少ねぇな。
その他
- 池上彰
- +そうだったのか!現代史:優
- 近現代史って学校で殆ど習ったことないんだよね。歴史の授業って第2次大戦が終わった辺りで3学期が終了して、その後は習わないというパターンでずっと来たので。世界史なんて中学で習ったきりだから、オレの頭の中の地図にはカザフスタンやキルギスやクロアチアなんて国は無いし、チェコとスロバキアは一つの国のままだ。それにオレはニュースとかあんまり見ない人なので、天安門事件とかソ連崩壊とかユーゴ紛争とか、物心ついた後にリアルタイムで経験したことすらよくわからないので、丁度良い機会だと思い読んでみた。ずいぶんわかりやすく書いてあって、読者の無知ぶりを考慮して書いてるなぁと思ったら、著者は歴史家じゃなくてアナウンサーなんだね。しかも、NHK「週刊こどもニュース」のキャスター。どうりでわかりやすいはずだわ。現代史初心者向けの本なので、あまり細かいことは書いてないけど、全体の流れ・世界の中での位置づけを重視して書いている感じ。まさに「そうだったのか!」って、ちょっとわかった気がする。今後ニュースを見ても少しはわかるようになってるんじゃないかな(希望的観測)。
- +そうだったのか!現代史2:優
- ↑を参照。
- +そうだったのか日本現代史:優
- なんか日本現代史って世界現代史よりわかりにくいような。主義主張があいまいだからだろうか。
- +そうだったのか!アメリカ:優
- そうだったのか!シリーズの4冊目。以前に[BOOK]そうだったのか!現代史1&2(池上彰) を読んで以来、ニュースを見てある程度内容が理解出来る様になったし、ちょっと前にヨーロッパ史マイブームがあったので、その関連で色々と歴史関係の本やHPなどを読んだりしていので、この本に関しては、前3冊を読んだ時ほど「そうだったのか」とは感じなかった。特にアメリカという国に関しては映画などから得ていた情報が非常に多いので、あまり意外な事実が無かった為だろう。しっかし、この本ではそれ程触れてないにせよ、ブッシュ(息子)が大統領になってから、色々と世界のバランスを崩しまくってるよな。こいつに匹敵するのってニクソンくらいじゃねぇ?
- 石原千秋
- 国語教科書の思想:優
- 義務教育の国語では文章の解釈は唯一つ以外は許されず、これは道徳教育だと著者は言う。教科書編集者が(たとえ無意識的にせよ)どのような道徳・思想を子供たちに伝えようとしているのかを、採用されている教材の傾向から暴こうという、なかなか斬新な趣旨の本。第1章では、PISAの「読解力」試験を題材に、日本の国語教育に足りないのは、直接書いてある事以上の情報を読み取る力と、自分の解釈を述べる力だと言っており、これにはかなり共感を覚えるが、表題の内容とはいささかかけ離れており、この章に1/3も割いているのはやり過ぎではないだろうか。第2・3章では表題通り、教材を分析し「自然に帰ろう」「他者と出会おう」の二つが大きなテーマであり、現在の国語教育が子供たちに求める「人格」だ、と解く。テーマの是非はともかく、そのようなテーマが隠されていると知っておくのは、編集者にとっても読者にとっても有意義なことではないだろうか(小学生には無理だろうが)。個々の教材に対する批判には、筆者の嗜好や直感によってかなりバイアスが掛かっている様に感じられるが、それを差し引いても充分な説得力はある。ちなみに筆者は、手紙を書いたり新聞を作ったりという、情報伝達のコミュニケーションを実際にやってみる教材を好ましいとしているようだが、オレの経験ではその手の教材は現場では省略されていることが多いように思う。現場では必ずしも教科書に沿った教育をしている訳でないことはほぼ自明だとしても、それが教科書よりもさらに画一的で道徳部分を強調したものであるならば、より一層問題の根は深いのではないだろうか。
- 大学受験のための小説講義:可
- 前に読んだ[BOOK]教養としての大学受験国語(石原千秋)、[BOOK]国語教科書の思想(石原千秋) が面白かったので、今作も読んでみたんだけど、前述の2作では、問題文や教材の裏に隠された思想に焦点を当てて解説していたのがオレにとっては非常に斬新で面白かったのだが、今作は問題を解くのと、彼の考えた法則を適用させるのに終始していて、大学受験国語に対する批評としても受験参考書としても中途半端で物足りなかった。
- 漱石と三人の読者:良
- 石原千秋はちくま新書の学校国語・受験国語のシリーズで気に入っていた作家だったので、国語関係以外の著書も読んでみようと思い買ってみた。漱石が「身近な読者」「一般購読層」「予想外の読者」の3種類の読者を想定していた(時期にも拠るが)という前提に立ち、一つの作品でそれぞれの読者に対し違う読みが出来るように仕込んでいたと解く。評論乃至は研究書にあたるので、この手の文章を読み慣れてない人(オレとか)には非常に読み難いかもしれない。とは言え専門書ではなく新書ということを考慮してか、この手の本にしては平易な文章で比較的分かり易い。オレは、漱石は「吾輩は猫である」しか読んだことないので、あまりピンとは来ないが、それでも漱石の意識の変化は結構面白く読めた。しかし作品中に実際にどのような仕掛けを施していたかという解説が少ないので(仕掛けを施した作品自体少ないのかもしれないが)、そういう謎解きを楽しみにしていたら肩透かしを食らうかも。
- 菊池良生
- 神聖ローマ帝国:良
- こないだハプスブルク家について読んだので、これを機にヨーロッパ史について重点的に読んでみることに。まずは神聖ローマ帝国から。何が神聖なのか?ローマは領土じゃないのに、なぜローマ帝国なのか?単なる年代記ではなく、当時のヨーロッパ人におけるローマ帝国への拘泥と、キリスト教(というか聖職者)との対立を中心に解説していてわかりやすい。結局、上の二つの疑問の理解が、神聖ローマ帝国の全てな気がする。この本はきちんと家系図が豊富に掲載されていて良かった。地図がもう少し多いと良かったのだが。
#しかしヨーロッパ人には忠誠心ってものは無いのか?
- 傭兵の二千年史:優
- 古代ギリシアからナポレオン戦争に至るまでのヨーロッパ傭兵史を書いた本。以前読んだ[BOOK]神聖ローマ帝国(菊池良生)が面白かったのと、中世ヨーロッパ史を知れば知るほど頻繁に戦争・裏切りを繰り返すヨーロッパ人の生態が不思議に思えたので読んでみた。古代より戦争があると市民はノーブレス・オブリージュに基づき自ら戦ってきたのに、産業が発達し金で兵役を忌避する者が現れると、職業軍人が生まれる。しかし戦争が無い時にも軍を養い常設軍を配備出来る程に産業が発達するのは漸く近代になってからだ。つまりその間は傭兵が戦争を担うことになる。傭兵(主に傭兵隊長)達の処世術や、雇用者である為政者との駆け引き、戦術の変遷などを中心に、傭兵の誕生から衰退(=ナショナリズムの誕生)までを描いていて非常に分かり易い。特にヨーロッパ傭兵の通史に関する本は類例が少ないだろうし、そういう意味でも一読する価値はあるだろう。ランツクネヒトに関する叙述のみが非常に詳しく些かバランスが悪いのは、傭兵の変遷に於るランツクネヒトの重要性の故にだろうか、或いは著者の知識の偏り故にだろうか。著者は歴史家ではなく、オーストリア文学を専攻とする文学者らしいが、それゆえ文章は読み易く、予備知識が乏しくても入り込み易い。
- 北原保雄
- 問題な日本語(北原保雄 編):良
- 日本語の乱れについて、その用法はおかしいと指摘する本はいくらでもあるけど、この本の良い所はそのような誤用に至った経緯についても考察しているところで、何事も深い理解を得るには歴史的背景ってものを知る必要があると思う。そして何より、そのような用法を乱れではなく変化として捉えていて、「不自然に感じる人も居るかもしれないが文法的には誤りでない」「○○な点に注意して使う必要がある」「改まった席では使うべきでない」「現時点では誤用だが、今後定着する可能性が無いとは言えない」等々、肯定的な見方をしているところが好感が持てる。
- 続弾!問題な日本語:良
- [BOOK]問題な日本語 の第2弾。前作と同様、言葉の変化に肯定的な態度が引き継がれていて安心。「ありえない」が「信じられない」、「微妙」が「ちょっと」などと同様のニュアンスで用いられていると言われれば、元々の意味が似ているだけに同じような発展をしてもおかしくないだろう。この手の説明が多く非常に納得できるのだが、一部の説明ではつまらない文法的解説に終始している部分もあり、そこは読む気が起きなかった。
- 工藤左千夫
- すてきな絵本にであえたら:優
- 子供の精神的発達を解説するとともに、その各年齢の発達状況に合わせて適切な絵本の例を紹介している本。なるほどなぁ、絵本に関してそういう風に考えたことは今までなかったので、非常に為になった。もともと全54回の1〜10回分を書籍化したものなので、続きが読みたいな。
- 藤沢晃治
- 「分かりやすい表現」の技術:優
- 「分かりやすい表現」の本だけあって、さすがに分かりやすい。分量も少な目な割に内容は簡潔で濃いので、ちょっとしたヒマに読むのに丁度良い。たぶん1時間くらいで読めると思われ。
- 「分かりやすい説明」の技術:優
- 前作「『分かりやすい表現』の技術」と内容は結構ダブってるけど、相変わらずわかりやすいので許可。日常的に「説明」「プレゼン」「講義」をしなきゃならない職業の身としてはこういう技術も気になるもんで。
- 悪の読書術(福田和也):良
- 読書術と言っても、本をどのように読むかという術ではなく、読書歴の披瀝術、といった感じ。ちょっと期待していた内容とは違ったけど、今まで読んだことの無い切り口だったので「良」としておく。内容は「どんな本を読もうが構わないが、それを公表することが相手にどんな印象を与えるか考えて公表しなさい」と、これでたぶん十全。それなりに面白い本ではあったけど、この一文を読めば、もうこの本を読む必要はないかな。確かに、プライベートならともかく、公の場で「どんな本を読んでいるのか」と聞かれて「あかほりさとる」や「黒田洋介」などと言ってしまうようでは「幼稚な人間」と思われても否定は出来ないだろう。今までも無意識にやってきたことではあるけれども、ファッションやスピーチのように、意識的に自分の印象を操作するというのも社会人として必要なことかもしれない。
では、オレならなんと答えるのが良いのか?「西尾維新」と答えるのは「壊れた人間」と思われそうでマズイだろう。相手が西尾維新を読んでいるなら同類だろうという気もするが、ここでは考えないこととする。「京極夏彦」ならば、この本にも書いてある通り「熱心な読書家」と思われるだろうが、同時に「マニア」と思われる可能性も高い。小野不由美はどうか。オタクの世界では「小野不由美=十二国記」だろうが、一般的には「小野不由美=屍鬼」ではないかと思うので、これならかなりマシかもしれない。しかしやはり一般的な知名度は宮部みゆきなんかと比べるとまだまだ低いという気もする。それに小野不由美は「十二国記」と「ゴーストハント」と「屍鬼」と「黒祀の島」くらいしか読んでないので、愛読していると公言するのはちょっと自信がない。田中芳樹?森川浩之?菊地秀行?笹本祐一?奈須きのこ?ファンタジーばっかりじゃねぇか。そもそもオレはSF・ファンタジー・ミステリ以外はかなりの濫読状態なので、愛読していると言える物が無いかもしれない。「塩野七生」なんて言えれば理想的かもしれないが、塩野七生は読もうと思って一冊買って、まだ本棚に積んである状態なのでとても言える訳が無い。結局小野不由美が一番無難なとこなのか。
- 頭がいい人の習慣術(小泉十三):可
- 書いてある事の50%は既に実施している。45%はなるほどと思いはしても真似をする気はさらさらない。残り5%位かな、この通りにやってみようかなと思わせるのは。しかし、最近のオレは濫読もいいとこだな。全くテーマに統一性が感じられないよな。
- イギリス王室物語(小林章夫):可
- ヘンリー八世からエドワード八世までの王・女王から8人だけを抜粋して書いてあるので、その間はいまいちわからず全体の流れが掴み難い。また私生活を中心に書いてあるので、施政・業績などには殆ど触れておらず当時の時代背景(名誉革命や産業革命など)とのつながりが分かり難い。ヘンリー八世以降、というのも考えあっての事と思うが、やはり個人的にはリチャード一世は入れて欲しかったし、バラ戦争にも少しくらい触れて欲しかった(アーサーを入れろとは言わないが)。読みやすく面白い本だったとは思うけど、今回求めていた内容とは違ったので、ちょっと厳しい評価。
- 一行力(岩永嘉弘):可
- 心に残る一言ってのは理想だよなぁ、と。内容的には薄い本なのであんまり書く事も無いなぁ。
- 一神教の誕生(加藤隆):優
- ユダヤ教・キリスト教の成立と、教義・形態の変遷を解説した本。著者は神学者ではあるが、キリスト教・ユダヤ教の啓蒙書と言う訳ではなく、また、神の存在・聖書の矛盾などを議論する本でもない。神は存在している、聖書の内容は正しい、という前提(仮定)の上で、明らかに介入してこない神のアイデンティティーをどのように保ってきたか、聖書の矛盾をどのように解決してきたか、また、民衆・時勢の変化に対応するためにどのように教義・形態を変えてきたかを解説した本。こういう、教義・習俗に詳しい人間による第三者的な視点からの評論ってのは初めて読んだので、非常に面白かった。
- 医療保険は入ってはいけない!(内藤真弓):優
- 刺激的なタイトルだが「(民間)医療保険は(やみくもに)入ってはいけない!」という内容なので、必ずしも民間医療保険を完全否定している訳ではない。まずは公的保険を最大限活用して、足りない分だけを民間医療保険で補う、無駄な保険に加入するより貯金する方が得なことが多い、という内容。この本を読んだからって、どの保険が良いとか保険に入らなくても良いとかすぐに分かるもんでも無いけど、少なくとも見直すきっかけにはなるかも。民間の保険って保険屋の説明やパンフレットも専門用語の説明が全然無くて、けっこう勉強しないと全然内容が理解出来ないので(医者でいうと下手糞なインフォームドコンセントに似てる)、その嚆矢としてはそこそこ良い本ではないかと。いや寧ろ、一度保険加入を検討したけどよくわからなかった、勧められるまま保険に加入したけど再検討したい、という人の方が向いてるか。
- インドぢる(ねこぢるy):優
- オレはこういうモノの感想を書くのは苦手なので割愛。
- A-BRAND COMPLETE:良
- A-BRANDもだけど、X-BRANDが特に出来が良いよなぁと。X-BRANDはエロを抜きにしても(というかオレの場合エロはむしろ減点になる可能性大)純粋に造形としての出来が素晴らしいと思う。ネタの選択も含めて。あ〜[WIN]大空寺危機一髪 と[WIN]斬魔大聖デモンベイン やりたくなってきた。って、だからゲームやってるヒマは無いんだって。
- エマ ヴィクトリアンガイド:良
- 今まであまり気にも留めていなかったんだけど、実はきちんとした時代考証に基づいて描かれて居たんだなぁと、ちょっと感動。「『ニセウミガメのスープ』というレシピもあった」とか、↓(不思議の国のアリス)とちょっとシンクロしてる部分もあってタイムリーな感じ。
- エリザベスI世(青木道彦):良
- [DVD]エリザベス を処分しようかどうか迷って、もう一度見て決めることにした。で、以前見たときは、エリザベスI世についてあまり知らなかったので映画の内容にもちゃんと付いて行けず、よく理解できなかったので、今度はちゃんと予習してから見ることに。というわけで本書だが、エリザベスI世の事よりも、当時の時代背景(旧教と国教会と新教の対立とか、スコットランド・フランス・スペインとの対立とか、経済の変化とか)を寧ろ重点的に書いてるので、エリザベス本人のことは朧ろげにしか見えてこない。だが、逆にそれが良い。当時のヨーロッパ史をまだ把握していない身としては、その方がエリザベスの選択の理由が納得できて、より理解しやすい。もしかしたら、史料に明記されていないことには明言を避けようという、作者の慎重な姿勢の成せる業なのかもしれない。先日読んだ[BOOK]イギリス王室物語 があくまでも個人にスポットを当てて記述していたのと対照的で面白い。
- 怪談の怪の怪談(怪談の怪 編):良
- 怪談の怪(京極夏彦・木原浩勝・中山市朗・東雅夫)と様々なゲストの対談集。それぞれの収集した怪談を披露しながら、それを分析してみたり、怪談の由縁・変遷について語ってみたり。怪談はチョロっとしか出て来ないんだけど、それがまた結構怖くて(^^; [BOOK]新耳袋 も今度読んでみようかな。
- 詭弁論理学(野崎昭弘):良
- この本の好感の持てるところは、「詭弁を身に付ける」ための本ではなくて、「詭弁に騙されない」あるいは論破は出来ないまでも「詭弁を客観的に眺めて分析して楽しむ」ための本という立場で書かれていること。何分古い本なので(1976年初版)中に出てくる例文なんかは古いという印象は否めないけれども、論旨には影響無いので無問題かと。
- <希望>の心理学(白井利明):優
- 武人やセヴィーのようなmentalの弱いpessimistにお勧め。
- 君のそばで会おう(銀色夏生):優
- これ最初に読んだのは厨房のときだったんだけど、今さらGet。
- Character Material(TYPE-MOON):優
-
- TYPE-MOON設定資料集。なんか「砂沙美」や「なのは」のことを考えると、カレイドルビーやファンタズムーンも実現しないとは言い切れないのが怖いよなぁ。
- キリスト教文化の常識(石黒マリーローズ):可
- ヨーロッパ史を勉強していると、教会との対立が必ず出てくる。だからと言う訳ではないのだが、良い機会なのでキリスト教文化の常識について知っておくのも一興かと思い読んでみた。まぁ、キリスト教について何にも知らない人なら、得る物もあるかなぁという程度の内容だけど、オレはその何にも知らない人なのでそこそこ勉強にはなった。
- 議論に負けない知的会話術(清水勤):可
- 科学者の端くれとしては、議論の勝ち負けよりも正解に近付く為の有意義な議論が重要ではないかと思うんだけど、そういう固い議論じゃなくて、むしろ日常会話で重要なのかもしれないなぁと。あと、自分で使う為じゃなくて、他人に言いくるめられない為にテクニックを知っておくのも必要かも。
- 現代史の対決(秦郁彦):良
- 重箱の隅を突付き過ぎという気もしないではないが、概ね中立の立場で、逐一実例を挙げて論じている。医学界の最近の流行的に言うと「エビデンスに基づいている」と言うことか。中立ということは、≒反中・反韓ということでもあるので、さらに好感が持てる(^^;
- 国家の品格(藤原正彦):可
- 言いたいことは分かるし、大いに共感もする。でも説得力に欠ける。それはやはり講演記録を文章に再構成したからではないかと。以前に[BOOK]バカの壁 を読んだときも思ったんだけど、口演を文章にすると、どうしても無駄が多くまとまりに欠ける。この本がベストセラーなのは単にタイトルが良いからってだけじゃないかと、タイトルに魅かれて読んでみたオレは考察する。内容は悪くないから、ちゃんと最初から文章として書いてればよかったのに、惜しいな。
- 宰相リシュリュー(小島英記):可
- リシュリューの伝記的ノンフィクションノベル。デュマの所為でどうしても悪役というイメージが強くて、リシュリューに好意的な本というのは初めて見たので読んでみた。リシュリューに好意的といっても、それは公人としての方向性が首尾一貫して国益を第一に考えているということで、私人としては流石に善人とは評価できなかったようだ。世界史を未履修のオレとしてはこの時代のヨーロッパの政治的背景というものがさっぱりわからないので(ハプスブルク家とかメディチ家とか言われても、聞いたことはあるな、という位しかわからん)、一読しただけではなかなか理解し難いものがあった。せめて当時の周辺諸国の地図でも載せてくれれば理解しやすかっただろうに、地図は最初にフランスの地図が2枚あっただけ。あと、たぶんフランス語文献からの引用だと思うけど直訳風日本語が頻出するのが非常に気になった。わざとやっているのかとも思ったが、地の文の日本語もあまり上手ではないので、それが実力なのかもしれない。あまり読み易い本ではないが、オレのリシュリューのイメージに一石を投じたという意味で「可」としておこう。
#よく考えたら三銃士って「敵国の貴族と不義密通をしようとする王妃を支援する三銃士+1」対「それを阻止しようとするリシュリュー」という構図なんだよな。なんでリシュリューが悪役なんだ?
- 細胞の分子生物学(第4版):優
- ついに買ってしまった。日本語版だけど。生化学の教科書は3〜4千円の安いヤツで済まそうと思ってたのに、やっぱり大学院レベルでそれは無理な話だったか。この時期には痛い出費だけど、致し方あるまい。
- さらにすごい科学で守ります!(長谷川裕一):良
- すごかがシリーズの3冊目。3冊目だし、きっとつまんないだろうなぁ、と思いながらも惰性で買ったんだけど、意外に面白かった。確かに作者的にも大分モチベーションが下がってるのは感じられるし、メタルヒーローとかの説明はかなりおざなりなんだけど、ハリケンジャーとライブマンの関係とか、シュリケンジャーの正体とか、デカレンジャーと宇宙刑事の関係とか、面白い部分も結構あった。それにしても「ガオレンジャー VS スーパー戦隊」見てみてぇ(ここで言う「VS」は「マジンガーZ VS デビルマン」みたいな使い方)。歴代レッド24人揃い踏みって…燃える!。そのうちレンタル屋で探してみよう。
- 自助論(スマイルズ):不可
- 読んでてムカついてきた。ていうかうっとい!当たり前のことを冗長かつ迂遠に説明されてもなぁ、昔の本だからしょうがないのだろうか。自助の精神で成功した人の例を延々と挙げ連ねているのだけど、宗教の説話じゃあるまいし、「@自助の精神を持ち成功した例」「A自助の精神を持っていても失敗した例」「B自助の精神は無くとも成功した例」「C自助の精神が無く失敗した例」の4つを平等に挙げて(Cに関しては挙げるまでも無く自分を省みれば済むことだが(^^;)、「だから@が一番良いんだよ」という結論に持っていってくれないと、事例が偏っていると、それだけで眉に唾をつけてしまったり、「nが少ないんじゃない?」と反論したくなってしまう。一応科学者の端くれとして。
同じことをテレビの科学・医学番組(「ためしてガッテン」とか)を見てても感じてしまう(対照実験しなきゃ駄目だろ、とか)のは職業病なんだろうか。まぁ、時間の制約もあるし、わかりやすく説明するのが番組の意図である以上、理科の時間は寝ていたような一般大衆に厳密な説明をしても逆効果なのかもしれないが。
- 死に方のヒント(近藤誠/ひろさちや):不可
- 半分くらいしか読んでないんだけど、読む気無くなったので評価。今の医療が間違っているとする近藤誠の意見には共感する部分も多々あるんだけど、悪も必要悪もみんな悪とするのには賛同しかねる。必要悪ってのは悪だけど無くなるともっと悪化するから仕方なく容認されてる、言わば「無いよりマシ」な訳だから、それを排除するには代替案を立案しなきゃならない訳で、悪を悪と糾弾するだけなら厨房でも出来る。悪化しても良いから兎に角悪はいかん、ってのは場合によっては本末転倒になることもあるし、そんな原理主義など犬にでも喰わせてしまえ、とか思う今日この頃。
- 死亡記事を読む(諸岡達一):可
- 新聞記事で名前の横に傍線って、死亡記事だっていう暗黙の了解があったんだね。今まで知らなかったよ。
- 上司は思いつきでものを言う(橋本治):可
- タイトルはインパクト有るけど、内容的にはそれ程でも。要約すると、「上司にも理解できるように説明しない貴方が悪い」「『上司なんだから優秀に決まっている』と思い込んでしまう儒教的体質が日本のサラリーマン社会の欠点」以上。他にも「上司のバカな思い付きに対しては、呆れてしまえばいい」という論旨もあり、有効な提案とは思うが、具体的な方法までは練られていないのが残念。
- 昭和天皇 上・下(ハーバート・ビックス):不履修
- いや、読んでないし。読もうと思って買ってあったんだけど、[BOOK]現代史の対決(秦郁彦)に、「ノンフィクションノベルの類であって、実用的な歴史書ではない」と書いてあったので、読む気が失せてしまった。そのまま売っ払ってしまおう。
- 図説奇形全書(マルタン・モネスティエ):良
- モネスティエのシリーズ、久し振りに読んだ。このシリーズはまだ3冊目くらいだから、そんなに沢山読んでるわけじゃないけど。時間さえあればもっと読みたいんだけどねぇ。
- 生協の白石さん(白石昌則):良
- 学生のくだらない質問に真面目に答える白石さんは偉いと思う。
- 「禅」の問答集(武田鏡村):不可
- えーと、要は公案の虎の巻なんだけど、直接的な説明に終始していて却ってわかり難い。そもそも禅は不立文字・教外別伝、言葉では伝えられない物であるからして、その辺に矛盾はあるんだけれども、直接説明出来ないからこそ間接的な体験などで示して欲しかったなぁと。
- 「大東亜」戦争を知っていますか(倉沢愛子):可
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- 通信プロトコルのしくみ(谷口功):優
- ネットワークのことを勉強しようと思って、3年位前に買っておいたもの。ようやく読んだ。イーサネットやTCP/IPのことも勉強になったけど、一番「へぇ」と思ったのはV.32bis・V.42・MNP・XMODEMだったり(専ら使ってたのはYMODEMかZMODEMだけど)。そっかそういう意味だったのかぁ、って。今更わかっても、こんなプロトコル二度と使わないけどな(^^;
#ITU-TってCCITTだったのか
- 手塚治虫の奇妙な資料(野口文雄):良
- 手塚漫画の、連載時と単行本(非常に多数のバージョンがある)時でどんな風に描き換え・描き足し・削除がなされたかを検証した本。手塚治虫は非常に精力的にこの作業を行っていたようで、新しい単行本・全集が出るたびに細かい或いは大幅な修正をしていたらしい。自分の作品を自分の納得の行く形にして残したい、という気持ちもわかるけど、そもそも連載時点で、一度世に出したものは二度と修正できないくらいの気持ちで描いて欲しいなぁという気もする。まぁ、手塚治虫の場合、かなり古い作品も復刻されたりとかで時代の変化にあわせた修正、という意味もあるのかもしれないけど。いろいろなバージョン違いがあるってのはコレクター泣かせだよねぇ。
- デュルケム自殺論(宮島喬):良
- 自殺論(デュルケム)の解説書。往々にしてこういった原典は難解な上にそれぞれの分野(この場合は社会学)の基礎知識が無いと読んでも理解できないことが多いので、こういう解説書から入るのも効率アップに有効なのではないかと。で、自殺に関して、個々の臨床的考察を避け、社会病理学的見地から考察するというのはなかなか新鮮で興味深いものがあった(この事自体は既に古典であって別に新鮮でも何でもないが、オレ個人にとっては新鮮だった)。特に自己本位的自殺・集団本位的自殺・宿命的自殺ってのは直感的にもわかりやすいが、アノミー的自殺ってのは言われないとなかなか気付かないかもしれない。とは言え、一番興味深かったのは結婚や離婚が自殺率に及ぼす影響の考察で、男子では結婚後は自殺率が減少し離婚後は増加するのに対し、女子では結婚はあまり影響せず、離婚後は寧ろ減少するというのが面白かったり。夫は妻に精神的に依存し、妻は夫に精神的には依存していないと言う事なんだろうか。デュルケムは男女における自殺率の違いについて、男子に関してはなかなか納得出来る考察をしているのに、女子は「精神生活が未成熟」「集合生活への参加度が低い」などと考察していて(「自殺論」の出版が19世紀末であることを考えると仕方ないのかもしれないが)、更に宮島もこれには問題がある・異論があると述べるだけで、自身の考察を述べたり異説を引用したりもしていないのがちょっと不満だった。
- 電車男(中野独人):優
- ゴメン、オレ電車男をみくびってた。どうせ、女の子とろくに話した事も無い毒男がネットのアドバイスを真に受けて女の子とつきあうor玉砕するってだけの話だろ?って思ってた。実際その通りだし、これがフィクションだったら「ケッ(゚听)ツマンネ」って思ってただろう。でも、小説やゲームみたいなレアなイベントも無く、ひたすらヘタレげな電車男が等身大で逆にリアルで良い(いやリアルなんだけど)。なんだかんだ言っても結局最後まで毒男な電車男萌え。自爆するとわかっていながらも応援せずには居られない毒男住人たち萌え。オレもかつて毒男だったから良くわかる。
- 東方文花帖(ZUN):優
- 東方シリーズ公式ファンブック。「文々。新聞」はテキストをZUNさんが書いてるだけあって、しっかり幻想郷のイメージ通りで素晴らしい(当たり前だが)。コミックの方はやや雰囲気を壊していると感じられる作品がいくつかあったのが残念。
- とらぶる・うぃんどうず(ふたばとしあき):優
- ようやくGet。POMとはいえ、「」の一人として買わない訳には行くまい。「OS擬人化のあゆみ」が非常に分かりやすくて良かったな。表紙や「にじうらのめどいさん」も、「」にはニヤリとなるネタが多くて「」らしいなぁと。
- 日本語の源流(佐藤美智代):良
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- 日本語のこころ(渡部昇一):良
- 「散りゆく桜の花びらが美しいから紀友則の歌に感銘を受けるのではなく、紀友則の歌を知っているからこそ、われわれには桜の散りゆく花びらが美しいのである。」と、国語というものを民族の継承する世界観であるとする切り口はかなり感銘を受けた。ただ、全5章のうち4・5章はかなり興味深く一気に読めたのに対して1〜3章はやや冗長で、且つ牽強付会の感が否めないのが難点かと。オレは読み始めた本は余程の事が無い限り最後まで読んで評価することにしてるけど、最初がつまらないとすぐに読むのをやめてしまう人も世の中には少なからず居る訳で、前半に訴求力が無いのはかなり損をしているのではないだろうか。
- 日本人はなぜ無宗教なのか(阿満利麿):良
- やや牽強付会な部分もあるが、表題であるところの疑問には一応の答えが用意されている。牽強付会というか論拠に乏しいというか、論理が飛躍している感が多少感じられるのは、新書の文章量に収めるために仕様がないのかもしれない。興味があれば、他の本も読めということか。
- ねじとねじ回し(ヴィトルト・リプチンスキ):良
- ねじとねじ回しの起源と発達の技術史。なんとなくタイトルに惹かれて買ってみた。内容はたしかにそれなりに面白かったけど、図表が少なくて、文章の説明だけではピンと来なかったのが惜しい。
- バカの壁(養老孟司):可
- 結局何が言いたいのか。言ってることの一つ一つはよくわかるけど、全体として何が言いたいのかオレにはよくわからんかった。一元論はいかん、ってことが言いたいんだったら、1章と最終章だけあればいいんじゃないの? この本かなり売れてるらしいけど、みんな内容しっかり理解できてるのかなぁ。
- ハプスブルク家(江村洋):良
- ウィーンに行くならハプスブルク家のことを勉強してから行った方が良いと、友人から言われたので行きの飛行機の中で読んで行った。中学社会以来、世界史を習ったことなくて以前から勉強したいと思ってたので良い機会ということで。ルドルフ1世からフランツ・ヨーゼフまで、きちんと時系列に沿って叙述しているし、文章もなかなか上手で非常に分かりやすかった。ただし、新書サイズの制約なのかもしれないけど、家系図と、当時の地図をもっと詳しく乗せて欲しかったな。ベネツィアとかマドリッドとかなら地図が無くてもわかるけど、バイエルンとかボヘミアとか言われてもさっぱりなので。
#つい、称号を「トライガ」と読んでしまったり、諸侯を「ヴォーダ」と読んでしまったりする(^^;
- 鼻行類 〜新しく発見された哺乳類の構造と生活〜(ハラルト・シュテュンプケ):優
- 1941年、日本軍収容所から脱走した一人の捕虜が漂着したハイアイアイ群島。そこで発見された、鼻で歩き、鼻で捕食する、独自の進化を遂げた14科189種にも及ぶ新たな哺乳類生物群。挙って研究が進められたが、原住民は数ヵ月後に、持ち込まれた流感にて全滅。群島自体も1957年の核実験で研究成果もろとも消滅した。これは幸運にもシュテュンプケがハイアイアイへ戻る直前に記した、数少ない研究記録である。
結構有名な本なので読んだことある人もいるだろうけど、オレも遅ればせながら漸く読んだ。オレが鼻行類を知ったのは[COMIC]ももえサイズ(結城心一) のシュテュンプケ博士からだったんだけど、それ以来ずっと読んでみたくて、でも売ってなくて、仕方ないのでamazonで注文して手に入れた。やぁ、しかし、これはすごい本だわ。ナゾベームとかランモドキなら兎も角、ハナススリハナアルキとかラッパハナアルキとかダンボハナアルキとか、普通考え付かないような進化の仕方をしていて、想像するだけで、なんだかオラわくわくしてきたぞ、って感じ。実物はもう生き残ってないけど、残ったイラストから起こしたフィギュアはこちら。
- ピタゴラ装置DVDブック vol.1:優
- ピタゴラスイッチの中のピタゴラ装置のDVDに解説本を付けた本。こういうマシン大好きだなぁ。特に好きなのは「さまよう紙コップ」と「磁石」。vol.2も出るので買うつもり。
- ふしぎの国のアリス(ルイス・キャロル):可
- 今まで読んだ事なかったので。一言で言って「ねじ式」という感じ。子供の頃に読めば面白かったのかもしれないけど、大人になってしまうとこの不条理な世界についていくのは結構大変なのかも。オレはねじ式は好きだし、不条理世界には耐性がある方だと思うけど、それでも受け入れ難いと感じるのは、はやり翻訳物だということが大きいのではないだろうか。海外のコメディなどでもそうだけど、どうしても言葉遊びや風刺系は言語や時代背景が変わると意味が伝わらなくなってしまうので。言霊を使うにはTPOが大事ということだ。
- ベストセラー本ゲーム化会議:可
- バトル・ロワイヤルのゲーム是非作って欲しい。FF11やってるところにハッキングして、いきなり先生が現れて「これから殺し合いを始めまーす。」って(^^;;
- 炎の言霊 vol.2&3:可
- vol.2はどうやら大分前に出たモノらしい。全然知らなかった。今回vol.3発売に当たって再版されたのだろうか。まぁ、どちらも面白い部分は殆どvol.1に取られてしまっている所為か、それ程面白くない。言霊も長いものが多いし。短い言霊で心に響くモノは島本和彦と言えどそう多くは無いと言う事か。
- 名画の医学(横田敏勝):可
- 古今の名画に描かれた疾患を、現代医学の目で診て解説するというコンセプトは面白いんだが、説明が専門的に過ぎる割に説明の為の図表などが少な過ぎて分かり難い。病気のメカニズムについてかなり詳しく分かっている人間でないと理解は困難だが、当然そんな人間には説明は必要でなく、理解していない人間には説明が不親切すぎて理解できない。対象読者をどの辺りの層に絞っているのか不明な一冊。
- 明治天皇を語る(ドナルド・キーン):良
- 歴史好きとして明治天皇の事は多少は知ってはいたけど、それはあくまでも業績など上辺だけの事。私生活等に関してはこの本で初めて知ったので、非常に面白かった。ただ新書というサイズの為かやはり少し物足りないので、同著者の[BOOK]明治天皇(上・下) も買ってみようか。
- 免疫革命(安保徹):可
- オレも、現代の西洋医学に限界があることは良く分かっているし、ところどころ治療法に疑問を持っている部分もあるので、この本で述べている内容は非常に共感できる。しかし、今までの民間療法・代替医療は、治ったという例を挙げるだけで科学的裏づけが為されていない、と著者自身が批判しているにも関わらず、この本でもやはり科学的裏づけは為されていない。民間療法などの説明ではA → Dという説明しか無かったのを、この本ではA → B → C → Dという仮説を立てているだけまだマシではあるが、「A」「B → C」「D」など、部分部分では科学的裏づけがあっても、それをつなぐ部分はあくまでも著者が想像した仮説に過ぎないのに、あたかもその部分まで科学的に証明されているように書く記述は如何なものか。きちんと、科学的に証明されている部分と、著者が想像で書いている部分をはっきり分けていれば、かなり良い本だと思うのだが。
#荷物になるので、ウィーンのホテルに捨ててきた(^^;
- 萌える英単語 もえたん:良
- すっごく今更だけど買ってみた。やっぱり基本は押さえておかなきゃ駄目かなぁと(何が?) ネタ的には殆どわかったつもり。ところで本当にこれで勉強してる受験生っているのか?
- やさしい漢方理論(喜多敏明):優
- 漢方の本はいくつか読んだけど、この本が一番判りやすかった。漢方はちょっと勉強すれば素人でも診断ができるし、薬も薬局で普通に売ってるので、医者以外でも勉強して損は無いと思う。保険なしで薬を買うと結構高いけど、病院受診して初診料やら診察料やらを取られるよりは安く上がるのでわ。正確な診断をするのは難しいけど、それに必要なのは知識よりもむしろ経験のような気がする。まぁ、緊急を要する疾患を素人が漢方で治そうとして、ひどくなってから病院に来る、というパターンは困るけどな(^^;
- ライトノベル☆めった斬り!(大森望・三村美依):可
- 大森望と三村美依の対談形式で話は進むんだけど、この手の対談形式って二人だけがひたすらマニアックな話題で盛り上がって納得して、そこまで深くない読者は置いてけぼりというパターンに陥りがちで、この本は正にそれ。ちゃんと著者が読者のことを考えていてくれたり、マニアじゃない人も含めた対談だったりするとまだ分かり易くなるんだけどね。しかもライトノベルの歴史、つまりライトノベルが現れる以前から話は始まるので、ラノベもラノベ以外も読むって人じゃないとまず楽しめない。オレもソノラマ・コバルトに始まり電撃・MFまで、かれこれ20年以上はラノベを読んでる人間だけど、それでもさっぱり付いて行けなくて全然楽しめない。妙に田中哲弥を絶賛してるので、そこだけ評価して「可」。
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