PHEIのPCとしては10代目、自作PCとしては5代目のマシンです。

それまで使っていたPCは、ちょっと変わっているとは言え所詮PC用のケースを使ったものだったので、今度はPCケースじゃないものにPCを入れてしまおう、というのが今回のコンセプトでした。

使用したケースはエポック社から出ているシルバニアファミリーシリーズのドールハウス「あかりの灯る大きなお家」です。子供用のおもちゃなのに(子供用のおもちゃだから、なのか)、思った以上に頑丈に出来ていて、加工は意外に大変でした。

完成した段階では単なる家に過ぎなかったのに、人形や小物を飾った途端、一気に可愛くなってしまい、圧倒されました(^^;

製作期間は約2週間、仕事の後でちびちび作っていた上、途中で風邪引いてダウンしたりしていたので、予想以上にかかってしまいました。
開けたところ。元々開けたり閉めたりして遊ぶおもちゃなので、開閉は非常に楽です。中身は大分減らしたのですが、これでもかなりギッシリです。左側2階部分は、3.5"HDDが一つ入っているだけなので、壁で区切ってディスプレイ空間としました。
マザーボードを固定した土台です。計画段階ではマザーは横に寝かせて固定する予定だったのですが、買ってみたら横には入らなかったので、急遽、この土台を自作して、縦に設置することに変更しました。3mm厚のアクリル板を曲げただけの簡単なつくりです。
側面と正面。側面壁にはDVDドライブの開口部、正面2階窓にはUSBポートがあります。
裏側。ケーブル類を通す穴は最低限のものしか開けていないので、意外なほどシンプルに仕上がっています。今後必要になったらその都度開けます(^^;
DVDドライブ開口部。鋸で切るときに曲がってしまったのを、ヤスリで削って真っ直ぐに修正したので、隙間が大きく広がってしまっています(^^;
2階ベランダ部分拡大。ゆりかご以外は、単なる飾りです。特に接着もしていないので、いつでも変更可能です。

ゆりかごの赤ちゃんが電源スイッチになっています。ただ、かなり強くギュ〜〜ッと押さないと電源が入りません(^^;

電源を入れると、2階の室内灯が灯ります。もともと「あかりの灯る大きなお家」ではあるのですが、PCの電源と連動させるのはちょっと苦労しました。