ogawa zukan / ベニズワイガニ |
![]() |
![]() |
![]() |
甲の後縁から走る2本の顆粒列は、後側縁で1本となる。甲の後面後方の傾斜はズワイカニより急である。体色は濃紅色、甲幅約170mmになる。 日本海、オホーツク海、銚子以北から北海道いたる太平洋岸に分布する。 生息水深は200〜2700mで、特に600〜2000mの水深帯に多い。 ベニズワイガニは主に缶詰製造に向けられるが、本州ではズワイガニの減少に伴い、ゆでて出荷されるものが多くなった。 ベニズワイガニは、肉ばかりでなく甲殻も利用されている。 本種の甲殻にはキチン質が 20〜30%も含まれ、キチンやキトサン製造の原料となる。 |