ogawa zukan / ヒメエゾボラ (通称=つぶ貝)

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himeezobora
 殻は小型で紡錘形をしており、頑丈で硬い。螺層は6層で、丸みを帯び、肩の部分が膨らんで、こぶ状になっている。
タータル海峡、沿海州、国後島、択捉島、北海道、津軽海峡 本州北部、朝鮮半島沿岸に分布する。
北海道では、エゾバイ科の巻き貝を「ツブ貝」と呼んで、 古くから漁業の対象としてきた。
ツブ類の漁獲は、主に魚肉などの餌で誘引するかご漁業で行われる。
殻に入った状態で焼いたものが炉端焼きや、屋台の店先で多く見られる。
この他に、おでんなど、なべ物の具として用いたりする。