ogawa zukan / マダラ

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体は頭部が大きく、腹部が肥大する。体色は淡灰褐色で腹側が淡く、背部から側面に多く の不安形の暗色斑紋がある。
全長1mに達する大型魚。
朝鮮半島周辺から北米カルフォルニア州サンタ モニカ湾までの、ほぼ北緯34度以北の北太平洋の大陸棚および大陸棚斜面水域に広く分布する。
マダラは北海道のどこでもとれるが、特に生育密度の高いサハリン、千島列島と接する海域で多く、季節的には12月〜3月の水揚げ量が1年の大半を占める。
肉は白身で淡白。水分が多く身は柔らかいが肉離れは良い。旬は冬。
たらちり鍋、三平汁、酒蒸し、コンブじめ、塩焼き、煮付け、でんぶ、たつ子(白子=卵巣)汁などにして食べる。
卵巣は塩漬けしてタラ子にする。珍味用の開きたらなどにも加工される。