ウェイポイント

ウェイポイントはcumulusでナビゲーションを補助するのに使われます。 タスクで使われると、ターンポイントとしても機能します。 ウェイポイントはKFLog/Embeddedと共有でき、 デスクトップPCのKFLogから、ウェイポイントを取り出すこともできます。 KFLogでは、より簡単に、ウェイポイント一覧を保守したり、 飛行場ファイルや他のタイプのファイルデータから ウェイポイントをインポートすることもできます。

ウェイポイントを選ぶには、Wを押して ウェイポイント画面へ移動します。 矢印キーか文字キーを使ってウェイポイントをハイライト表示し、 スペースキーを押して ハイライト表示されたウェイポイントを選択します。 ハイライト表示されたウェイポイントの情報を見るには、 Iボタンを使います。

ウェイポイントの情報画面は7秒で自動的にクローズします。 情報画面を開いたままにするには IK を押します。 クローズするには スペースキー またはセンターボタンを押します。

選択されているウェイポイントは、地図上では、 反転したラベルでハイライト表示されます。 ウェイポイントを選んだ後、地図上で見えることを確かめたい時には、 Vが使えます。

ウェイポイントの追加、編集、削除を行いたい時、 ウェイポイント一覧の上にあるアイコンを使って下さい。 飛行中にこれを行うことはお勧めできません! 新規又は編集アイコンを選ぶと、 ウェイポイントの各種プロパティの入力フィールドを持つダイアログが 表示されます。重要度というプロパティについては説明が必要でしょう。 地図表示がウェイポイントだらけになってしまうのを避けるため、 ズームアウトして縮尺を小さくする時、全ての縮尺で、 全てのウェイポイントが描かれるわけではありません。 どのウェイポイントが描かれるべきかを、 重要度を選択することにより、コントロールできます。 'high'(高い)を選べば、ウェイポイントは常に描かれます。 この重要度は自宅やその他の重要なサイトに設定するのがよいでしょう。 'normal'(普通)を選べば、ウェイポイントは、ズームアウトして 縮尺が小さくなりすぎていない、普通の縮尺の時描かれます。 'low'(低い)重要度のウェイポイントは、たっぷりズームインして 十分に縮尺が大きくなった時だけ描かれます。 選択されているウェイポイントは必ず表示されます。

いつでも、Rを押すと、 現在位置を記憶することができます。 現在位置の座標と高度を持った、WPHHMMSSという名前のウェイポイントが、 生成されます。名前のHHMMSSの部分は現在のUTC時間から取り出されます。 作られた新しいウェイポイントは地図表示に表示され、 他のウェイポイント同様、ウェイポイント画面で操作できます。

ウェイポイントはファイナルグライド計算でも使用できます。 cumulusでこの機能を使う時は、ウェイポイントの位置と標高が 正しく入力されていることを確認して下さい!