二〇〇三年九月二一日 涼風 輝 拝 |
(※註1)
この邦題もひどい。本来なら『社会言語学』とでも訳すべきところだが、まぁ訳が古い(1975年)のだから仕方あるまい。トラッドギル[Peter_Trudgill]はこの社会言語学という学問の創始者。大学の教養科目として受講した社会言語学のゼミナールでレポートを課され、私はいわゆる「皇室敬語」、皇室報道で乱発される「〜されました」「〜られました」の分析でレポート書いた。楽しかった。参考文献も『女性セブン』とかだし。どうでもいいか。 (※註2) 『ショアー』が学術研究や教育目的以外では販売されない、というこの状況も何とかならないもんだろうか。9時間の映像なんて、自宅に持ち帰らずしてどうやって見ろと? アポなしで研究室に突撃し「ショアー貸してください」とのたまう得体の知れない他学部の男子学生二人組に、快くビデオ4巻を貸し出してくだすったK先生。今でも感謝いたしております。 (※註3) 存在の不快や肉体の不快といった問題は、現在ではもはや当たり前すぎて、却って『嘔吐』が本来有するセンセーショナルさを失わせているのかもしれない、とそれこそももち麗子とか読みながらふと思う。なお詳細はこのサイトに掲載した私の小説『ゼリィ・フィッシュの憂鬱』を読んでいただけると……って、また宣伝かい。 |
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