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性能と飛行中のハンドリング
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Bionic 2, L サイズ 29平方メートル
はBionic
プロトタイプ
より高い性能特性を示している。
また新しい設計により、はるかにより広いスピードレンジという
特性も併せ持つ。
Bionic 2 の性能は以下の通り
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時速18キロから55キロのスピードレンジ
(Bionic プロトタイプは 18キロから51キロだった)
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最良滑空比は、時速37キロの時に9
(Bionic プロトタイプは 8.5だった)
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Bionic / proto x ,
glide ratio |
Bionic / Xeress |
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Bionic 2
は、
V字型 アーチ
と
最適なブレーク方式
により、ハンドリングが非常に良い。
Bionic 2
は
バンクの浅い非常に良好な旋回
が、
非常に良い沈下率
で可能である。
この旋回特性は実に
サーマルソアリングに有利
であり、サーマルのコアでの上昇を可能にする。
これはまた非常に弱い風の時のリッジソアリングにも有利だ。
次の図は、旋回時間と高度損失を最小にする
"Bionic 2" の旋回
を描いたものだ :
Bionic turn benefits |
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in thermals... |
Bionic / proto x,
in thermals |
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非常に革新的な発明である
中央の緊急降下ライン
は乱流から急いで逃げたり、危険な上昇気流から逃げるのに使え、
使用中も
充分な速度
を保てる。(良い滑空比も確保される)
この特別な機能は、古典的な「ビッグイヤー」(翼端折り)に比べても、
低い迎え角を維持でき、失速の危険がない。
(also allows to keep low AoA, far from stall angle ??)
Bionic pilots |
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飛行テスト結果
(Tests et essais pour homologation ??)
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最初のフライト安全性テストは最初のプロトタイプを使って、
de Pierre Naville
のサポートを得て、アヌシー湖で完了した。
次の包括的テストが、生産ライン投入前モデルの翼を使って進行中である。
テストは、Jean-Gabriel Thillardの手により、
以下の17の
ACPUL
テスト手順で行なわれる :
- 立ち上げと離陸(Inflate and take off) :
Bionic 2
の離陸は風の状況に関わりなく容易である
- 着陸(Landing) :
Bionic 2
の着陸ではいかなる特殊な曲技的操作も必要ない
- スピードレンジ(Speed variation) :
ブレークと附属操縦装置による飛行可能速度域は非常に広く、
18 〜 55 km/hに及ぶ
- 附属操縦装置(Accessories):
アクセルと中央の降下装置、全速度域で安全に使用できる
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失速しやすさと失速時の安定性(Stall sensitivity and stability) :
Bionic 2の
失速
は、非常に遅い速度域で起こり、通常飛行への回復は
15度以下の最小のオーバーシュート降下しか伴わない
(with a very low 15ー pitch down overshoot ??)
- コンスタントストールからの回復(Parachutal phase recovery) :
Bionic 2 は即時に回復する。
15度以下の最小のオーバーシュート降下しか伴わない
- Bストールをゆっくり戻した時の回復(B-stall slow recovery) :
即時
- Bストールを素早く戻した時の回復(B-stall fast recovery) :
即時
- 旋回時の挙動(Turn behaviour) :
Bionic 2 では
左右切り返しての360度ターンに、14秒以下しかかからない。
.
- ウィングオーバー(Wing over) :
45度のウィングオーバーで翼は潰れない。
即時通常滑空に戻る
- 360度フラットスピン(Flat spin 360ー) :
1/4周旋回した後通常滑空に戻る.
重要 : スピンを維持する操作をした場合、
スピンの速度は増加せず、Bionic 2は半回転後
代わりにスピンが停止する
(spin speed does not increase, Bionic 2 spins half-turn
and stop alternance ??)
- ゆっくり入れた90度フラットスピン(Slow 90ー flat spin) :
即時に通常滑空に戻る
- 素早く入れた90度フラットスピン(Slow 90ー flat spin) :
即時に通常滑空に戻る
- 非対称翼潰し(Asymetrical collapse) :
3秒で通常滑空に戻り、
3 s flight recovery,
ピッチダウンは15度以下、
方向転回は90度以下
- 前縁潰し(Fermeture frontale ??) :
回復操作なし(sans action du pilote ??)
で、即時に通常滑空に戻る(retour en vol immediat ??)
- 360度旋回からの回復(360ー turn recovery) :
回復操作なし
で、180度で通常滑空に戻る
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50%翼を潰した360度旋回からの回復
(360ー turn recovery, 50% collapse) :
回復操作なし
で、360度で通常滑空に戻る

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