書評



最近読んだ本に対する、書評なんかを書いてみました。
大学での専攻が文学ではなく政治哲学なので、一般的な文芸批評とはかなり違った切り口から アプローチできると思います。できるといいなぁ。

「暴力の連鎖を今度こそ断ち切るために」
南京戦――閉ざされた記憶を尋ねて(松岡環編著、社会評論社)
「正直なところを言えば、AIRで泣くようなオナニー野郎とお近づきになりたくはないのだけれど」
動物化するポストモダン――オタクから見た日本社会(東浩紀著、講談社現代新書)
「王様は裸だ、と叫び出すことのできない哀れな大人たちのために」
あらゆる場所に花束が……(中原昌也著、新潮社)
「『政治的に正しいビルドゥングス・ロマン』としての少女漫画」
天使禁猟区(由貴香織里、白泉社)
「宮台センセイ、この坊やも救っちゃってください」
どこにでもある場所とどこにもいないわたし(村上龍、文藝春秋)
「『新青春エンタ』は21世紀の『水戸黄門』か?」
クビシメロマンチスト〜人間失格・零崎人識(西尾維新、講談社ノベルス)
「声に出して読みたい『天才』平野啓一郎」
日蝕(平野啓一郎、新潮社)
「近代小説の終わりとハルキ・ムラカミ・ワンダーランド」
海辺のカフカ(村上春樹、新潮社)